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「旭菊」のち、カキフライ・・・ 
油っこい料理のときは、どちらにしようか迷うことがあります。
その油っ濃さの上を行くガツン麦の香ばしさか・・・口直しにキレのある旨口か・・・。

c0001578_2138327.jpgそうだ!米焼酎ってのはどうだろう?と思って・・・『旭菊』・・・。

先に・・・“生”で味わってから・・・カキフライにしましょう・・・。

耶馬美人』の米20度よりも・・・後口は少し粗いけど・・・“生”のままいただく・・・美味しいね・・・。
さてと・・・カキフライを一口・・・これも旨みが濃~い・・・ソースより、おろしポン酢なら・・・尚よろし・・・でした。

■「旭菊」(旭酒造:中津市/不明:米・米麹・麦麹)20度 

生  :米麹の醸す果実のような心地よい甘い香り・・・口に含むとまるい米の甘みの柔らかなアルコール感。ノド越しも心地よい甘さと舌触りの素直さ。

ロック:香りは薄くなりますが、口の中では淡麗で口当たりのよい甘みを味わうことができます。氷が解け始めてもすっきりした甘みの軽快なアルコール感が味わえます。

お湯割:米らしい上品なアルコール香。のど越しの綺麗な甘みと雑味の旨み。

20度という度数も手伝い、昔ながらの米焼酎の口あたりの旨さに、麦麹の味わいもあります。後口に粗さというか辛さのような余韻が残り、これを個性と思えば、実直な旨さの米焼酎です。
「耶馬美人」の歴史的銘柄
by project-beppin | 2004-11-30 21:39 | 地焼酎(米 ect.) | Comments(0)
『鏝絵』・・・建築における願いの具象画
旧家の土蔵や古民家を眺めていると・・・具象画を描いた漆喰(しっくい)の外壁を見つけることができます。大分では、人知れず培ってきた建築文化です。

c0001578_0335032.jpg吉祥来福、無病息災、家内安全の願いを込めて・・・家族が暮らす“家”に込める施主の思いを・・・棟梁と左官の技で表す・・・「鏝絵」(こてえ)。
大分のどこかで見つけたら・・・しばらく眺めて見てください・・・慎ましくも深い庶民的祈りを感じながら・・・なぜか、自分自身が心癒されてしまうのです・・・。


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この鏝絵は・・・臼杵市の下ノ江港の近くにある「川口屋旅館別亭 久楽」の恵比寿さま・・・福運、豊漁、商売繁昌、航海安全・・・


ちなみに、ここのふぐ料理は絶品・・・思わずお客が・・・恵比寿顔
by project-beppin | 2004-11-30 00:37 | 大分の風土・行楽 | Comments(4)
ズバンと余裕があるのが・・・「村尾」/芋焼酎
本日は、休肝日・・・“棚ボタ”の思い出の味わいを一話だけ・・・
2週間ほど前、酒宴で芋の『村尾』を飲みました。鹿児島出身の方が持参し、会場を沸かせた一本です。一升瓶に残った一合あまり・・・瓶ごといただきました。
酒宴では・・・旨い・・・という記憶が残るのが精一杯で・・・持ち帰った一合あまりを晩酌で・・・ありがたく堪能させていただきました。

■「村尾」(村尾酒造:鹿児島県川内市/常圧:芋・米麹)25度

c0001578_20153597.jpg生  :独特の芋の香ばしくふくよかな香り・・・そして口の中に芋の甘みを伴った転がるようなアルコール感。ノド越しもはじめは柔らかく、スバンと舌触りに旨さの余韻が残ります。生でも旨さが私好みです。

ロック:香りは控えめになりますが、口の中では程好い甘みを味わうことができます。氷が解け始めても味わいの奥に香ばしい旨みを感じることができる。これも旨い!

お湯割:やわらかい香ばしいさに甘みを嗅ぐことができます。芋の香ばしさの甘みと柔らかな雑味の旨さのバランスの良さ、余韻の心地よさが秀逸です。

芋の香ばしい旨みと甘みのバランスをズバンと保ちながら、後味の余韻に余裕があるのが村尾の特徴でしょうね。生、ロック、お湯割り飲み方を選ばず、どの飲み方でも旨さを各々の好みで味わえるところが良いですね。
by project-beppin | 2004-11-29 20:39 | 隣人の焼酎・泡盛 | Comments(2)
野菜炒めに?「常蔵 ブルーラベル」
日中は、温かい小春日和でついつい昼寝をしてしまいました・・・。

c0001578_22142.jpg目を覚まして、晩酌の席に・・・えっ野菜炒め・・・。
今夜は、久しぶりに芳ばしい香りとガツンとした喉越しがほしいと思っていたので・・・合うのかなあ?

まあ、案ずるくらいなら取って置きを一本開けましょう『常蔵 ブルーラベル』・・・厳選した原酒で醸した「常蔵」のこだわり酒販PB品で期待してます。

まずは、生で味わって“おっお苦旨~い、コレコレ”・・・ロックで“むむっほろ苦甘さもあるね~”・・・お湯割りで“芳ばしい甘さもしっかりしとる~”と楽しめました。
野菜炒めと合ったか?って・・・野菜炒めを先に食べてから、この焼酎だけを楽しんだに決まってるじゃないですか・・・。

■「常蔵 ブルーラベル」(久家本店:臼杵市/常圧:麦・麦麹)27度・・・ガツン濃厚タイプ
麦の香ばしいさと喉越しの苦旨みアルコール感が広がり、舌先に残る余韻を楽しむ濃厚タイプ。ハードホイルド麦焼酎の優品。


by project-beppin | 2004-11-28 22:04 | 大分麦焼酎 | Comments(0)
熟成した甘旨さ・・・「八面山」
宇佐地方(三和酒類、四ッ谷酒造、常徳屋酒造場、久保酒造場と同じ)にある蔵元で、『安心院蔵(あじむぐら)』で知られる大分銘醸さんの酒販店用PBです。

■「八面山」(大分銘醸:宇佐市/常圧:麦・麦麹)25度・・・スムース旨口タイプ

c0001578_15214294.jpg開 封:麦に吟醸香というのがあるのならこの香りをいうのではないでしょうか。ほのかに甘い香りの余韻。

生  :なめらかでべたつかない麗かな麦の甘さ。キリっと(ツンではない)したアルコール感に甘旨さを伴った喉越しのキレ。後口もすっきりですが、麦の品の良さが味覚的波紋となります。

ロック:生よりも香りはなくなります。麦の淡麗な甘みはしっかりしています。氷が溶け出してからあまり薄らないうちに、キレを味わうと実に飲みやすい。

お湯割:香りはあまり立ちませんが、麦の甘さは素直に旨いです。ツン、ピンとくる癖はありません。ちょっと雑味が残るのが常圧らしさです。

いいちこ系でなく、兼八系でもなく、やっぱり『とっぱい』系といえばわかりやすいでしょうか。負けず劣らずです。 キレを楽しみたい方はロック。麦の甘さを味わいたい方はお湯割り。(カボスを絞る焼酎ではありません。)
個性という意味では、主張がないともいえますが、本道の麦常圧とも言えます。
ちなみに、定番銘柄『安心院蔵(あじむぐら)』は、高精白(減圧)と熟成(常圧)があります。『熟成 安心院蔵』に近い味わいです。
by project-beppin | 2004-11-28 15:29 | 大分麦焼酎 | Comments(0)
別府遠景・・・
私が暮らす別府の街を西大分港から眺めた風景です。
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港の赤い灯台のうしろに見える山が、おサルで有名な・・・高崎山
遠景に並んで二つ高さがよく似た山があり、
高崎山に近い方が、湯布院の象徴・・・由布岳
その隣が、別府の象徴・・・鶴見岳

鶴見岳の裾野に広がる扇状地の斜面に、湯けむりたなびく我が街別府が広がっています。

この写真を撮影した西大分港は、神戸から四国松山を経由して、瀬戸内海航路のフェリーが着く港でもあります。ここから、海を見ながら高崎山の麓を通り、別府の街に向かう国道10号線は、通称・・・別大(べつだい)国道・・・と呼ばれ、毎年2月にはマラソン競技大会のコースとなります。テレビ中継で、見たことありますか。
by project-beppin | 2004-11-28 10:46 | 大分の風土・行楽 | Comments(0)
水餃子とマグロやまかけに「豊後むぎ」のカボス絞り
c0001578_185332100.jpg麦焼酎を飲む楽しみは、生、ロック、お湯割りだけではありません。

私のこの季の楽しみは、旬のカボス割りです。(すでに一杯いただきました・・・)

焼酎ブームで・・・一部の焼酎ドランカーは、「カボス割り」を本来の焼酎の味わい方ではないと思っているようですが、私はドライ淡麗タイプやスムース旨口タイプにカボスを絞ってロックで飲む麦焼酎の飲み方は20年来の正しい飲み方だと思っています・・・好きです。
いつもなら、私の晩酌定番銘柄『西の星』でなのですが、
今夜は・・・水餃子とマグロやまかけに『豊後むぎ』をカボス絞りロックで・・・この柑橘香を鼻腔と喉越しで味わうのも、ほんと・・・旨いなあ・・・。

■「豊後むぎ」(小野富酒造:佐伯市/常圧:麦・麦麹)25度・・・スムース旨口タイプ
軽快なアルコール香の奥にウェットな甘みをもつタイプ。吟醸酒を髣髴とさせる端麗なまろやかさは辛口秀逸。
by project-beppin | 2004-11-27 19:13 | 大分麦焼酎 | Comments(0)
「耶馬美人」の歴史的銘柄
大分の米焼酎の逸品・・・旭酒造の『耶馬美人』をご存知ですか・・・。
とあるコンビニ(元酒屋)で、「耶馬美人」の歴史的銘柄にめぐり合いました。

c0001578_13535539.jpg■『耶馬の露』
「耶馬美人」の元祖となる昭和30年代のモノとのこと。当時でも純米古酒として販売していた銘柄です。一升瓶の栓は、王冠。開けてみたい・・・。非売品でした・・・ざんね~ん!

■『旭菊』
元々の看板銘柄です。耶馬美人(米)は、米・米麹の純米焼酎ですが、この姉妹品は、米・米麹・麦麹との原材料表示がありました。地元の古くからのご贔屓には現役だとか・・・。

蔵元の銘柄への思いも伝わってきました。
大分といえば・・・麦焼酎と思っていましたが、粕取焼酎、米焼酎もちゃんとあって、その中で培ってきた醸造技術が・・・今に繋がっているんでしょうなあ。

酒販量販店ではない・・・古くからの酒屋さん・・・蔵元との長いおつきあいの歴史を垣間見れて・・・思わず「旭菊」を買っちゃいました。飲んだ味わいの感想は・・・また後日・・・
by project-beppin | 2004-11-27 13:59 | 焼酎文化考 | Comments(0)
兼八だけではありませんぞ!・・・「常圧蒸留 常蔵」
多くの人が、兼八を絶賛していますね・・・
過去のエキサイトイズムでも・・・

これまでの麦焼酎の味覚原体験は、いいちこや壱岐焼酎でしたから、味わいは確かに印象的ですね。私もこのガツン濃厚タイプは大好きです!・・・で、私のイチオシは『常圧蒸留 常蔵』。

■「常圧蒸留 常蔵」(久家本店:臼杵市/常圧:麦・麦麹)25度・・・ガツン濃厚タイプ
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開 封:麦のすごく豊かな香りで、甘い風味の予感です。香りだけ嗅いでも、期待できます。

生  :まろやかで濃く深い麦の甘さ。芳醇な香りと味わいの深いコク。のどと鼻に甘みを伴いながらジワーとくるアルコール感、この余韻がたまりません。

ロック:生よりも香りはおとなしくなりますが麦の甘みはしっかりしています。氷が溶け出してから少しずつ薄まっても、コクと味わいはしっかりしていて飲みやすい。私はお湯割よりも、ロックをお奨めしたい。

麦の香ばしい甘さの余韻は、兼八より脳裏に焼きつきます。兼八を正価で買えるなら、迷うところですが、コストパフォーマンスでは負けず劣らずの飲みやすい麦の新たな個性を感じる良い焼酎です。
by project-beppin | 2004-11-27 10:36 | 大分麦焼酎 | Comments(0)
アジの刺身と・・・「岡城」
本日は、アジの刺身で晩酌と相成りました。

c0001578_11233868.jpg残念ながら、"関アジ”ではありませんが・・・。でも、鮮度のよいアジは、抜群に旨いです。
モミジおろし入りのカボス醤油で・・・アジ身の歯ざわりと旨み。

こんな刺身には・・・ウェット旨口タイプですなあ・・・
香りは控えめ、素直な甘みで、アルコール感は喉越しでほのかにあるもの

そうだ!先週の土曜日(11月20日)『竹楽』に行った時に買っていた『岡城』・・・ 

■「岡城」(熊谷酒造:竹田市/常圧:麦・米麹)25度・・・ウェット旨口タイプ
微香ではありながら、米麹のウェットな甘みが素直な旨口タイプ。喉越しのアルコール感も柔らかな上品。
by project-beppin | 2004-11-26 21:40 | 大分麦焼酎 | Comments(0)