“にいな”に“柔醇無比”な旨さ・・・「ホワイト ムテキ」
“HAKUDOU検地”と題して5月の“雨月研修”の旧宇目町“巡行”をお届けしてきましたが・・・そろそろ、“エピローグ”・・・。その間に飲んでいたのが・・・この“焼酎”と“清酒”です・・・。

c0001578_15551288.jpgこれは5月30日(土)の夕食・・・“寿司が食べたい”と言った女房殿のリクエストに応えて・・・いつもの“金太郎 寿司”とは違う寿司処を思案して・・・“くるくる寿司 亀正(かめまさ)”で“テイクアウト”・・・。

“寿司”だけでも好いのですが・・・スーパーに寄って日用品やお菓子等の買物も頼まれてたオヤジは・・・久々に“旬”の貝を見つけて1パック買って帰りました・・・。

♪ 小銭 あれば ひとつ買う “にいな”ぁ~ ♪ (沢田研二:追憶・・・の替歌)

最近では珍しくなりましたが・・・粒の揃った磯の巻貝“にいな”・・・初夏はこれに限る!という方もいるぐらい“大分”では・・・庶民的な“巻貝”です・・・。もちろん、オヤジが自ら厨房に入り・・・ちょちょっと“塩茹で”にして食卓で“アテ”としました・・・。

で・・・とっておきの“晩酌焼酎”は・・・日焼けしたラベルの“褪色”に年代を感じる瓶“古酒”の風貌が見事な“麦”焼酎・・・あの本匠の酒屋さんで偶然発見した“一期一会”の一升瓶・・・“小野富酒造”の20°『ホワイト ムテキ』・・・。

“巡行”から戻り、自宅でこの一升瓶を開封して・・・初めの一杯を“生”で飲んだ時・・・柔らかな芳味に馴染む“円熟”した優しい味わい・・・スムースな“常圧”らしさを口中で転がしても余裕の旨味が見事・・・実にソフトな口あたりで甘みも秘めている飲み心地に感動すら覚えました・・・。

ですから“生”で呷るのが最も旨い味わい方で好いのですが・・・この日は8:2ぐらいに“白湯”で“水割り”・・・。

じんわりと沁み入るような柔軟な麦の香ばしさ・・・伸びても崩れない旨味が優しい口あたりで・・・スイスイいただきました・・・。

この風味は“芳醇無比”というよく使われる“四字熟語”とは一線を画し・・・“柔醇無比”・・・あの「喜納屋」や「白藤」と似て非なるところがなんとも心地よく・・・“狂乱”ブーム以前の平穏な“麦”の“常圧”「ホワイト ムテキ」・・・“ステキ”な“ムテキ”です・・・。

■ 「ホワイト ムテキ」(小野富酒造:佐伯市/常圧:麦・麦麹)20度・・・スムース旨口タイプ
 柔らかな芳香と口中を円く転がるような心地よい含み香に優しく響く麦の旨みが重なる旨口タイプ。マイルドな口あたりの風味と沁み込むような喉ごしの余韻を堪能できるスムースな飲み口の秀品。

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c0001578_21455481.jpg塩茹での“にいな”・・・。売ってる時は赤く見える海藻が茹でると緑になるんです・・・。

茹で立ての温かいうちが抜群に旨いんですよ・・・根気よく殻蓋の裏の貝身を楊枝で刺して巻貝の方を回すように貝身を取り出すのがコツです・・・。

♪ 何もつけぇず 茹であげた貝を~
  突いてぇ 剥きあぁったぁ
   おまえの肌ぁ~
 “にいな”ぁ
  素顔がぁきれいだぁ~ ♪

c0001578_21462050.jpgきれいに取り出せるのが・・・鮮度が良い証拠・・・滋味な身は旨味もしっかりと味わい深く・・・腸(ワタ)の部分も、全く苦くないんですよ・・・めっちゃ!旨っ・・・。

♪ おっぉ~お~ “にいな”ぁ~  もし今ぁならぁ~ 
  おまえを“にが!”っとは
   言わせぇたぁくぅなぁいぃ~
  嗚呼~ “にいな”ぁ~ ♪

一般には・・・“にいな”か“にな”が通称の貝ですが・・・貝名は“バテイラ”とのこと・・・きれいな磯の潮溜りが多い大分では・・・“亀の手”同様・・・庶民の“アテ”です・・・。

c0001578_21463986.jpg柔らかい焼酎「ホワイト ムテキ」は・・・“アテ”に“にいな”や“寿司”も難なくこなしてくれます・・・。

誰もが知る人気も評判も高い寿司店がこの“くるくる寿司 亀正”・・・“テイクアウト”できるネタに・・・“アジのたたき”や“ハゲの肝和え”という軍艦巻きがあって・・・これが、ちょっとアレンジした旨い寿司なんです・・・。

もちろん地モノ魚の“にぎり”系も旨いですし・・・“シャコ”や“イワシ”も・・・。

c0001578_21465810.jpgこれが・・・まぁ、この店のイチオシ品ではないでしょうか・・・“ハゲの肝和え”・・・淡白な白身のプリプリ感を肝の旨味で包んだ食感が・・・絶品!・・・。


c0001578_21471422.jpgで・・・こちらは地モノでも“旬”の“シャコ”・・・。

ウチワエビ”なんかに比べれば・・・少し“水っぽい甘塩”の淡白な身の印象がありますが・・・なかなかどうして・・・この時期の“シャコ”は身質も味も引き締まってますね・・・。


c0001578_21473038.jpgさて・・・麦焼酎のアテとした“にいな”=“バテイラ”から始まった“晩酌”も・・・寿司の“バッテラ”で“〆”とします・・・(笑)。

こういう酢の利いた寿司には、“清酒”をと・・・師匠から頂戴した中甘口の“純米酒”・・・そう“在りし日”の熊本の老舗“美少年酒造”の“RKK 販促 バージョン”を“ひや”で・・・。

ラジオのパーソナリティーが歌う「火の国 よかばい音頭」のラベルです・・・。
by project-beppin | 2009-06-13 15:56 | 大分麦焼酎 | Comments(12)
Commented by 同期のチューバ at 2009-06-14 21:25 x
お久しぶりです
ニイナ貝、いいですね
中国地方各県でも「ニイナ」の呼ぶようです

昔、広島の繁華街のスタンドなどで
ママさんがよく茹でたニイナを出してくれていました
爪楊枝では折れるので
取り出しやすいようにマチ針をつけて

昔はどこのママさんも
そんなちょっとした優しさ心遣いを感じたものです

惚れてまうやないかー!
Commented by 立ち呑みHAKUDOU at 2009-06-14 22:26 x
おやおや。先客は同期のチューバさん。
「にいな」ですか。佐伯は「にな」です。
素朴で磯の香り。取りに行かなくても、たまに
魚屋や地場スーパーで買えますねえ。

関西では取れないし買えません。

それにしても酎州大分さん、貝を取り出すのが旨いですねえ。

「ホワイトムテキ」佐伯のバラックに封を切らずあります
今度の雨月で。呑みましょう。
Commented by 笹 一角 at 2009-06-15 07:32 x
酎州大分さん、ご無沙汰しております。
「にいな」。 呼び方に古雅が漂っていますね。関東ではシッタカの名で通っているこの貝、磯の香りが高くて実にうまいですよね。それから、2006年5月に紹介されているカメノテは、残念、まだ未体験です。
「吸い付くように噛みとって・・・噛みしめれば・・・美味、ビバ!・・・。味わいは・・・塩味が利いた“磯潮の香”に・・・“烏賊”のような食感で“蟹身”のような旨味です・・・見た目は、小さい貝身ですが・・・噛んでも噛んでも味わいが濃い旨さ」。この念入りな説明は、わたしの味覚中枢をごりごり責める拷問ですな。にいなといい、カメノテといい、た、た、たまらん。すぐさま築地の市場に駆け出したくなります。
Commented by 神戸のおいさん at 2009-06-15 10:41 x
帰分したら、ニイナをアテにホワイトムテキを飲む、キブン!
あと6日間の我慢です。
Commented by 呑太郎 at 2009-06-15 12:00 x
ニイナの替え唄がすばらしい!
Commented by 酎州大分 at 2009-06-15 23:39 x
同期のチューバさん・・・“バテイラ”なんて聞いても情景が思い浮かびませんよね・・・磯辺に立ち遊んだ頃の磯の思い出を持つ方々には忘れかけてる日常にあった“食文化”・・・無意識の呼称“にいな”でなければ、思い出せない“情景”が誰しもあるんでしょう・・・。

広島の“スタンド嬢”のママさん・・・“にいな”に重なって思い返す“スタンド情”・・・“乾きモノ”や“フルーツ”ではなく・・・店を開ける前にささっと茹でた“にいな”の方が“人情味”がありますもんね・・・。

それに、心遣いを重ねる“情け”となる“マチ針”とは・・・他の常連客にも同じことをしてるんですが・・・何故か、その“深情け”という風に客の方が“情に溺れ”ちゃうんでしょう・・・(笑)。

私の場合・・・「惚れた、腫れたは、宵(酔い)のうち」・・・と、色街のママさんにあしらわれるんです・・・(爆)・・・。
Commented by 酎州大分 at 2009-06-15 23:57 x
師匠・・・そうなんです、“にな”か“にいな”・・・(別府の)人によっては、“にな”と言えば“川蜷(かわにな)”を指すという場合があるとかで・・・別府の地スーパーでは“にいな”というのが売り手も買い手も一般的な呼称であり表示です・・・。処変われば、“にな”が優勢と言うことはよく聞きます・・・。

師匠もご存知のとおり・・・冷めてしまうと、貝の腸(わた)尻尾が切れることがあって、何となく勿体無く失敗したという欲求不満が残るんですが・・・茹でたての鮮度がよいときれいにとれますね・・・。これが“自茹で”の旨さをさらに高めているんでしょう・・・気分よく飲めますし、旨さもうどんと一緒で“茹で立て”に勝るものなし・・・です・・・。

「ホワイト ムテキ」・・・小野富の麦焼酎“豊後むぎ”のラベル換えか?それとも当時のオリジナル蒸留か・・・この“ムテキ”のフォントがその時代背景を物語っているようです・・・。宮崎にも“ホワイト リカー 日南娘”があるように・・・“ホワイト革命”と呼ばれた過去の情勢が、何か関連していそうだと・・・時代考証を想い量っています・・・。
是非、次回の雨月で皆さんと共に飲んでみたいですね・・・。
Commented by 酎州大分 at 2009-06-16 01:16 x
笹さん・・・私には“焼き蚕豆”と球磨焼酎「くま川下り」が心を動かし・・・“胃”の“動揺”を誘います・・・(笑)。

関東では“シッタカ”なんですね・・・と、“シッタカ振り”してみます・・・(爆)。

“にいな”と“亀の手”・・・一昔前は、漁業権なんで云わなくとも、当たり前に磯辺で採っていた貝類なんですが・・・実は、疑いなく自然を受け入れることができたきれいな海の“贈り物”食材だったんだと・・・見かけなくなって、改めてその“磯の香り”高い旨さに感銘を受けたりします・・・。

築地で見かけるのではなく・・・昔のように、磯辺で遊びながら採って食べることができるようになれば・・・我々の子供達にも、この念入りな説明が無意味なものになるんですが・・・もうしばらくは、拷問の責めを負います・・・。

何処にでもあったずの自然から戴く日常の“食”・・・もう一度、何処でも採れて食べることができる“食”に帰すことができれば・・・いいのですが・・・。

Commented by 酎州大分 at 2009-06-17 01:48 x
神戸のおいさん・・・“帰分したら・・・”と膨らむ期待・・・羨ましい限りですが、期待が過剰になり過ぎないよう、ご自制、ご自愛のほど・・・。

いずれにしても・・・ホント“帰分”を“気分”よくお楽しみいただきたく存じます・・・。
Commented by 酎州大分 at 2009-06-17 01:53 x
呑太郎さん・・・お世辞にも一言コメントいただけて光栄です・・・ありがとうございます・・・。

“替え歌”・・・実は、上出来とまでは行かないまでも・・・なんとか、ここまで当て込むように歌詞を考える“生み”の苦しみが・・・楽しかったりします・・・。

今度、ミタラったら・・・思い出す範囲で、歌ってみましょうかね・・・(笑)。
Commented by 神戸のおいさん at 2009-06-17 19:30 x
酎州大分さん
この度は、手作り麦焼酎 『長州蒸留蔵 久保』、の試飲評価を頂き、
ありがとうございます。
酎州大分さんらしい、焼酎に精通された的確なる批評、改めて感服いたしました。
すこし下駄を履かして頂いたのか、良いとこずくめの様な・・・感を受けましたが・・・。
でも、わたくしも試飲して、全体的にレベルの高い、しっかりとした麦焼酎とみました。
さっそく、蔵元に報告いたします、関係者の方々、喜ばれると思います。
この評価を元に、さらにいい酒を造って頂きたいものです、
大分の麦焼酎のレベルは全国一と、郷土の出身者として神戸でも自慢しています。

今回の試飲評価に関して、ご尽力頂きました。
HAKUDOU師匠、まだお会いしたことはありませんが、宮崎「ショチクレ」さん、
この場をお借りして、お礼申し上げます、ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。

酎州大分さん、この20日~27日まで、帰分しますが、
御手洗酒店でお会い出来れば、嬉しいのですが。




Commented by 酎州大分 at 2009-06-17 23:13 x
神戸のおいさん・・・御蔵の御関係者なんですか?

ありがたいお言葉ではありますが・・・感謝されるのは御門違いといいますかぁ・・・お褒め戴きたくて飲んだのではありませんよ・・・(笑)。

いやぁ~・・・下駄も何も、利害や損得でやってることではないことだけはご理解下さい・・・。たかが、一本程度かって飲んだ輩が・・・“蔵の為”にとかいう、ある意味“傲慢な”姿勢など“微塵”もございませんので・・・過剰なご配慮はご無用でお願いします・・・。

それよりも・・・神戸のおいさんの仰っていた“全麹麦 『久保』”ってのが、気になっていまして・・・こちらも、追々、何処かで出会って“一期一会”を愉しみます・・・。

御手洗酒店・・・伺いたいんですが・・・今のところ・・・難しいかも・・・(お許し下さい・・・m(_ _)m)・・・。
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