“こんぴら詣り”の初食(はつじき)・・・“初釜うどん”と「金陵」
参道の全てが“こんぴら大権現テーマパーク”・・・そんな感じの“庶民信仰”が息づく初詣を済ませると・・・表参道の“うどん屋”が賑わっています・・・。

c0001578_13255914.jpgやはり、讃岐の国ですね・・・“年越しそば”より“初釜うどん”に人だかり・・・。なるほど・・・そりゃ~、いただかないと・・・。

小腹もすいていたので・・・“セルフうどん”のフルコースを・・・うどん、天ぷら、きつねずし・・・。
そして・・・湯せんされていた“金刀比羅宮 御神酒”の清酒「金陵 佳撰」ワンカップ

席について“ちくわ天”にかじりつき・・・この熱めのぬる燗カップを“グビッ”と・・・湯せん時は、上燗だったんでしょうが冷めかけて丁度いい“ぬる燗”・・・モワッと柔らかい匂い発ちに控えめな辛甘いコク・・・重たすぎず軽すぎず・・・滲み入る旨さ・・・普通酒ながらこのシチュエーションで飲むこともあってか・・・思わず“拍手(かしわで)”を打ちそうになりました・・・(笑)。うまいのぉ~・・・。

“打ちたて、茹でたて”のうどんと天ぷらやきつねずしを順に食べては・・・冷めてゆくワンカップの味わいを・・・淡々と一口ずつ楽しむ・・・“こんぴら詣り”の初食(はつじき)・・・でした。




c0001578_14305180.jpg石段を下りきった表参道の賑わい・・・どっと人が増えています。

c0001578_1431963.jpg  「“おうどん”いかがですかぁ~ 温まっていきませんかぁ~」
  「はいっ、食べてってよぉ~ 美味しい“おうどん”~」

元の老舗旅館がうどん屋になっていて・・・呼び込みの声も勢いよく響いています・・・。

c0001578_13273433.jpg“炊き出し”テントのような“初釜うどん”の看板に誘われました・・・。

c0001578_13274711.jpgお盆を取って並ぶと・・・目の前で打って・・・

c0001578_1328392.jpg切って・・・茹でて、洗って〆た・・・“打ち立て、茹でたて”のうどん鉢を渡され・・・

c0001578_1328163.jpg好きなご飯ものや天ぷらをとって・・・うどんを湯せんで温め直して・・・だしを注いで、刻み葱をかけて・・・席に着きます・・・。

c0001578_1328312.jpgこれが・・・“さぬきうどん”の基本形・・・。

c0001578_13285220.jpg昆布と醤油が馴染んだ薄口のすっきりだし・・・これはエエなぁ~・・・。

“ゆず一味”をかけて・・・香りと辛みを効かせるのも・・・ひと味加えた旨さ・・・。

c0001578_132981.jpgちくわ天・・・コロモのさっくり感に肉厚な食感・・・青海苔の風味もよし・・・。

c0001578_13292584.jpg天ぷらをトッピングして・・・だしを含んだ旨さも・・・これまた、好し・・・。

c0001578_13293913.jpg“初釜うどん”・・・思い出に残る“食の歳時記”でした・・・。

c0001578_17301871.jpgこのうどん屋の並びにある“金陵の郷”・・・閉じていましたが威風堂々たる“御神酒”蔵元の構え・・・。
by project-beppin | 2006-01-01 04:00 | 旅先の酒と食 | Comments(2)
Commented by 縄文HAKUDOU at 2006-01-07 16:39 x
■金陵の謎が解けました■

酎州大分さん、讃岐饂飩の本場でのお正月、ステキな味わいですねえ。かねがね、金陵の味を疑問に思っていましたが、この酒も青森の「桃川」と同じ、風土の地霊のなかで「酒好きオイさん」の飲むさけだったんですねえ。

●北九州の料理研究家「山際千津枝先生」の持論
「料理はおいしすぎてはいけない」になぞらえる
「酒はおいしすぎてはいけない」

「おいしすぎる酒」は地縁・血縁の地霊世界から抜け出し、無味無臭の「高級酒場」に跋扈しだすわけですね。それだけなら罪はありませんが、全体の飲食店酒値段をつりあげますねえ。

地場に根ざした素晴らしい酒「金陵」やっと謎が解けました。
Commented by 酎州大分 at 2006-01-07 22:36 x
HAKUDOU師匠・・・金陵=風土の地霊のなかで「酒好きオイさん」の飲む酒・・・その通りでしょう!・・・。
単に“旨い”という尺度だけではない・・・地元のオイさんにしかわからない“酒の原体験=地霊との交信”が宿っています・・・たぶん・・・。

“初釜うどん”でのワンカップ・・・その地霊と少しだけ交信できたのかもしれません・・・。

“地の酒”・・・「西の関」、「八鹿」、「一の井手」・・・「とっぱい」、「無敵」、「二階堂」、「いいちこ」・・・“清焼混淆の地霊”と少しでも交信できればどこかに“旨いを越えた何か”があるんですよ・・・。

「金陵」・・・取り寄せて飲むような・・・地霊とシンクロしたことがない輩には・・・わからない何かがあると思います・・・。

酒は単に“酒の味”だけで計れない・・・そんな気がしてきました。
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