“ぬる燗”の“淡甘潤コク”旨み・・・「上撰 山水」
深まりゆく“豊後の秋”・・・20時を回って職場を出た時肌寒さを感じた昨夜、この秋初めて“カーディガン”を着込みました・・・。11月中旬となる来週末(16~18日)は・・・紅葉真っ盛りの“竹楽”となりそうです・・・。

c0001578_5301336.jpg昨晩(9日)、“とっておき”の旬の味が届きました・・・10月末から11月の“玖珠川”と“三隈川”の“落ち鮎”ならではの“苦うるか”・・・日田の知人を通して頼んでいた一瓶・・・。

この“苦うるか”は、川漁師の自家製手造り・・・別名“香魚の塩辛”と呼ばれる鮎の香りと清らかな“腸(はらわた)”旨味を引き出す“淡塩”仕立ては・・・滑らかで濃厚な“川の塩雲丹”と譬えたくなるコク深い苦旨味と・・・清流の“川苔”の仄かな後味が味わえます・・・。

知人曰く・・・これには、地酒のワンカップだそうで・・・(彼自身は)老松酒造の「上撰 山水」が飲み易いと・・・。

ならばと探したそのワンカップ(200ml)・・・“冷や”でも良かったのですが・・・冷え込んできた秋の夜長は、アルミタンポで湯煎した“ぬる燗”・・・丁度、注ぎきりの湯呑で一杯・・・。

まるで“川霧”のようにたち込める“本醸香”・・・含んだ口あたりはほんのりと甘く清酒らしい漂う円いコク旨さ・・・喉を潤すような滋味な味わいの骨格・・・常飲にはうってつけの正に明解な“地酒”・・・。

もうひとつのアテは・・・“読書の秋”にと読みかけていた“ぶつぞう入門”・・・舌先と脳裏で・・・秋を満喫という週末の晩酌でした・・・。

※ ご覧戴いている皆様!・・・“見たよ!読んだよ!”とのメッセージ代わりに・・・人気blog ランキング】への応援クリック!を・・・よろしくお願いします・・・m(_ _)m。皆様のご支援の賜物でこの拙文ブログもなんとか続いております。ありがとうございます・・・。




c0001578_553969.jpg“苦うるか”・・・人によっては“ブルーチーズ”のようなという方もいますが・・・清流の“川苔”を食べるという鮎ならではの旨味・・・。

この天然鮎という豊かな風土に宿る味わいは・・・やはり、清酒が似合いますね・・・。


c0001578_5533415.jpg“ぶつぞう入門”・・・漫画家“柴門ふみ”氏が案内する“仏像オタク”的エッセイ・・・。

ミーハーな文体と仏像めぐりの漫画挿絵と仏像自己評価など・・・お気軽な感じが・・・好いです・・・。

c0001578_5541634.jpg“ぬる燗”・・・少し黄色味がかった“本醸”の滋味こそ・・・オヤジの酒たる真骨頂・・・。

“無加糖”と記された・・・“脱・三増酒”の味わいは“ぬる燗”でさらに好し・・・でした・・・。
by project-beppin | 2007-11-10 05:30 | 大分地霊の酒 ect. | Comments(6)
Commented by tatinomi1 at 2007-11-11 08:42
いやあ、いい風情。“玖珠川”と“三隈川”の“落ち鮎”ならではの“苦うるか”。いいですねえ。番匠川の苦うるかより優しい感じですねえ。

日本の食文化の「精華」だとおもいますねえ。

おお、タンポぬる燗の「山水」琥珀光がいいですねえ。
奄美大島なる大分県。濃い味付け好きの地の酒、

糖類添加が悪の権化のようにゆわれ、これがのみてえ
オイさんを無視しているんが、今の姿。

「安く旨い濃い」酒は手っ取り早く糖類添加。
これに、ここまで、気遣う蔵元は素晴らしいですねえ。
Commented by 酎州大分 at 2007-11-11 18:44 x
HAKUDOU師匠・・・清流の恵みの“鮎”でつくる“酒盗”ですね・・・“鮎うるか”・・・。

大分の清流・・・中津の“山国川”、日田の“三隈川”、由布の“大分川”、豊後大野の“大野川”、そして佐伯の“番匠川”・・・各川ごとに違った味わいの“うるか”がありますからね・・・。こういう“酒肴”で飲めるのも・・・“豊後冥利”です・・・。

糖添が原味覚の清酒飲みオイさんたちには・・・ちと、もの足らんでしょうな「山水」・・・どちらかというと“奄美諸島(少糖)”・・・筑後の酒に近いですね・・・。

糖添には糖添の酒霊が宿る人と場と肴があります・・・風土の中で、この“無加糖”という酒を示すことで・・・そんなオイさんにも受け入れられるんでしょう・・・。
Commented by 笹 一角 at 2007-11-12 01:41 x
酎州大分さん、御無沙汰しています。
苦うるかで一杯とは最高ですね。人吉産の、ワタのかたちもここかしこに残った濃褐色の苦うるかとはまた違った洗練されたコクがありそうで惹かれます。
意外に濃い苦うるかのあぶらを35度の焼酎で洗い落としながら飲んでいると、いい川の水はかけがえのない焼酎と肴をめぐんでくれることに思いが至ったりします。
Commented by よかおとこです at 2007-11-13 01:22 x
お久しぶりです(^o^)丿
余裕がないときに限って徘徊したくなるという、悪い癖をもっとるお兄さんです!
苦うるかってのは、名前だけは聞いたことありましたが、オイは鮎自体、真空パックの甘露煮しか食べたことがないのです(>_<)
きっと美味いんでしょうね!

竹あかりの祭典って、綺麗ですね!
オイはそんなん大好きなんですよd(^∀^)b
でも夜のデジカメは難しい(>_<)
Commented by 酎州大分 at 2007-11-13 01:33 x
笹さん・・・こちらこそ、ご無沙汰でした・・・。天草の鯛も水前寺菜も・・・格別でしょう・・・見るからに垂涎モノです・・・。そんな地モノに恵まれる人徳・・・羨ましい限りです・・・。

球磨川、川辺川の“苦うるか”は・・・確かに、大分のこれとは違いますね・・・。例えば・・・
http://allabout.co.jp/gourmet/sanchoku/closeup/CU20070928A/
・・・でしょう。この“球磨川 vs 三隈川”の“うるか”で酒宴をしたいですね・・・。酒肴の“うるか”談義なんてのが・・・洒落てて大九州酒徒協議会のテーマになりそうです・・・(笑)。

そうです!仰るとおり・・・共通するのは清き川の水・・・これこそ、地霊の食と酒の“源”ですね・・・ありがたきその川の恩恵に孫子の代まであやかりとうございます・・・。

球磨の苦うるかで球磨の濃き焼酒を呷る・・・一度は、私も堪能してみたいと思っています・・・。
Commented by 酎州大分 at 2007-11-13 01:45 x
よかおとこさん・・・久々に、ご多忙のところ、お目見え下さり感謝です・・・。

酒徒に、一度は味わってほしい鮎といえば・・・この苦うるかです・・・癖が無いと言えば嘘になりますが・・・その癖を気に入れば、この季節一度は口にしなければ気が済まないという・・・究極の旨さ・・・(と、私は思います・・・笑)。

鮎の甘露煮も旨いですよね・・・これには、大分なら「とっぱい」か、「天下無敵」か、「岡城」ですね・・・(と、私は思います・・・爆)。

竹あかりの祭典・・・日田、臼杵は既にこの秋は終了しましたから・・・今から間に合うのは・・・竹田の“竹楽”・・・今週末、紅葉の“奥豊後”の夜光景を見れば・・・もっともっと好きになると思いますよ・・・。

夜のデジカメ・・・少なくとも、三脚は必須ですぞ!・・・。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< 深秋の“源流”紀行(その1)・... “mellow”な白麹吟醸蒸留... >>