竹のお話:その4・・・竹編組の魅力
別府という温泉観光地が築き上げたもうひとつの文化・・・竹編組の

c0001578_1484582.jpg私も女房殿も・・・“竹を編む”という手の技の造形美を・・・すばらしく魅力的だと思っていて・・・我が家の暮らしの道具としても・・・よく使っています・・・。
先日、女房殿とともに・・・“竹のデザインコンペ”をしていると聞いて・・・別府市の「竹細工伝統産業会館」に行ってきました・・・。

単純に“竹細工=伝統工芸”という概念で捉えてしまうと・・・苔生すような“侘び寂び”と思いがちですが・・・大間違いでした・・・(笑)。

竹のアーチを潜りながら、展示場に入れば・・・先ず、“バンブー・ハット”という戦後に製作された竹編みの帽子があります・・・。当時としては、モダンな帽子だったようで・・・ヒット商品であったと解説されていました・・・。今でも・・・デザイン的にちょっとアレンジすれば・・・通用するんじゃないかなぁ・・・。

他にも・・・日本の竹がフィラメントとして採用されたことで知られている“エジソンの発明した世界初の白熱電球”などもあって・・・なかなか興味深いです。

“竹のデザインコンペ”・・・全国から応募した竹製品製作者やデザイナー、学生などが・・・製作品とデザイン・コンセプトを競っていました・・・。

竹を編んで組み上げる“竹編組”(たけへんそ)・・・やっぱり、全国的に見ても断然、別府のクラフトマンたちが優れていたのは・・・その技法の優秀さと造形のバリエーション・・・。

幾何学的なリズムをもつ編組模様や・・・ランダムに編まれた感性的な造形美・・・編みを変化させて、ねじれた空間を印象づける立体感覚・・・薄くした竹編み籤(ひご)の重なりを透過する光・・・編み目の隙間から漏れる光によって、壁に映し出されたモアレのような影・・・などなど・・・。

竹という素材を・・・編組という行為で・・・造形美に昇華する・・・。これも・・・風土の醸す・・・ものづくりの魅力ですね・・・。




c0001578_149185.jpg■幾何学的なパターンの壁掛け花生け

c0001578_1491372.jpg■ランダムなパターンの球体オブジェ

c0001578_1493539.jpg■編み目を捻じれさせた置ランプ

c0001578_1495493.jpg■編み目を透過する光のランプシェード

c0001578_150950.jpg■編み目から漏れた光が壁面に映し出すモアレ

c0001578_1502369.jpg■竹のアーチ
by project-beppin | 2005-12-02 01:44 | 大分の風土・行楽 | Comments(4)
Commented by ゆう at 2005-12-02 23:06 x
こんばんは。↓相変わらずの旨さの表現、私も食べた事が
有るかのような気がしてきます!

別府の竹細工は見事ですね。数年前別府の竹細工の
女性のバッグがテレビで取り上げられていたのを思い出します。
とても繊細で使いやすいそうな。・・でも超庶民の私には
縁の無い高い品物でした~(^_^;)
Commented by icicle_popsicle at 2005-12-03 04:42
キレイ~!!漏れた光がなんとも言えないですね。
モダンなデザインでもどこか温かみがあるし*
随分昔に簡単なカゴを編ませてもらったことがあるのを思い出しました:)確か夏休みの作品として学校に持って行ったはず(笑)。
うちには別府で買った竹の宝船がテレビの上に乗っかってます。夫のお気に入りなんですよー(笑)。
Commented by 酎州大分 at 2005-12-03 10:43 x
ゆうさん・・・N.Y.ティファニーのデザイナーともコラボしたパーティーポシェットもあります・・・別府の竹細工もグローバル・スタンダードにハイエンドなモノづくりが始まっていますよね。

庶民の手の届く範囲で・・・竹の道具・・・我が家は盛り籠、菓子楊子などなど・・・高額品でなくとも・・・別府や湯布院で出会えますよ・・・きっと・・・。
Commented by 酎州大分 at 2005-12-03 10:49 x
まぐさん・・・そうみたいですね・・・伝産会館でも小学生達や一般の団体のための簡単な竹細工体験キットがありましたし・・・編むって簡単そうでなかなか出来ませんもんね・・・。

別府の竹製品・・・お土産品には中国産のものも多くなっているようですが・・・クラフトマンは・・・確かな技能と造形力で・・・存在しているところが・・・嬉しいんですよ。

そのうち、L.A.で・・・別府の竹工芸アーティストが実演するかも・・・(笑)。
ご主人様に・・・たぶん、これらの製作品は“Good job!”と言ってもらえる造形美だよ・・・。
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