“Barley Aromatic & Rich ”・・・「全麹常圧蒸留 原酒」
桜はなんとか週末まで持ちました・・・今日は少し風がありますが・・・絶好のお花見日和・・・。昨夜も、各地区の夜桜の下で“ブルーシートの宴”が“花盛り”でした・・・。

c0001578_13342968.jpg私の昨夜はというと・・・“いいちこ日田蒸留所”の原酒シリーズの“鳳啓介”を・・・いただきました(笑)。

そうです・・・“減圧の巨人”が蒸留した“常圧の恋人”・・・『全麹常圧蒸留 原酒』。当然・・・ショットグラスで“生”のまま・・・。

先ずは、その“全麹常圧”の香りとやらを嗅いでみると・・・これこそ“麦チョコ”・・・脳裏に、その甘~く濃厚な芳香が鮮明に残ります・・・。

そして、一口・・・。
・・・くぅ~、わぉっ~!・・・気化するアルコールの芳ばしい刺激も洗練されていて・・・尚且つ解き放たれたように口中と鼻腔へと広がる豊かなコク・・・大麦麹の“芳醇”と“豊潤”が重なったような甘みとは・・・こんなに純真で深い味わいなのかぁ~・・・と感心してしまいました・・・。

兼八」が“Impact body”の代表とするなら・・・これは“Rich body”・・・バランスが好く“味極められた”風味です・・・実に旨い!!!

仮に・・・麦のガツン濃厚タイプを好む御仁に対して・・・何の“先入観”も与えず“ブラインド・テイスティング”をしたら・・・多くの方が上位に挙げるんじゃないでしょうか・・・。酒質という意味では・・・“Standing ovation”モノです・・・。

ただ、この“味極められた”風味を・・・“計算された”風味というイメージで取り違えると・・・“地霊”の宿る味わいではない・・・という御仁もいらっしゃるでしょう。
“Barley Aromatic & Rich ”・・・私は、素直に“地霊”が具現化した“現人神”の宿る味わいに思えましたがね・・・(笑)。

このショットグラスには・・・アテは要らない・・・と思っていたんですが・・・“塩茹でピーナッツ”を“紫蘇実の佃煮”と絡めた・・・“茹で紫蘇ピーナッツ”を摘みました・・・。

■「全麹常圧蒸留 原酒」(三和酒類:宇佐市/減圧:大麦麹)44度・・・ガツン濃厚タイプ
 洗練された麦チョコ・アロマの濃香な甘芳ばしさと、大麦由来の洗練された“芳醇”なコクと全麹由来の純真で“豊潤”な甘旨さが重なり合ったようなガツン濃厚タイプ。“味極められた”アルコール感にバランスの優れた風味を宿し、思わず虜になってしまいそうな絶品の逸品。




c0001578_13345465.jpg“茹で紫蘇ピーナッツ”・・・コンビニで買った“塩茹で南京豆”に・・・ご近所からいただいた“紫蘇実の佃煮”を単純に絡めただけ・・・。

ふやけた南京豆ですが・・・淡い塩っぱさで独特の“クニャコリ”とした食感・・・煮詰めた醤油佃煮の味も移ってますし・・・噛んで弾ける紫蘇実の香りも・・・ちょっとしたアクセントで・・・それなり・・・。

ショットグラスには・・・こんな“一粒モノ”が・・・私には、丁度いい感じです・・・。
by project-beppin | 2006-04-08 13:37 | 大分麦焼酎 | Comments(8)
Commented by tatinomi1 at 2006-04-09 02:40
酎州大分様、この「取り合わせ」は、絶妙ですねえ。
三和さんの「この瓶、このラベル」は最高!

味も更に期待できそう。

煮ピーナツの味付け、旨そうですねえ。

それに「グラス」が、いい。
なんともステキな風景ですねえ。
Commented by 酎州大分 at 2006-04-09 10:01 x
師匠・・・塩茹でピーナッツに紫蘇実の佃煮・・・常圧のガツン系・・・気取ってもしょうがないので・・・晩酌の一品でした。

瓶も、ラベルも・・・“企業”らしいところが、私も好感が持てます・・・企てて洋酒と同じ土俵で勝負しようとしているというコンセプトが実直です・・・下手に田舎の“家業”時代の“復刻ラベル調”にするより・・・“企業”たるものがめざす“ブランド調ラベル”・・・良いじゃないですか。

味や酒質は・・・申し分ありません・・・。
ただ・・・味に“遊び”がないと思えるほど・・・綺麗ですが・・・これが“品質”という信頼を生む味でしょうね・・・。

日田でこの試飲ショップで・・・飲みましょう。企業にも“地霊”が宿る味があることが・・・わかると思います。
Commented by tatinomi2 at 2006-04-09 11:14
このラベルの手法は、ニッカの手法ですねえ。
いいちこシルエットなどは、東京などの飲食店向き
まさにサントリーの手法ですが

ニッカのかなり前に打ち出した、
「実験室から持ち出した秘蔵品」のようなラベルで、瓶も薬品の瓶のような。まさに2番手のゲリラ手法。

勝負をかけ、かなりいい線をゆき。

宣伝のサントリー、
味のニッカを打ちたてました。

ひょっとして、本社はサントリー
日田はニッカを標榜しているかの感じです。
日田にニッカフアンとしての共感が湧きます。


いずれにしても「味だけでは売れない」時代、
三和さんの資金力に物を言わせた「洗練」に期待するところ大ですねえ。
大分県の財産ですねえ。
Commented by 酎州大分 at 2006-04-10 02:52 x
HAKUDOU師匠・・・この日田蒸留所はニッカ日田工場の跡地ということもあり“ニッカの地霊”が宿っているのかもしれません・・・(笑)。

私が学生時代にニッカが出した“ピュア・モルト”がそれでしょう・・・私も、当時カッコイイと思って、さほど飲めないのに・・・買っていました・・・。
丁度、サントリーの“OLD=ダルマ”に飽きた頃で・・・若いサラリーマンを中心に一大ブームを引き起こしていましたね・・・。

iichiko日田蒸留所・・・洗練された“焼酎の次なるステージ”への挑戦・・・企業戦略としての取り組み・・・期待したいです・・・。
Commented by tatinomi1 at 2006-04-10 06:09
ああそうですか。なるほど。
サントリートニッカの戦略を併せ持つ・・・・
強みですねえ。期待大ですねえ。
Commented by 酎州大分 at 2006-04-12 00:39 x
HAKUDOU師匠・・・サントリーとニッカの戦略・・・企業風土が味に宿る・・・そんな感じでしょうか・・・。

今・・・ランキングの“モルト侍”・・・鳥井と竹鶴・・・『一筆啓上、山崎蒸留所』もが面白いですね・・・。
Commented by tatinomi1 at 2006-04-12 22:40
まさにブログとは「モルト侍」さんのサイト、との尊敬の念。
「哀愁」と「地霊」の視点はありませんが、当然です。

ニッカ・サントリー、どっちも好きですが

私は「地霊の竹鶴」さん命なんで。
この「山崎談義」は、あまり響きません。


でもこの「侍」さんサイトの「見識と深み」には脱帽ですねえ。

酎州大分さんのサイト、「見識」では負けておりません。
写真の「核心」は当代随一ですねえ。

東京に対する「郷里豊後」の誇りです。
Commented by 酎州大分 at 2006-04-13 02:04 x
HAKUDOU師匠・・・ブログ「モルト侍」・・・私には“勉強”になります。
私は・・・地霊の竹鶴と・・・鼻の利く鳥井とは?・・・ということに対するひとつの推理として・・・見識と深みも含めて、面白く楽しませていただいています・・・。私にはない視座と知識と舌・・・。

師匠の郷里、豊後の地霊との交信・・・入門編として“表層”をご紹介させていただいていると思っています・・・。

核心は・・・あくまで、地霊との交信を実際に・・・自分の目、舌、耳、口、鼻、手などで体験なされた方のなかに灯すもの・・・私など、まだまだ・・・“勉強中”です。
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