米甘みの気品にコク辛さが響く・・・「千年あかり」
先週末は、竹細工伝統産業会館で“竹と月夜の調べ”と別府公園で“農林水産祭 農・林業部門”・・・今週は、亀川漁港で“農林水産祭 水産部門”と・・・別府市内も大賑わいでした・・・。

米甘みの気品にコク辛さが響く・・・「千年あかり」_c0001578_22363020.jpgもちろん、今日(28日)、亀川漁港に向けて出かけましたが・・・駐車場の渋滞で断念・・・。結局、女房殿に付き合って市内のスーパーで買い物・・・スーパー内でも水産部門をウロウロと・・・(笑)。

「安くて美味しいなら、買っても良いわよ」と・・・女房殿から任された“夕食の魚”兼“晩酌の肴”・・・選りすぐったつもりで、蒲江産“ヒラメのエンガワ”と北海道産“サンマ”の刺身・・・。
「これじゃぁ、量が足りないでしょ!」と女房殿が買い足した“マグロ”の赤身とともに・・・“晩酌の肴”にして戴きます・・・。

先週の“蔵夜景”の思い出にと買った常圧蒸留の米焼酎『千年あかり』を開封・・・“生”のまま一杯・・・。

香りは穏やかに清楚な感じでクセがありません・・・。一口含んだ印象は、正に米の常圧風味・・・甘みのしっかりした旨みが鼻腔へと向い・・・舌触りにホロ苦い辛口を味わいながら・・・余韻の喉越しで深く長く響くコクのアルコール感が・・・“生”である25度の旨みを最大限引き出してくれます・・・。

“味わえる気品”とでも言いましょうか・・・米の旨味を知っている造りです・・・。“竹炭濾過”が辛口の“エグ味”を円やかに香ばしくコク旨さに“置換”したという印象もあって・・・米焼酎の味わいを楽しめる焼酎らしい旨味が心地よい一杯でした・・・。

■ 「千年あかり」(クンチョウ酒造:日田市/常圧:米・米麹)25度・・・米焼酎
 穏やかで清楚な香りに甘みのしっかりした旨みが放たれるような米焼酎。竹炭濾過で磨かれた秀逸な米アルコール感の甘旨みにホロ苦い辛口が円やかなコクとなって深く長く響く優品。

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米甘みの気品にコク辛さが響く・・・「千年あかり」_c0001578_095722.jpg北海道産の“サンマ”の刺身・・・滑らかで“銀麗”な旨身・・・脂の載った素直な味わいは実に旨い!・・・。

まるで、鰹のタタキ風ですが・・・この輝く鮮度の皮肌に・・・カボスを搾り九州の甘口醤油と食するも・・・眞に好し・・・です・・・。

米甘みの気品にコク辛さが響く・・・「千年あかり」_c0001578_010103.jpg佐伯市の南端、蒲江町産の“ヒラメ”の“エンガワ”・・・こちらも鮮度が抜群・・・丁度、甘みが載った頃合いのエンガワ・・・“厚み”を感じる弾力感の食感と淡白な味わい・・・。

“モミジおろし”と“かぼす搾り醤油”のベストマッチで・・・ぐっとエンガワ身本来の味が味わえます・・・こりゃぁ、晩酌としてはうってつけの肴・・・。

米甘みの気品にコク辛さが響く・・・「千年あかり」_c0001578_0102330.jpgグリーンが鮮やかな“青竹”をイメージした洒落た“こだわり”瓶・・・。

瓶の肩には、黒く燻されたような竹片プレートがかかり・・・和紙に“米焼酎 竹炭ろ過”との手書き筆文字・・・。


米甘みの気品にコク辛さが響く・・・「千年あかり」_c0001578_0103967.jpgそして・・・米の常圧蒸留ならではの風味が豊かな喉越しの余韻・・・“生”で飲むことをお薦めしたいぐらいです・・・。

清酒で培った米と米麹の扱い方を熟知した旨さ・・・あの“蔵夜景”の佇まいに宿る気品を思い出させてくれます・・・。

この米焼酎は・・・“お土産”銘柄と侮ることなかれ・・・見事な風味です・・・。
by project-beppin | 2007-10-28 22:34 | 地焼酎(米 ect.)
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