“全麹”の富貴な“麦香甘露”・・・「いいちこ日田全麹」
今年も残すところ2週間を切りましたねェ~・・・オヤジの忘年会も残すところあと一回となって・・・年を締めくくる“飲み会”にしたいのですが、はてさて・・・?

c0001578_9413686.jpg毎年ですが・・・“忘年会”となると女房殿に面倒をかけるオヤジですので・・・今年は“午前様戒厳令”が布かれてしまいました・・・(笑)。

ですから、この土曜日(20日)は・・・おとなしく我が家で過ごしていたので・・・それらしい“酒肴”を戴けました・・・。

女房殿のオリジナル“煮込み骨付き豚”・・・酢と醤油に生姜と長葱でコトコト煮込んで・・・砂糖と料理酒で味を整えた“和風スペアリブ”ですな・・・。

いつもはオヤジの“定席”となっている食卓席側で“年賀状”の下絵を夢中で作ってる女房殿にブツブツ言われながらも・・・オヤジは晩酌に“傾酎”します・・・(爆)。

さぁ、その晩酌銘柄は・・・先月から“坂本冬美”の歌声“CM”で一番気になっていた“大御所”三和酒類さんの新作・・・一大ブランド「いいちこ」の名も冠し、敢えて“日田蒸留所”の存在を誇示した“全麹仕込み”の逸品・・・『いいちこ日田全麹』・・・。

この福与かな甘き香り・・・湯呑に注ぐ時にも豊かに香る“麹甘い”芳ばしさ・・・決して“ビター”な“ガツン系”を“追随”していないことが明瞭な“酒質設計”だと期待させます・・・オヤジは勝手に湯4:酎6の“お湯割り”にしましたが・・・口元に近づけても湯気まで和らぐ芳しさ・・・。

一口含んで・・・鼻腔と口中に浸潤する麹由来の富貴な甘旨みとアルコールに伴って拡散する苦芳ばしさの口あたりと複雑に交錯する辛口な喉ごしの主張・・・実に“味のある”焼酎です・・・。

風味の余韻という意味では、甘露な香味が・・・飲み応えという意味では、辛口な残響が・・・如何にも“全麹”に“傾酎”したオリジンな旨さ・・・味わいをどこまでも“独特”に設計しているところからすると・・・“ガツン濃厚タイプ”ではなく“リッチ特旨タイプ”と呼びたくなる感じ・・・。

“全麹”の富貴な“麦香甘露”・・・この味わいに秘めた“思想”に「いいちこ」らしい“酒質キャラクター”が見え隠れするようで・・・またまた、楽しめる“麦焼酎”の味わいが広がったと・・・悦ばしく思えるのであります・・・。

■「いいちこ 日田 全麹」(三和酒類:宇佐市/不明:大麦麹)25度・・・リッチ特旨タイプ
 発ち放つ麹香ばしい甘みの芳しさと鼻腔と口中に浸潤する柔らかくも富貴な甘旨さに舌上でホロ苦く辛口なアルコール感も入り組んだ艶やかな特旨タイプ。全麹由来の豊かな香味に残響と余韻をも支配する旨口なアルコール風味に歓喜する優品。

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c0001578_9415547.jpg甘辛く九州らしい旨味醤油で味付けを整えた“煮込み骨付き豚”・・・味噌煮込みで仕上げる鹿児島の郷土料理“豚骨”とは全く違いますよ・・・。どちらかというと・・・“スペアリブ”の和風“角煮”ってところでしょうか・・・。

しかし・・・下煮込み時の“お酢”が隠し味で効いている分・・・骨まで柔らかく、軟骨部分もコリコリと食べちゃえるほどですから・・・醤油の濃い甘辛さがさっぱりと味わえる肉質でした・・・。

“和からし”でも好いですが・・・“柚子こしょう”も試してみたかったですね・・・。

c0001578_942785.jpg晩酌で味わったオヤジの想うところ・・・この“酒質設計”は、あの“日田蒸留所”で造られる「全麹 減圧蒸留」の“Sharp Sweetly & Dry”と・・・「全麹 常圧蒸留」の“Barley Aromatic & Rich ”が・・・互いに調和している味わいのような気がします・・・。

つまり・・・その両“原酒”の特徴を引き出すことに傾注した“ブレンデッド全麹”ではないかと・・・。

そう想いながら・・・“いいちこ”であり、“日田”であり、“全麹”であると・・・三和酒類さんが、自信を持って世に問うた“新たな味わい”を愉しんでみます・・・。
by project-beppin | 2008-12-21 10:06 | 大分麦焼酎 | Comments(6)
Commented by 立ち呑みHAKUDOU at 2008-12-21 15:28 x
おお、天下の大道の「いいちこ」の深みバージョン。
アテと酒の全てのバランスが絶妙。まさに
「名画」を味わう高尚な感覚になりますねえ。
Commented by 酎州大分 at 2008-12-22 02:31 x
HAKUDOU師匠・・・この「日田 全麹」・・・これまでの「いいちこ」で培ったが酒質設計が進化したのか、深化したのか、新化したのか・・・はたまた、味わいを芯化したのか・・・実に“全麹”を余すところなく“常減ブレンデッド”という風味です・・・。

“日常の焼酎”になるには・・・この“独特”を定着させて“当り前”に変わるような“歳月”を重ねなければならないでしょうが・・・。

アテの“煮込み骨付き豚”との相性もまずまず・・・この“リッチ濃旨タイプ”は和風の肉料理やさつま揚げのようなものには相性好いんじゃないでしょうか・・・。
Commented by 同期のチューバ at 2008-12-22 14:26 x
いつもながらの酎州さんの卓越した表現力
(前の記事のラーメンの説明でも如何なく発揮されていましたが)
年末年始の買出しに行く時期になりましたが
酒コーナーで「日田 全麹」のラベルを見つけたら誘惑に勝てないことでしょう(笑)
Commented by syotikure at 2008-12-23 00:52
美味しそうな絵柄に、私も今しがた、ついついツマミを買いに走ってしまいました・・・・(笑。

今宵は焼酎ではなく、岩手県遠野産ホップを使用した「一番搾りとれたてホップ」・・・・。
急遽そろえたツマミは、いつものチーカマとバタピー・・・・(笑。
「琥珀エビス」とこの「とれたてホップ」は、晩秋から歳末にかけてのちょっとした楽しみです。

この「日田 全麹」、店頭でよく見かけるようになってきましたね。
以前、臼杵の酒屋さんに、地元での常圧麦の評判をうかがったところ、
「私だけじゃないと思いますが、麦焼酎と言ったら大手の減圧モノの味の印象が強くて、常圧麦は、正直苦手です(笑。
逆に、普段芋焼酎に馴染んでいる人の方が、常圧麦を受け入れやすいかも知れませんね・・・・。」
という返事が帰ってきました。
「安くて意外に飲める」甲乙混和に走りがちなこのご時勢、メジャーメーカーのブレンド一つが、一般ショチクレの好みに影響を与えるかも知れませんね・・・・。
Commented by 酎州大分 at 2008-12-23 19:58 x
同期のチューバさん・・・皆さんに・・・少しでも、味わいの雰囲気をお伝えしたいのですが・・・“ボキャ貧”をどうカバーするか?で苦労しています・・・(爆)。

今のところ・・・この「日田 全麹」・・・九州地域と関東4県の先行販売だそうです・・・。
Commented by 酎州大分 at 2008-12-23 20:31 x
ショチクレさん・・・お騒がせしております・・・私も日頃は“柿ピー”です・・・(笑)。

私も“麦焼酎”の“先入観”というものからすると・・・その“先入観”あってこその“異端”な風味の驚きで“ガツン系”が持て囃されているという方もいらっしゃいますから・・・“日常の「麦」焼酎”に最も遠い“焼酎”が香ばしい“ガツン系”ですよね・・・。
よって・・・仰るとおり常飲“芋焼酎”者からの“移好”があるか?が・・・“試金石”でしょう・・・安さという意味ではこの“全麹”は勝負どころの価格で勝負しています・・・味のある“麦焼酎”を「安くて意外に飲める」とする嗜好にはうってつけだと思いますが・・・今年、もっとも“挑戦”した風味だと思います・・・。
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