米の甘みが“純酔ロック”・・・「五岳上人」
今朝は小雨の“花冷え”・・・鶴見岳は白く、やまなみハイウェイは雪のところも・・・自宅に戻っても久しぶりにストーブが点いていて暖かい室内・・・。

米の甘みが“純酔ロック”・・・「五岳上人」_c0001578_08062.jpg帰宅して、晩酌の“肴”はというと・・・まるまる一尾を捌いた地モノの“鯵刺”・・・近所のスーパー内の魚屋で安かったそうです・・・。

“美しい国”ならぬ“美しい鯵”・・・(笑)。

“美”という言葉の本質は“主観”ですから・・・“美”という言葉を操る人の“主観”次第で・・・“美しい”は押しつけられる“意識”になる危険性があります・・・。

シニカルな話はここまでとして・・・少なくとも、この皿の上の“鯵”は・・・私にとって“美しい”です・・・(爆)。

で・・・今夜は日田の米焼酎・・・純な甘みのアルコール感に透明な旨さが響く飲み心地の『五岳上人』・・・“ロック”でクリアに味わいたい気分・・・。

おとなしい香りにも清涼感・・・口に含んだ甘旨さに続くキレの好いクリアな響き・・・純真な減圧蒸留の本質が磨かれたこの口あたりは・・・喉越しもスムースに“美しい”味わいです・・・。

余韻も・・・米の甘みが“純酔”に導いてくれるようです・・・。

■「五岳上人」(井上酒造:日田市/減圧:米・米麹)25度・・・米焼酎
 おとなしい清涼感の香りと純な甘みを持ち、米らしい透明なアルコール感の旨さが響く飲み心地。キレの好い磨かれた口あたりと喉越しのスムースな味わいが特徴的な美品。




米の甘みが“純酔ロック”・・・「五岳上人」_c0001578_082845.jpg捌き方が荒っぽく思えますが・・・これはこれで醍醐味のある“地モノ”らしさ・・・鯵らしい身の香と脂の風味は・・・何度、食べても飽きませんね・・・。

半身は“山葵”醤油で・・・残りの半身は“柚こしょう”醤油・・・というのも好いです・・・。


米の甘みが“純酔ロック”・・・「五岳上人」_c0001578_084442.jpg米焼酎「五岳上人」・・・維新の頃、日田の“専念寺”住職であり、詩、書、画に優れた「三絶僧」と称された“平野五岳”に因んだ銘柄・・・“郷土の先人”への敬愛が伝わる旨さです・・・。
by project-beppin | 2007-04-04 00:09 | 地焼酎(米 ect.)
<< 常飲の“竹酒”・・・焼鳥“鷹城” 「千灯明」の光景・・・籠灯りの... >>