熊野三社との縁・・・熊野神社
“熊野権現=三社大権現”の境内である“熊野磨崖仏”・・・磨崖にその“熊野三社”との縁を伝える“磨崖神像”があり・・・ここからさらに上るとその御神体を祀ったとされる「熊野神社」・・・。

c0001578_1304795.jpgこの山道の最深部にある小さな社・・・新緑の楓(カエデ)が風になびく佇まい・・・。

“熊野磨崖仏”だけが有名ですが・・・この“熊野権現”参拝は「熊野神社」にて“拍手(かしわで)”うってこそ満願成就・・・ここから振り返って、杉の木立の樹間から見える“磨崖仏”も・・・美しい・・・。

“神仏混淆”と“山岳修験”・・・紀州の熊野権現に通ずるその“縁(えにし)”を感じながら下山する道すがらの眺めも“新緑”に輝いています・・・。

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c0001578_1342348.jpg二大“磨崖仏”の間に挟まれるように彫りこまれた“磨崖神”像は・・・風化崩落が顕著で巾子(こじ)冠を戴く男神像であることがわかる程度・・・熊野三山の祭神“家津美御子(家津御子)”、“速玉”、“夫須美”とも想像されています・・・。


c0001578_1345061.jpg磨崖仏前からさらに少しだけ石積み段を上ると・・・


c0001578_135565.jpg小さな社に相応しい“手水場”の佇まい・・・


c0001578_1352139.jpg「熊野神社」・・・紀州の“熊野三社”の神紋に通ずる“三つ巴”がその“縁”の証・・・。


c0001578_1353878.jpg献榊の奥に御神殿・・・


c0001578_1355524.jpg御神殿は岩崖に張り付くように建てられていて・・・


c0001578_136674.jpg御神殿の奥の岩崖の一部は“貫通”しているようで・・・崖の向こう側が見えます・・・。


c0001578_1361914.jpg社のすぐ脇にある“地蔵”・・・“権現”的信仰のかたち・・・。


c0001578_1363622.jpg苔生す石灯籠・・・


c0001578_1364835.jpg新緑の楓・・・


c0001578_137145.jpg神社から見る“大日如来”・・・


c0001578_1371454.jpg下る石段に射す“木漏れ陽”・・・


c0001578_1372680.jpg下山中の山道で見かけた“蝶”・・・“熊野権現”だけに蝶も“テングチョウ”とは・・・(笑)。


c0001578_1374071.jpg山道から見える“春”の光・・・です・・・。
by project-beppin | 2007-05-03 13:09 | 大分の風土・行楽 | Comments(2)
Commented by tatinomi1 at 2007-05-04 07:48
以前一度だけ。博多祇園山笠のあとでしたので
7月。宇佐神宮の神々しきたたずまいに感動。
そのあとの幽玄な熊野摩崖仏。

優しく「圧倒」されました。
豊後の仏教文化はただものではありません。
いや神仏混淆。日本の仏教文化の原点。

飛鳥に何度もゆきますが、なにか
国東の文化に通じる深みがあります。

それにしても、いつも感動
素晴らしい描写力の写真術。

この春、ご一緒できなく残念です。
秋には是非、一献。
Commented by 酎州大分 at 2007-05-04 11:40 x
HAKUDOU師匠・・・そうですか、この磨崖仏にお会いになられましたか・・・。幽玄な優しさとのご感想・・・見上げる人々を魅了する静寂な空間ですから・・・深層心理に共鳴する何かがあります・・・。

国東半島に宿る地霊・・・権力者たる者と民衆との融合した神仏混淆文化・・・・神(八幡神)と仏(密教)のカオス(混沌)の中に誕生した固有の“信仰曼荼羅”こそ“六郷満山”です・・・。

飛鳥・・・私も、学生の頃訪ねた思い出がありますが・・・その頃の青二才の意識には“仏”の宿る地霊との交信よりも・・・“仏像”の美への短絡的な傾倒でしかなかったと思います・・・。

飛鳥の風土にも・・・“地霊のもつ深み”・・・“信仰心”の中に培われた人々の生きざまとその風土・・・そこには普遍的な何かがあるんでしょうね・・・。

私とは違って、その直観力と嗅覚を持った師匠との豊後“地霊”の旅・・・楽しみにしておりますので・・・また、ご帰省時には是非・・・。
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