“神様、仏様”の“玄米麦酒”・・・「鉄腕稲尾ビール」
春の陽気の“別府八湯温泉まつり”になりました・・・。昨朝は“満開”の桜に送られて仕事に出かけ・・・19時過ぎの帰路で別府の街が“扇山火まつり”のオレンジ色の炎に染まる光景を眺めながら帰宅した次第・・・。

“神様、仏様”の“玄米麦酒”・・・「鉄腕稲尾ビール」_c0001578_1238323.jpg「扇山の山焼きが始まッちょんよ~」と言いながら居間に入れば無人・・・支度の整いかけた食卓の椅子も空っぽ・・・。

「二人ともまだ帰ってないよー」と台所から女房殿の声・・・春休みの次男坊まで“まつり詣で”に出かけたままだとか・・・。

「先に食べはじめてて・・・」と女房殿の背中が言うものですから・・・食卓に並んだ“いわしフライ”と“野菜炒め煮”で“独酌”を準備します・・・。

この陽気とアテなら・・・久しぶりの“地ビール”で軽く飲もうかと・・・県産“玄米”を使った“麦酒”・・・なんと!その名も『鉄腕稲尾ビール』・・・。

別府出身で昨秋、急逝した往年の大投手“稲尾和久”・・・昭和33年の“日本シリーズ 対 巨人戦”・・・エースは藤田、打者は川上、長嶋などを擁する巨人を相手に6試合に登板し5連投・・・3連敗後の逆転4連勝・・・このシリーズ全ての勝利投手となったあの伝説の“神様、仏様、稲尾様”・・・に因んだ“山香綺ら羅”が造る“地ビール”です・・・。

過剰な自己満足のようにも映るこのラベル・・・いかにも“ご当地自慢お土産ビール”と宣言しているようで・・・これまで見かけてはいたのですが、敬遠してました・・・(笑)。

しかし、飲んでみると・・・一口めの“口あたり”は・・・苦味の前に“玄米”由来の“ライス・フレーバー”と表現したくなる膨らむ香りと・・・苦味のコクより甘味のコクが優勢・・・女房殿も「飲みやすい」と言うので・・・その甘味が残るキレは、“和風”の味わいと言えば解ってもらえるでしょうか?・・・。

昨今の“プレミアム・ビール”とは味わいの“落としドコロ”が180度違っていて・・・丁度、こんな“家庭”料理に相性が好かったりするんです・・・。

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“神様、仏様”の“玄米麦酒”・・・「鉄腕稲尾ビール」_c0001578_12393350.jpg“いわしフライ”・・・スーパーで特売品になっていたとのことですが・・・なんのなんの・・・“独酌”ビールにはこういうアテの方が嬉しかったりしません?・・・。


“神様、仏様”の“玄米麦酒”・・・「鉄腕稲尾ビール」_c0001578_12405444.jpg“野菜炒め煮”・・・これは、女房殿の“即興手料理”・・・冷蔵庫の余りモノを炒めながら甘口醤油で“スキ焼”風に味付けて出してくれましたが・・・これも嬉しいですね・・・。

“着飾った”料理ではなく・・・無頓着ですが馴染んだ“普段着”の家庭料理ということで・・・。

“神様、仏様”の“玄米麦酒”・・・「鉄腕稲尾ビール」_c0001578_12411069.jpgここまで寄れば・・・さらに解ってもらえるでしょう?・・・。

このラベルが主張する“郷土の偉人自慢”の視覚表現・・・慣れるまではしばらく時間が必要かもしれません・・・(笑)。

他にも“郷土の偉人自慢”シリーズのビール・・・バスガイド観光の創始者“油屋熊八”や南蛮文化を体現した武将“大友宗麟”などがあるんですよ・・・(これらも追々・・・)。

“神様、仏様”の“玄米麦酒”・・・「鉄腕稲尾ビール」_c0001578_12412537.jpg“神様”と“仏様”とともに崇められる“稲尾様”の名を冠するビール・・・“神仏混淆”の文化に培われた大分の地で・・・“玄米”と“麦芽”を混淆した風味が味わえます・・・。

そのうちに・・・“伝説”のビールになるかもしれませんね・・・。

“神様、仏様”の“玄米麦酒”・・・「鉄腕稲尾ビール」_c0001578_12414092.jpg“別府市民球場”の“稲尾記念館”を訪ねた後で・・・この玄米と麦芽で醸造したビールを飲む・・・それも、よろしいのではないでしょうかね・・・。
by project-beppin | 2008-04-05 13:28 | 大分地霊の酒 ect.
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