出張紀行(番外編)/博多駅コンコースで・・・“壱岐七蔵”に出会う
22日(土)の帰路・・・“博多駅コンコース”では・・・「壱岐観光物産展」が開催されていました・・・。

出張紀行(番外編)/博多駅コンコースで・・・“壱岐七蔵”に出会う_c0001578_22445690.jpg青地に・・・“壱州鬼凧”(いしゅうおんだこ)絵柄・・・揃いの半被(はっぴ)で・・・「ハイ、どうぞ~、いらっしゃーぃ」と呼び込みの声もかかって・・・黒山の人だかり・・・。

そりゃ~・・・知らぬ顔で“味過ごす”ことなど出来ません・・・(笑)。
当然・・・吸い寄せられるように・・・壱岐焼酎のコーナーへ・・・。
“壱岐の七蔵”・・・天の川、壱岐の華、玄海、猿川伊豆、重家、山の守、壱岐焼酎協業・・・“息”のあった呼び込みで・・・試飲販売会場も盛況です・・・。

混み合う中で、試飲したのは・・・壱岐焼酎協業さんの「常圧蒸留 大祖」・・・ウェットな甘旨さと香ばしさが円く・・・柔らかなホロ苦み・・・ほぅぉ~、旨い・・・。

何しろ・・・米麹1/3、大麦2/3という壱岐伝統の風味は・・・米麹の甘旨さが重なり醸す味わい深さ・・・他にもいろいろ飲んでみたかったのですが・・・他のお客さんも多いので・・・なかなか、クイクイとは・・・ありつけませんでした・・・(笑)。
販売品の中で・・・唯一のワンカップ・・・「雪洲」を手にとって・・・
 私 「これ減圧?」・・・と不躾な質問・・・。
 担当の方 「お客さん!詳しいですね・・・こういう場で販売する時は専門用語はあまり使わないんですよ~・・・」
 私 「そりゃ~、大分じゃもん・・・(笑)。壱岐で蔵見学観光に行ったときは、“大分の減圧と違って旨さがあるでしょ”って言ってたよ。」
 担当の方 「大分ですかぁ~・・・私ら(壱岐)とは濾過法も違いますからね~」
・・・と・・・互いに自信を持ってますから・・・これで良いんです・・・(笑)。

それにしても・・・“壱岐の七蔵”の味わいが一堂に・・・試飲できるというのは・・・ありがたいことです・・・。

“豊後の蔵”も・・・がんばりましょうね・・・。




出張紀行(番外編)/博多駅コンコースで・・・“壱岐七蔵”に出会う_c0001578_22451441.jpg“壱岐市”になって・・・島の振興にも一致団結して取り組む感じ・・・壱岐の持つ魅力の“海産物”や“農産物”、“加工食品”や“伝統産品”も一緒になって・・・“地モノの風土”が・・・伝わってきます・・・。


出張紀行(番外編)/博多駅コンコースで・・・“壱岐七蔵”に出会う_c0001578_22453190.jpg帰路の電車の中・・・試飲しながらいただいたパンフレットを捲りながら・・・“ボルドー”などの“地理的表示”の産地指定を受けた「壱岐焼酎」を“フラグシップ”にして・・・ブランド認知力を高めようとする戦略・・・読み取れますね・・・。
こういう・・・“産地集積のメリット”を共有して・・・展開する戦略は・・・豊後の蔵の間でもありますかね・・・?
100年後は・・・『二豊焼酎』という麦・麦麹の伝統製法焼酎が・・・産地指定を受けるようになってもらいたいのですがねぇ・・・私としては・・・。
by project-beppin | 2005-10-25 22:48 | 焼酎文化考
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