カテゴリ:旅先の酒と食( 56 )
「やよ福」礼讃(その壱)・・・味わいの“原風景”
立ち飲み「善吉」から、メインストリート“相生通り”に出て“立町”から“路面電車”に乗り・・・広島駅前に近い“猿猴(えんこう)橋町”で降車・・・“純喫茶 パール”脇の路地を入った処に・・・“大衆酒場”「やよ福」の電光看板が見えました・・・。此処が・・・今回の広島“逍遥”の“メインテーマ=本題”であり・・・“Mission2”の“目的地”であります・・・。

c0001578_1843817.jpgチューバさんに連れられて潜る“白暖簾”・・・入るなり、「お連れしましたぁ~」とのチューバさんの声に・・・常連先客の皆さんが一斉にこちらを向いて・・・ママさんが「ようこそ、いらっしゃいませぇ」と迎えてくれました・・・。

すでに、ホロ酔い気分で出来上がりかけているこんオヤジ(私)は・・・「こんばんわぁ~、はじめましてぇ・・・」と・・・ちょっとした緊張感で挨拶・・・。

間口より奥行きのある店内・・・奥に長い“L字カウンター”席・・・十数名の常連先客の皆さんが一列に並び、ほぼ“満席”状態・・・。ママさんの仕切りで二人分の席を譲ってもらって・・・着席・・・。

席上の天井には、蛍光灯が連なり・・・カウンターの酒肴と調理場を切盛りするエプロン姿のママさんを照して明るく“賑わう”光景・・・。

初めて入った店なのですが、何故か懐かしく“包容感”に満たされる感覚・・・嗚呼、これが在りし日の居酒屋の“原風景”だと・・・感慨深く思った次第・・・。

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More 味の向こう側・・・清酒“やよ福”と“ハゲの煮付”から
by project-beppin | 2010-10-03 18:50 | 旅先の酒と食 | Comments(19)
広島“逍遥”(3軒目)・・・立ち飲み「善吉」“アテ弁”絶品!
“紙屋町”で“地酒”のあとは・・・チューバさんの通い慣れた路地を隣接する“立町”へと歩きます・・・。この辺りから・・・会社帰りの方々も街に出てきた“金曜日”・・・路地の人通りも賑やかになってきました・・・。

c0001578_0571877.jpgビルの一階・・・ガラス張りの黒を基調としたシックな外見に筆字の品書き張り紙の店・・・立ち飲み「善吉」・・・街路看板には“手づくり 弁当 惣菜”も・・・。

チューバさんが入店するなり、店主の親仁さんが馴染みの笑顔で「おぉ、いらっしゃい」と・・・ドアを開けてくれて出迎えてくれました・・・。

すでに店内は“満員御礼”・・・さて、見渡しても空いたスペースは無きように思われたのですが・・・そこはチューバさん、慣れた様子で「じゃ、いつもの定位置で・・・(笑)」と・・・入ってすぐの積上げ“段ボール”箱をテーブルに指定・・・“段ボール”テーブルの先客の方も、顔馴染みらしくちゃんと寄ってスペースを開けてくれました・・・(笑)。

じゃぁ、何を飲もうかと・・・チューバさんは、“清酒”から島根は出雲“旭日酒造”の純米酒「十字旭日」を・・・オヤジは、“大分麦”の定番に回帰して「二階堂」ロックを・・・。

このお店・・・夜は、立ち飲みの“アテ”をメインメニューにしていますが・・・昼は、看板どおり“弁当”と“お惣菜”を小分けパックで販売しているようで・・・入口脇にその陳列棚があって、なかなか“バラエティー”に富んだオリジナル“惣菜”と手づくり“弁当”が揃っています・・・。

もちろん、“惣菜”パックは、そのまま夜の立ち飲みでも“アテ”にでき・・・旨い“アテ”としても“申し分なし”ですからこの“惣菜”2パックと好きな酒1杯で“ワンコイン”という“惣菜セット”なるお得な立ち飲みも楽しめるようです・・・。

馴染みの常連客も多いこの時間帯・・・チューバさんは何人もの方々に声をかけられ、HAKUDOU師匠の話題も出て・・・オヤジも“師匠”ネタの話題に・・・絡ませていただきました・・・(笑)。いやぁ~・・・チューバさんもHAKUDOU師匠も・・・この辺りじゃ“有名人”だと悟った次第・・・。

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More 店主の心意気・・・チューバさんの“釣果”
by project-beppin | 2010-09-26 23:57 | 旅先の酒と食 | Comments(8)
広島“逍遥”(2軒目)・・・角打「福本屋」“地酒”絶品!
次なる店へと“本通り”を横断して“紙屋町”方面へ・・・まだ、宵も闇に向かう前・・・。2軒目は・・・“立呑み”から“角打”へ・・・。

c0001578_10415466.jpg店の前まで来ると・・・同期のチューバさんから一言・・・「HAKUDOUさんの“(立ち呑み・角打ち)形態分類”からすると、昼に酒屋やっとるわけじゃないないから、“角打ち”には入らんのじゃが・・・まぁ、行ってみましょう・・・。」と・・・。

その“角打ち”処は「福本屋」・・・間口一間ほどの新装店という趣き・・・店内は小洒落た木調・・・立飲み用の小さな四角いテーブルが4・5本に・・・清酒・ビール・ワイン用の大きな保冷陳列ケースが1台・・・奥に厨房・・・。

広島の酒といえば・・・清酒の“地酒”という土地柄・・・。“ちょいと、一杯”と言いながら・・・きちんと“保管”された“地酒”の銘柄から、好みの味わいを探せるという感じで・・・手ごろな価格で“ちょいと、一杯”が楽しめる今風の“吟醸酒場”・・・なかなか、結構・・・。

で・・・我々も“ちょいと、一杯”・・・。チューバさんは、呉の純米吟醸「うごのつき 千本錦 ひやおろし」・・・オヤジは、竹原の芳醇純米「楠(くすのき)」・・・。

この“地酒”の旨さ・・・旨“過ぎる”か?過ぎないか?の好みもあって・・・酒質も味わいながら、広島“地酒”をいただきました・・・。

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More 店員さんの心意気・・・広島“地酒”の本領発揮
by project-beppin | 2010-09-25 11:23 | 旅先の酒と食 | Comments(0)
広島“逍遥”(1軒目)・・・立呑み居酒屋「火場忠」“燻製”絶品!
“平和大橋”を渡り・・・同期のチューバさんのご案内で、広島の中心街を“袋町”方面へ・・・。まだ、陽のあるうちから始まりました・・・Mission2・・・広島“至福ナイト”!・・・。

c0001578_2283652.jpgもう、このためだけに訪ねたと云っても“過言”ではない(笑)・・・チューバさんの“ホームグランド”の探訪、HAKUDOU師匠もぞっこんの広島“逍遥”・・・。

まずは、広島“逍遥”コース“1軒目”・・・“準備中”の看板を目にしても、店内を覗き込んで、店の大将に入店交渉に臨んだチューバさん・・・。

さすが、顔馴染みならでは・・・快く店を開けてくれて・・・今宵、“一番乗り”の“一番飲み”と相成りました・・・。

店名は・・・立呑み居酒屋「火場忠(ひばちゅう)」・・・。店内の雰囲気は・・・厨房前のカウンターと奥に立飲テーブル・・・黒を基調にこじんまり落ち着いた“男気”の内装・・・。

ひとまず、“喉”の乾きを潤す“生ビール”で、チューバさんと再会の“乾杯”を交わして・・・黙々と開店の仕込みを続ける大将の様子を眺めていると・・・大将がおもむろに置いた“燻製”アテの“盛鉢”・・・“スモーク・チップ”で燻(いぶ)した“魚=鱚(キス)?”と“ソーセージ”や“チーズ”が目に留まり・・・チューバさんも迷わず注文・・・。

出てきた“魚”、“ソーセージ”、“チーズ”を摘めば・・・思わず「旨ぁっ!」と・・・。絶妙の“塩梅”ならぬ“燻煤(くんばい)”で・・・炙った“魚”の塩っ気や“ソーセージ”の油っ気とは、一味も二味も異なる“燻し香”を纏う旨さ・・・。

特に“燻製チーズ”は絶品!・・・小さめの“高野豆腐”ぐらいの厚みの“燻製チーズ”を小さく切り分けて出してくれるんですが・・・その切り分けた一欠片は、実に香ばしく“スモーキー”な味わい深い硬さの表層とナチュラル・チーズのコク旨味がムッちりと絡む内部の食感が官能的・・・ビールにも、焼酎にも好し・・・ついつい、追加注文してしまいました・・・。

この“燻し”アテの旨さに嵌ったオヤジは・・・大将に「この燻製チーズは、初めて食ったぁ~旨いなぁ~。特に気に入ったぁ~」と感嘆の弁・・・それから、大将の“燻製”への拘りを聞きながらチューバさんとも“燻製レシピ”で立ち飲み談義・・・。

ここから、2杯目・・・このアテならばと“焼酎ロック”に切り替えることとし・・・チューバさんは、芋「富乃宝山」・・・。

オヤジは“広島”と言えば“ダルマ”と言うことで・・・中国醸造の“本格焼酎”麦「達磨」・・・スッキリした甘さを秘めるドライ系ってな感じ・・・これに“燻製チーズ”が、これまた合うんですなぁ・・・。

■ 燻製チーズ:火場忠/広島市袋町

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More 大将の心意気・・・“地酒”や「兼八」も
by project-beppin | 2010-09-24 23:06 | 旅先の酒と食 | Comments(0)
四国横断~紀州の旅路(その1)・・・甘口の醤油豚骨「徳島ラーメン」
スカッとした“夏空”が恋しい日々・・・照り付ける“太陽”と晴れ渡る空の白い“入道雲”を求めて・・・というわけでもないのですが・・・(笑)・・・一足早い“夏休み”をとって・・・九州・別府を海路で四国へ渡り・・・四国内を西から東へと“横断”し・・・和歌山県へと向かいました・・・。

c0001578_4131571.jpgあの“高速道路ETC割引1,000円料金利用”の“ノンストップ”も魅力でしたが・・・込み合って長時間“ドライブ”となるとオヤジも家族も“疲れる”ということで・・・旅慣れた感のある“フェリー利用”で愛媛県松山市に上陸・・・もちろん四国内は“ETC割引1,000円料金利用”で“松山道”を東へ・・・香川県琴平町の“親族”を中継点にして“3泊4日”の旅程・・・。

その2日目・・・“高松道”を東進し、徳島県徳島市へ・・・和歌山県へ渡る“フェリー”に乗る前に道すがらの昼食で・・・なんと!300円を切る「徳島ラーメン」に“遭遇”しました・・・(笑)。

四国の“ご当地ラーメン”として有名になったのが“徳島ラーメン”・・・“中華そば”を発祥としながら老舗とされるラーメン店の甘口で濃厚な“醤油豚骨”スープと“ばら肉”と“生卵”入りを“原型”とした特徴を持つとのこと・・・正しくは、“ラーメン”単独ではなく“ご飯”とともに・・・だそうで“ラーメン&ライス”が“一般的”だとか・・・。

そこから市民権を得て発展し・・・市内各店舗で味わいの広がる“醤油豚骨”スープと麺と具材が楽しめるまでに至ったようです・・・。

この“千代田食堂”も・・・実は、全国展開しているF.C.型“まいどおおきに食堂”系列の一店舗なのですが・・・“ご当地”のお馴染みメニューとして、このラーメンも“サービス価格”で提供しているようです・・・。

食べてみると・・・この“徳島ラーメン”スープが特徴とでも言いましょうか・・・甘口な濃口醤油ベースに豚骨スープを合わせるようで・・・“甘濃口”の醤油豚骨が麺に絡むスープの旨さに“ご当地”色がありますね・・・。

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More この甘口スープが“徳島”らしさ・・・
by project-beppin | 2009-08-10 05:03 | 旅先の酒と食 | Comments(0)
“背中”で飲む“独酌礼讃”・・・酒蔵「美少年」
仕事を終えると・・・同僚を労って、帰路に着く前のささやかな“お疲れさん会”と言う名目で・・・小一時間の“打上げ”・・・“博多駅”という“ターミナル”に現存するオヤジ“スポット”へ・・・。

c0001578_21332140.jpg前回の佐賀からの帰路では・・・土産を物色して、“ナガヨ食堂”の“美とん焼”と“霧島スナック”を買い込んで“車内”で呷るという“晩酌特急”だったのですが・・・今回は、その“ナガヨ食堂”が残念ながら店を絶たんでしまっていたのと・・・少し時間があったものですから・・・専門店街“デイトス”内の“立ち飲み”処の暖簾を潜りました・・・。

酒蔵『美少年』・・・熊本の銘清酒“美少年”のアンテナ酒場・・・店内は椅子席が5-6席と・・・壁際に這わせたカウンターと円卓が3つほどあって・・・飲食系“立ち飲み”の典型といったところでしょうか・・・。

入店したのが18時前であったこともあるのでしょうが・・・俗に言う仲間と一緒に飲んでいる“連れ飲み”客は・・・我々を含めて2組のみ・・・残りの7-8名は、皆“独酌”でした・・・。

二人で一品のアテをつっつく我々は・・・先ず、ビールの“中瓶”1本を分け合ってコップ飲み・・・“豚足”の旨さを味わいながら喉を潤すにはこの程度で充分・・・。

その後は・・・この蔵の銘清酒である純米酒「美少年 神力」を1杯、美味しく頂戴して・・・3種めの仕上げ1杯を麦焼酎「とっぺん」のお湯割りでいただきました・・・。

そんな“連れ飲み”の周りは・・・“独酌”する“団塊の世代”的な背広姿の方々が目立ちました・・・。

アテとコップを“寡黙”に見つめながら・・・壁と対峙して“背中”で飲むその後姿・・・一日の仕事を終えた“安堵感”ではなく・・・仕事に熱中していた若かりし頃の自分と“再会”しているような“哀愁”・・・。その“哀愁”は・・・決して“黄昏”ではなく・・・この店で夢を語らったあの頃の仲間に負けまいと・・・敢えて“独酌”しながら明日に向って“充電”しているように想えるのです・・・。

この店から一歩出れば・・・“ターミナル”ですれ違う“人間交差点”の喧騒・・・“背中”で飲むコップ酒・・・“独酌礼讃”・・・。

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More こんなアテで“連れ飲み”・・・
by project-beppin | 2009-03-03 22:07 | 旅先の酒と食 | Comments(7)
“コシ”のある酸旨口・・・綾菊 山廃純米「長田屋」
四国で年越しをした際のスナップを整理していたら・・・もう一本の清酒“綾菊”のことを思い出しました・・・。

c0001578_0433122.jpgこれは・・・晦日の夜“餅搗き”を手伝い終えた後の“晩餉”の光景・・・。

手伝った皆が・・・スーパー特売の“盛り合わせ寿司”と・・・昆布とイリコ出汁のお手製“かけうどん”で座卓を囲み“お疲れさん”会・・・。

昔の“電気燗付け器”が現役で出てきて・・・そこから注がれた“熱燗”・・・綾菊酒造の清酒銘柄“山廃純米”「長田屋」・・・。

飲む時点は、“燗冷まし”気味だったためか・・・“山廃”の旨みのコク酸味が発ち過ぎているように感じたのが一杯目・・・独特のコク旨さは充分なのに、鼻腔に風味クセが残るような味わい・・・と言えばわかりますか・・・?

この後しばらくして・・・風呂上りに残り5勺を飲みきれとばかりに“冷や”のままで注がれた一杯が・・・なんとも!実に旨かった・・・酸味の強いコク旨口に朗らかなキレ・・・俗にいう“コシ”のある酒・・・飲み口の余韻を味わえる“貫禄”がありました・・・。

この味わいがもたらす飲み心地の“落ち着き”・・・飲み終えたあとに感じる味わいの“懐”深さ・・・そんな讃岐の銘酒です・・・。

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More 香川の酒米“さぬきよいまい”・・・
by project-beppin | 2009-01-22 07:54 | 旅先の酒と食 | Comments(4)
究極の“こってり”ラーメン・・・F.C. 「天下一品」
凡人の人生には・・・“思い出”が介在する“あの頃”の味というのがあるんですが・・・昨年末、フェリーを四国・松山に上陸後・・・そのF.C.化したラーメンに久しぶりに再会したのであります・・・。

c0001578_10591814.jpg京都市内では、25年以上前から数店舗展開していて“テンイチ”の愛称で知られたお馴染みの『天下一品』・・・その当時、学生だった私は、京都に進学した友人を頼って数日泊めてもらうことが度々ありまして・・・普通に晩飯をがっつり喰らうなら、近所の“王将”・・・四条方面の街中に飲みに出た時の仕上げは、この“テンイチ”というのが・・・“お決まり”でありました・・・。

初めて友人に連れられて入ったのは“木屋町通店”・・・四条河原町から先斗町周辺を飲み歩いた後の深夜0時頃・・・高瀬川(水路)の両脇に犇くネオンの中にある如何にも飲み屋街の小さなラーメン店・・・友人が座るなり、中瓶ビールと有無を言わさず「こってりのふつう入り3つ」と注文・・・。

“こってり”という言葉をスープに対してオーダーすることも、麺の茹で具合を伝えることも、にんにくをスープに入れる可否を告げることも・・・この時点では、充分理解できておらず・・・「まぁ、喰え!」と言った友人が箸をつけてドロドロスープが絡む麺に“驚愕”・・・「なんじゃ?」と言いながらこちらも麺を持ち上げ喰った瞬間・・・麺を口に入れたまま“うわっ”と、声を上げたことを覚えています・・・(笑)。

その“衝撃”的なインパクトは、食べ進むうちに“洗脳”にも似た“旨い”という味覚中枢に侵入・・・食べ終わる頃には“信者”の“洗礼”を受けていたのであります・・・。

あれから数十年・・・F.C.化して各地で機会ある度に食べてはいるものの・・・何かいまひとつあの“原体験”の衝動を呼び覚ますまでに至らないこともしばしば・・・この店は?と一抹の不安がありましたが・・・期待以上に“近似値”でした・・・。

あの独特のドロドロスープ・・・鶏ガラと鶏皮身部分のゼラチン質コラーゲンでコク旨い感じに・・・野菜とでんぷん質の甘いトロ味が混じるバランス・・・ちょっと柔らかな塩梅の麺にスープを絡めて味わう食感・・・濃くなった口中を“白飯”で拭い去りながら、再度、ドロ麺と飯を交互に喰らう反復に飽きると・・・“唐辛子味噌”か“足しタレ”を投入して辛味コクの中から引き出る甘旨味のスープの味わいを再調整することができます・・・。

一緒にいた女房殿や愚息二人も食べたのですが・・・以前にも食べたことのある女房殿は「懐かしいわ」と平凡な感想・・・初めて食べた愚息たちは、オヤジほど“洗脳”されなかったようですが・・・確かに“常識”の範疇を越えた究極の“こってり”ラーメンだと・・・。

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More あの頃の“こってり”か・・・
by project-beppin | 2009-01-18 11:01 | 旅先の酒と食 | Comments(2)
丑年の“屠蘇”酒・・・「綾菊」 純米吟醸酒
“年の初め”に、わざわざ皆んなが集うのならばと・・・老若男女の一族が揃って“雑煮”と“御節”を囲むという“慣わし”・・・“元旦”という日に自らの暮らしを“デフォルト”する“儀式”に想えるようになりました・・・。

c0001578_2112123.jpg“丑年”・・・“初詣り”して未明に戻ろうが、どんなに“年越し深酒”しようが・・・“臥牛”のような“寝正月”は、この“儀式”を終えてからと・・・猪口杯に錫“屠蘇”器で酌み交して、正座の“合掌”・・・。

この“清酒”文化圏での“お屠蘇”を愉しみにしているオヤジ(私)としては・・・今年の“屠蘇酒”も気になっていました・・・。

猪口杯をクイッと戴いて・・・“おっ!コレは・・・”とその辛口な余韻が気に入りました・・・。

「今年の“お屠蘇”は、どちらのお酒?」と訊ねると・・・

「あぁ、どうかでぇ~(どうでしょうか・・・の意)?・・・去年なぁ、言よったけん(言っていたから・・・の意)“綾菊”にしてみたんじゃわ・・・」と・・・

HAKUDOU師匠もその味わいに縁のある「綾菊」・・・その“純米吟醸酒”ということで・・・卓上に置いてくれました・・・。

なるほど・・・辛旨口に感じるコクは、旨味のコクを包むような酸味に風格のあるキレを感じる“辛口”醸しが・・・実直な味わいです・・・。

昨年の金陵「楠神」は、“麗辛旨口”でしたが・・・この清酒は、口あたりの寡黙な印象を超越する喉ごしの“実醇奏辛”な味わいにあるんではないでしょうか・・・そのまま“冷や”が冴える旨さでした・・・。

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More “屠蘇”の宴に・・・“しょうゆ豆”
by project-beppin | 2009-01-11 00:29 | 旅先の酒と食 | Comments(4)
“初詣り”には“年明けうどん”・・・「こんぴらうどん」本店
785段の“こんぴらさん”の“初詣り”から石段を下りたところが・・・“表参道”という名の参拝客目当ての“メインストリート商店街”・・・この夜ばかりは、飲食店もお土産店も年越しで“オールナイト営業”・・・。

c0001578_0322639.jpgそんな好条件な立地にある石段脇の“うどん屋”が、この「こんぴらうどん」本店・・・赤提灯に誘われる参拝客でもちろん大盛況・・・我が家の野郎3人もついつい釣られて“初食”に“讃岐うどん”を一杯食って帰ることにしたのであります・・・(笑)。

オヤジの注文はシンプルな“かけうどん”・・・愚息どもは珍しさもあってか“しょうゆうどん”・・・。

ほぼ満席の店内はごった返す賑わい・・・合席の長テーブルで待つこと5分・・・飾りっ気のない日常的な“かけうどん”が出てきました・・・。

飾りっ気はないけど正真正銘の“讃岐うどん”であり、且つ大権現に肖る“こんぴらうどん”の名を冠しているのですから・・・期待は高まりましたが・・・実に日常的な“かけうどん”でした・・・(爆)。

うどん麺は太めで、期待したほど“弾麺力”を感じなかったのですが・・・かけの“おだし”が実に嫌味のない落ち着きがある旨さ・・・イリコ出汁が利き過ぎていない“旨淡口”な頃合いが及第点です・・・。

“年越し蕎麦”の後は・・・“年明けうどん”という“ムーブメント”を喚起しようとしているようで・・・ツルツル(鶴鶴)噛め噛め(亀亀)と・・・めでたい“縁起”を担いで一杯平らげたのであります・・・。

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More ツルツル かめかめ ・・・ “かけ”と“しょうゆ”
by project-beppin | 2009-01-07 01:17 | 旅先の酒と食 | Comments(8)