カテゴリ:大分の風土・行楽( 269 )
豊後歳時記・・・ツバメ巣立つ頃
梅雨の合間、空を見上げれば・・・♪ 電線にぃ~ スズメが三羽 止まってたぁ~ ♪ではなくて・・・“ツバメ(燕)”・・・。

c0001578_032787.jpg初春に渡ってきたというか、戻ってきたというか・・・その燕が・・・“つがい”となって、巣をつくり、卵を温め、ヒナを育てた月日を経て・・・“巣立ちの頃”となったようです・・・。

まだ、胸元に幼羽が残る子燕たち・・・電線に止まるまでの飛び立ちは終えたものの・・・餌を捕ることはできないようで・・・親燕が餌を銜えてくるのを待っているようです・・・。

親燕はというと・・・せっせと餌を運んでは・・・羽ばたいて餌をねだる子燕に口移しで丁寧に与えていました・・・。

図体は一人前になった子燕ですが・・・親燕の元を離れ“一羽立ち”するまで、もう少しという・・・巣立ちの光景・・・。

   子燕の 心に応える 発つまでは       酎州

我が家の長男坊と重ね合わせながら・・・心情的に眺めた光景でした・・・。

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More 親燕の餌運び・・・
by project-beppin | 2010-06-30 01:08 | 大分の風土・行楽 | Comments(8)
“滝見”遊山(その3):“日出生川”の名瀑・・・西椎屋の滝
“宇佐のマチュピチュ”の“比較便乗学”的景観を楽しんだ後・・・“滝見”遊山の最終目的地へ向ってR387号線を玖珠方面へ・・・山道を上り宇佐市“旧院内町”と“玖珠町”の境を越えたところに・・・この「西椎屋の滝」があります・・・。

c0001578_1243767.jpg案内看板に導かれるように・・・駐車スペースに車を停め・・・遊歩道のような木立の中を下りながら進みます・・・。

しばらく下ると正面にフェンスに囲まれた“展望台”があって・・・滝上からの眺望が広がり、院内を流れる“恵良川”水系の源流に近い“日出生(ひじゅう)川”の“懸崖”に・・・“日本の滝百選”にも選ばれた“名瀑”が姿を現します・・・。

深き谷底へと、白く噴出すように落差86mを下り散る水量の多い滝容は・・・遠望であっても男性的な“豪快”な印象を受けます・・・。

実は、この上から眺める“展望台”は、“第一展望台”・・・ここからさらに急な坂道を下ると・・・滝の“下崖”を眺めるような“第二展望台”があるのですが・・・女房殿の軽装な足下では、ちょっと難しい感じでした・・・。結局、ここで眺めている途中で雨も降りはじめて・・・この日の“滝見”遊山の見納め・・・。

実質的には半日の“滝見”遊山・・・急ぐでもなく、気の向くままではありましたが・・・背伸びしながら“深呼吸”したような“軽快”な清々しさが味わえました・・・。

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More “宇佐の三滝”の雄・・・
by project-beppin | 2010-06-26 12:29 | 大分の風土・行楽 | Comments(0)
“天空田園”の景観・・・よくぞ譬えた!“USAのマチュピチュ”
道の駅“いんない”からR387号線を山間に向かい・・・“岳切渓谷”入口を過ぎ“西椎屋”地区を通り過ぎようとした時・・・女房殿が“反応”した案内看板がありました・・・青地に白抜き文字の“⇒ 宇佐のマチュピチュ 展望所”・・・。

c0001578_20401841.jpgエッ?何ぃ?・・・“うさのマチュピチュ”・・・オヤジは、“遺跡”か?何か?と思考するものの・・・頭の中にはイメージが浮かびません・・・。

女房殿は「えっ、知らないの~!(地方版)テレビ番組で見たことある、ある・・・。へェ~此処なんだぁ~・・・風景がホラッ、あの“マチュピチュ”に似てんだってェ・・・行こっ、行って見ようぉ~・・・」と、笑い顔で薦めます・・・。

ハンドルを握るオヤジは「本当かえぇ~(笑)・・・」と、それなりに“興味津々”・・・(爆)。

案内板を目印に・・・国道から脇道に入り、坂を上ってみると・・・道際のガードレール部分に・・・小さな画像と案内解説文の“プレート”があり・・・女房殿の指示で車を停めて、下車・・・。

その“プレート”の画像は・・・ホンモノの“マチュピチュ”・・・。で、眼前に広がる風景は・・・“USA(宇佐)”の・・・(見比べながら)?・・・うーん、言われて見りゃぁ~・・・“ま・ちゅ・ぴ・ちゅ”・・・(笑)。

案内解説文は、↓のMoreでご一読いただくとして・・・地元の人にしてみれば、見慣れたこの景色・・・まさか、あの南米ペルーの“世界遺産”・・・“空中都市”との異名を持つ“マチュ・ピチュ”と結びつくとは・・・思ってもいないでしょう・・・。

しばらく、二人で見比べながら・・・女房殿は「あははぁ、似てる、似てる~」・・・オヤジは「そうかぁ~、まぁ、この位置というのは、わからんでもないが・・・」と・・・。

まっ、“東洋のナイアガラ”も観光名所にしている“土地柄”でもありますし・・・結果的には・・・それなりに、期待以上のプチ“珍百景”気分を楽しめたのであります・・・(笑)。

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More 比較便乗学的そっくり?・・・プチ“珍百景”観光
by project-beppin | 2010-06-23 21:13 | 大分の風土・行楽 | Comments(10)
“石橋”と“柚子”と“オオサンショウウオ”・・・道の駅“いんない”
“富貴野の滝”から再び安心院の街中へ戻り、R500号線を旧“院内町”へ・・・R387号線と合流して直ぐの道沿いにあるのが・・・道の駅“いんない”です・・・。

c0001578_21103579.jpgあの“安心院町”が“左官”のフォークロア=“鏝絵”なら・・・ここ“院内町”は、明治~大正期の“石工”のフォークロア=“石橋”の景観が・・・“地霊”の“象形”となっている地域です・・・。

また、県下有数の“柚子”の生産地であり・・・“特別天然記念物”の南限ともなっている“オオサンショウウオ”を見ることもできます・・・。

今回は、女房殿も同伴で・・・売店“石橋ステーション”を物色し、“情報コーナー”で見学しましたが・・・レストラン“柚子の里”での“猪メニュー”はおあずけ・・・(笑)。

それでも・・・名物“柚子ソフト”ほか・・・一休みしながら“地霊”の“風情”を感じることができました・・・。

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More 水槽に潜む“特別天然記念物”を見ると・・・
by project-beppin | 2010-06-21 22:35 | 大分の風土・行楽 | Comments(2)
豊国風土記・・・安心院の“鏝絵習俗”
“滝見”遊山と決め込んで、旧“安心院(あじむ)町”を巡っていたのですが・・・旧家、商家、農家の漆喰壁についつい眼を奪われることがあります・・・。

c0001578_18521523.jpgこの光景も・・・酒屋さんの看板に目を留めたのではなく・・・左隅の民家の2階・・・。

鏝絵(こてえ)”と呼ばれる左官の具象表現・・・建物の戸袋や切り妻屋根の下に画かれた・・・民衆の民衆による民衆のための“祈り”の“象形”・・・。

江戸末期から明治期にかけて、家を建てた“家長”の願いをこの地の左官が“代描”したとも思える民衆画と考えると・・・正に“地霊”の“フォークロア(=folklore)”・・・漆喰(しっくい)の白きキャンバスに何が画かれたか?・・・家内安全・無病息災・商売繁盛などなど・・・。

この商家だけでなく・・・安心院の町や田園風景の中に残る漆喰壁50以上で・・・時代も、場所も、絵柄も、個性に満ちた“祈り”の“象形”を見ることができます・・・。

“街角美術観”よりも奥深い“鏝絵民俗観”・・・是非、皆さんにもご覧いただきたいものです・・・。

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More 民衆の民衆による民衆のための・・・祈りの象形画
by project-beppin | 2010-06-20 19:09 | 大分の風土・行楽 | Comments(2)
“滝見”遊山(その2):新緑の“巌流”・・・富貴野の滝
“仙の岩”から“深見川”を遡るように・・・県道50号線を山間へと車を進めます・・・。そこから案内に従って山間へ向い・・・“滝”への入口となる駐車場を見つけて停車・・・。

c0001578_9572339.jpg「富貴野の滝」・・・別名“龍泉寺の滝”とも、“裏見の滝”とも呼ばれる安心院の“銘滝”・・・。“東椎屋の滝”と人気を二分すると言っても過言ではありません・・・。

滝までは、渓流沿いの細い山道をしばらく歩き・・・樹間から新緑の眩さと沢の水音を楽しみます・・・。

沢の岩肌が不連続する樹間を抜け、山道を曲がった途端に開ける視界・・・下る山道から“深碧”の滝壷が見えて・・・滝沢に下りながら見上げる“懸崖”から落差約60mの“巌壁”を流れ落ちる白き煙る流水・・・“荘厳”とはこの光景かと・・・。

“巌壁”下部の銅茶けた岩面部は・・・滝壷の周囲から側洞のように廻り込むことができることから“裏見”との異名があり・・・夏は、飛沫を浴びても“滝煙り”の裏側に廻ってみたくなると思います・・・。

また・・・この近くの“龍泉寺”に向う市道には“展望所”があって・・・この滝を見下ろすように一望できるとのこと・・・。

沢から見上げ・・・巌壁の滝裏から飛沫を眺め・・・全景を遠望することもできる・・・。つまり、滝“三景”を楽しめるのも・・・この“富貴野”の魅力でしょう・・・。

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More 富貴野の滝へ・・・
by project-beppin | 2010-06-19 09:39 | 大分の風土・行楽 | Comments(0)
連なる“奇峰”の安心院“耶馬”・・・仙の岩
“奈多落としの滝”から県道659号線に戻り、安心院(あじむ)町の龍王方面へ・・・“深見川”沿いを遡るように、県道50号線に入ってしばらく走ると・・・眼前に“奇峰”の連なる“岩景”が壁のように聳えて近づいてきます・・・。

c0001578_21255421.jpgここ安心院も国指定名勝“耶馬溪の内”であって代表的な風景の一つ・・・思わず、車を停めて眺めてしまいます・・・名勝「仙の岩」・・・。

火山から噴出した大小の岩片が火山灰によって膠結された“凝灰角礫岩(集塊岩)”・・・その天に向かって聳え立つ100m級の絶壁の岩容は・・・岩峰ごとに剣ヶ岳、平岩、屏風岩、奥の仙などの峰名と“表情”があります・・・。

あの“青の洞門”のある“競秀峰”と並び賞されるというだけあって・・・正に安心院“耶馬”と呼ぶに相応しい“岩景”ではありませんか・・・。

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More 凝灰角礫岩“連峰”の景・・・
by project-beppin | 2010-06-18 21:53 | 大分の風土・行楽 | Comments(0)
“滝見”遊山(その1):“鎮西八郎”の所縁・・・奈多落としの滝
あの“別府湾S.A.”の後・・・女房殿と“安心院”と“院内”で“滝見”遊山と決めました・・・。“東椎屋の滝”をパスして・・・“鏝絵”の町らしい案内標識を気に留めながら・・・先ずは・・・どちらかというと“マイナー”な滝へ・・・。

c0001578_20584959.jpgR500号線から県道659号線へ入り“板場”を過ぎて“ぶどう園”の看板とともに・・・“鉈落し”とか“奈多落としの滝”と書かれた小さな看板を追って市道を山手に上って行くと・・・林道のような細道へ・・・行き止まりかと思うような草地駐車場に看板を見つけて・・・滝を探します・・・。

「奈多落としの滝」・・・その看板の“所縁=ゆかり”を読めば・・・“平安末期”の九州覇者“鎮西八郎為朝”所縁の“奈多”姫の悲劇が滝名とのこと・・・。

細道をさらに奥へしばらく歩くと“滝”音が聞えて・・・道際から覗けば樹間の向こうに・・・この白き水流が落ちていました・・・。

“津房川”水系“板場川”の“源流”に近い滝・・・荘厳な流れではありませんが・・・山間の滝の趣でした・・・。

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More 樹林から見えたのは?・・・一の滝?二の滝?
by project-beppin | 2010-06-16 21:30 | 大分の風土・行楽 | Comments(0)
清流に舞う“緑夜光”・・・ゲンジホタル
平年より10日ほど遅れた“入梅”となって・・・やっと“水田”が整う里山の風景となりました・・・。2010年の“夏”・・・サッカーの“ワールド・カップ”に心踊りますが・・・里山の“フィールド・ギャップ”も気がかりです・・・。

c0001578_033264.jpg里山の“フィールド・ギャップ”・・・良い意味で“環境指標”に恵まれた“裕福な地区”でなければ出会えない“自然”の“歳時記”があって・・・この季節の“蛍”も・・・もちろん、その一つ・・・。

先日(10日)、そんな“蛍”の舞う“緑夜光”の川面を求めて・・・“番匠川”の上流“因尾茶”で有名な佐伯市“本匠村”へ・・・。

その中でも“ホタルの里”と名付けられた“鹿淵(かぶち)”付近は・・・“ゲンジホタル”が揺れ集い舞う聖地・・・川辺の広範な樹林中から“同調”する“発光”が浮かんでは消え、また浮かぶ・・・そんな幻想的な“緑夜光”の“群舞”が繰り返し“変容”しながら川面に映る“幽玄郷”であり・・・正に圧巻の“光の景勝地”でした・・・。

いつもの愛用“コンパクト・デジカメ”しか持たないオヤジは・・・何度かこの“幽玄郷”の撮影にチャレンジしてみたものの・・・その“群舞”を写し出すことに“失敗”・・・。この“光の景勝地”は・・・瞼に焼き付けることでのみ“記憶”できるものだと・・・その“儚き”美しさと“清流”に宿る“地霊”を感じ入った次第・・・。

唯一、写っていたのがこの写真で・・・偶然、目前の草叢(くさむら)に舞い落ちた一匹を“接写”した際の“緑夜光”の“瞬光色”・・・。こんな“諸行無常”も、“記録”に留めておきたい・・・オヤジであります・・・(笑)。

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More “ゲンジ”名の“諸行無常”・・・
by project-beppin | 2010-06-13 23:21 | 大分の風土・行楽 | Comments(0)
蘇生する土と木と竹の鼓動・・・帆足本家酒造蔵“大分もの展”
いつの間にか何かを諦めて“安穏”と“日常”に“従属”しながら暮らしていたオヤジも・・・そこはかとなく“モノカルチャー(mono culture)”に“抑圧”され続けているうちに・・・“不感症”に陥っていた自分(オヤジ)に気づかされたという展示会・・・それが「大分もの展」でした・・・。

c0001578_8125265.jpg6日(日)・・・久しぶりに“物”を造る“者”の“今”をニュースで知って・・・大分市戸次(へつぎ)へ・・・元は、老舗の清酒造り酒屋であった“帆足(ほあし)本家”の歴史的建造物“酒造蔵”へ・・・。

漆喰の美しい白壁が続く蔵風景は・・・その建物自体が人を惹きつける“地霊”を宿していて・・・“街道商家”の面影が色濃く残る“戸次本町”の“象徴”となっています・・・。

その“象徴”の“核心”・・・まるで“白鯨”の“胃袋”に飛び込んだ“もののふ”達が・・・ここに集う“物”を造る“者”たち20名・・・。

“中心”となったのは・・・“立ち位置”も“表現”も異なる6人の“もののふ”とのこと・・・。彼らが手にする“素材”は・・・“土”や“木”や“竹”であったりするのですが・・・つくる“物”は・・・“造形”、“家具”、“器”などの“容(かたち)”を持ちながら・・・実は、空間と暮らしのための“もの語り”を創っているんじゃないでしょうか・・・。

そんな“直感”を呼び覚ましてくれたのも・・・ここに展示されている“もの”の“力(ちから)”と・・・“もの”の“気配”・・・。一見客オヤジも・・・この“快い感覚”の“空間”に“同化”できた“快感”だと思うのです・・・。

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More 大分“もの語り”・・・“物”と“者”の“向こう側”
by project-beppin | 2010-06-08 08:14 | 大分の風土・行楽 | Comments(2)