“佐賀関”紀行(その5)・・・“日豊海岸国定公園”の“コントラスト”
“関崎”散策の“自虐的”ハイキングを終えて(笑)・・・“海星館”駐車場を15時頃に再出発・・・県道635号“佐賀関循環線”を南下しながら“日豊海岸国定公園”の海岸線に沿って走ります・・・。

“佐賀関”紀行(その5)・・・“日豊海岸国定公園”の“コントラスト”_c0001578_445127.jpgその眼前に広がる海は“臼杵湾”・・・沖に浮かぶ“無垢島”や“長目半島”・・・そのまた向こうに遠望の“保戸島”や“四浦半島”が霞んで見えています・・・。

沖に浮かぶ“小島”・・・入り組んだ渚の“浜”・・・岩礁が突出した“崎”・・・海面の青さと陸を覆う新緑・・・幾重かに重なるように続くこの眺めの奥行き・・・。

そんな“シーサイドロード”を走っていると・・・“崎”を曲がるだけで“浜”の“色”が変わる不思議な“浜”景色があって・・・これが、有名な“黒ケ浜”と“白ケ浜”の“コントラスト”・・・。

“黒ケ浜”は、“日本の渚百選”にも選ばれたというその名のとおり真っ黒な浜・・・碁石のような“蛇紋岩”が砕かれてできた“礫(れき)浜”で・・・平安時代から伝えられているほど珍しい浜景色だそうです・・・。

“白ケ浜”は、一般的な砂浜に見えますが・・・こちらも泥質片岩の一種“石墨絹雲母片岩”が波などによって“礫(れき)浜”となったものとのこと・・・。

その“黒ケ浜”にほど近い“崎”にあるのが・・・“ビシャゴ姉妹岩”・・・↓(画像をクリックすると大きく別表示します。)
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この岩にも・・・黒砂(いさご)、真砂(まさご)という2人の姉妹の“海女伝説”が伝わっています・・・。

そんな風景を楽しみながら、ゆっくりと車を走らせると・・・“潮風”と“緑風”の“ランデブー”も楽しめました・・・。

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“海星館”から“関崎売店”を通り過ぎ“佐賀関循環線”を南下すると・・・海が見えるとこの景色・・・沖合い左手側に臼杵湾に浮かぶ二島の“無垢島”・・・その奥に“保戸島”と“四浦半島”・・・右手前の小島が“蔦島”・・・その右奥に崎に隠れながら浮かぶ臼杵湾の“津久見島”・・・その背後が“長目半島”という“日豊海岸国定公園”の島と半島が重なる海景↓(画像をクリックすると大きく別表示します。)
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“佐賀関”紀行(その5)・・・“日豊海岸国定公園”の“コントラスト”_c0001578_6133037.jpg中央右奥の入り江こそ・・・“黒ケ浜”です・・・。

“佐賀関”紀行(その5)・・・“日豊海岸国定公園”の“コントラスト”_c0001578_6214150.jpg“黒ケ浜”・・・この渚風景を見た瞬間は・・・その黒さに違和感を覚えないのですが・・・

“佐賀関”紀行(その5)・・・“日豊海岸国定公園”の“コントラスト”_c0001578_6145543.jpg“投げ釣り”と“浜焼き”で過ごすグループの日当りを見ていると・・・海岸の照返しが少ないかなぁと・・・思うのであります・・・。

この季節は、ゆっくりのんびりできる浜風景ですが・・・真冬は、“寒風”吹き荒ぶこの浜が“クロメ”の作業場となることも・・・忘れてはならないと思います・・・。


“佐賀関”紀行(その5)・・・“日豊海岸国定公園”の“コントラスト”_c0001578_6151213.jpgで、この“ランド・落書き”で・・・実感・・・。

黒い“蛇紋岩”の小石砂利に混じる白い小石だけを集めて・・・たぶん“2008.4.9”とここを訪れたであろう“日付”を作った“ランド・落書き”・・・黒い浜とのコントラストが一目瞭然・・・。

“佐賀関”紀行(その5)・・・“日豊海岸国定公園”の“コントラスト”_c0001578_6154562.jpgこれが・・・“日本の渚百選”を伝える看板・・・後ろに“ビシャゴ姉妹岩”が見えています・・・。

“佐賀関”紀行(その5)・・・“日豊海岸国定公園”の“コントラスト”_c0001578_616891.jpg“黒ケ浜”の臼杵湾内側となる“崎”から離れて浮かぶ・・・岩礁・・・。

注連縄を渡し、鳥居のある“黒砂(いさご)、真砂(まさご)”を祀る景勝でもあります・・・↓(画像をクリックすると大きく別表示します。)
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“佐賀関”紀行(その5)・・・“日豊海岸国定公園”の“コントラスト”_c0001578_617446.jpg“小黒漁港”側から見た“ビシャゴ姉妹岩”・・・背後には“高島”と“佐田岬”・・・。

“佐賀関”紀行(その5)・・・“日豊海岸国定公園”の“コントラスト”_c0001578_6173751.jpgそこから・・・“小黒漁港”を過ぎて次に見えた浜が“白ケ浜”・・・やっぱり、こうしてみても“白黒”ついてますね・・・(笑)。

“佐賀関”紀行(その5)・・・“日豊海岸国定公園”の“コントラスト”_c0001578_6175690.jpg“崎”を回った道沿いから眺める臼杵湾・・・正面奥の半島の稜線に白く剥き出しになった山肌・・・そう、津久見の“石灰石採掘”の山肌です・・・。

美しいと素直に思います・・・。
by project-beppin | 2008-05-14 06:08 | 大分の風土・行楽
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