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“原酒”麦焼酎・・・ガツン濃厚タイプの6銘柄
今年一年、私を魅了した麦焼酎の“ガツン濃厚 原酒”の銘柄をまとめてご紹介・・・
ここまで、飲み揃えると・・・大別した“ガツン濃厚タイプ”といっても・・・幅広い“個性がある味わい”であることがわかります・・・。
私は、“ショットグラス”で味わうことが多いのですが・・・ひとつとして、同じ風味ではないのですから・・・。

今年、最後のエントリーに・・・この原酒6銘柄“ラインアップ”を・・・以下。
皆さん・・・“酔い”お年を・・・。
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■「常圧 常蔵 原酒」(久家本店:臼杵市/常圧:麦・麦麹)35度
 ほのかでスウィートな芳ばしさに、甘みを伴って口中に広がるビターな苦芳ばしさの濃厚タイプ。鼻腔に抜けるビター・アロマが拡散して、痺れるフルボディー感も優しく秀逸な逸品。
■「ふしぎ屋 原酒」(藤居酒造:臼杵市/常圧:麦・麦麹)36度
 芳ばしくも甘く柔らかな香りに、舌先に響くビターな甘みが芳醇な濃厚タイプ。転がるようなバランスが秀逸で、ビター・ロースト感も素直に味わえる優品。
■「竹宵 原酒」(久家本店:臼杵市/常圧:麦・麦麹)40度
 甘い香りのロースト感に誘われる芳ばしい苦さと濃醇に重なる甘みの濃厚タイプ。心地よく主張するビターな刺激と鮮明に余韻を深めるフルボディー感の旨さが光る秀逸な優品。
■「為・ 原酒」(常徳屋酒造場:宇佐市/常圧:麦・麦麹)38度
 骨太なチョコ・ウェハース香と、複雑で芳醇な甘苦い旨みが先行する濃厚タイプ。馥郁たる香りとビターな旨味の残響を堪能する絶品。
■「甕貯蔵 泰明」(藤居醸造:豊後大野市/常圧:麦・麦麹)36度
 豊かなビター・チョコ・フレーバーに、スモーキーなホロ苦さと、その奥に重なる甘く円やかなコクをもつ濃厚タイプ。その福与かな口当たりとアルコール感の円熟した喉越しに柔らかく豊かな余韻を楽しむ秀逸な絶品。
■「原酒 兼八」(四ツ谷酒造:宇佐市/常圧:麦・麦麹)42度
 どこまでも深く甘い麦香、ホロ苦いコクの奥行き、アルコール感を越えて折り重なる味わいの濃厚タイプ。芳醇な口当たりと押寄せる味わいの余韻に感動すら覚える究極の原酒。
by project-beppin | 2005-12-30 13:37 | 晩酌焼酎(INDEX) | Comments(8)
臼杵探訪(その7):“磨崖仏”の群像・・・臼杵石仏
臼杵の“ご城下”を離れ、翌日に立ち寄ったのは・・・国宝「臼杵石仏」。

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c0001578_11245414.jpg丘陵地の阿蘇溶結凝灰岩の岩壁に彫り出された“磨崖仏”59体・・・。
平安後期から鎌倉時代の作とされるこれらの“如来”をはじめとする“磨崖仏”の群像は・・・国内でも珍しく・・・10年前に石仏としては、はじめて「国宝」の指定を受けています・・・。

“ホキ石仏”、“山王山石仏”、“古園石仏”の各々の石仏群は・・・それぞれに温和な“慈悲”に満ちた“仏の顔”をしています・・・。
偶像化された“祈る文化”のひとつのかたちが・・・ここ臼杵の地に深く根付いていたことを想わせる・・・宗教を越えた文化の積層を感じずにはいられません・・・。

毎年恒例の「臼杵石仏 年越供養法要」も・・・臼杵市仏教会の僧侶によって・・・明日の大晦日に開かれるとのこと・・・ゆく年に感謝し、くる年の平安を“祈る”・・・そんな気持ちになりますね・・・。

More “磨崖仏”群を歩く・・・
by project-beppin | 2005-12-30 11:58 | 大分の風土・行楽 | Comments(0)
円熟フルボディー・・・スモーキー・ビター「甕貯蔵 泰明」
やっと、“年賀状”を仕上げて・・・ズボラなオヤジが我が家で一番遅く・・・顰蹙(ひんしゅく)をかいました・・・ごめんチャイ・・・。

c0001578_23165624.jpg今日は、飲まないつもりでしたが・・・投函した後に・・・酒屋さんに寄っちゃってですねぇ・・・今年の“開封じまい”ということで・・・『甕貯蔵 泰明』・・・。
常圧蒸留「特蒸 泰明」の“原酒”で・・・二年間、甕貯蔵した36°です・・・。

夕食になって、待ちきれずに・・・ショットグラスで“生”をひっかけました・・・。

甘いビター・チョコのようなの豊かな香り・・・口に含んだ時に、芳醇で“スモーキー”なホロ苦さ・・・その奥に甘~いコクが重なる福与かな口あたり・・・アルコール感に円やかな熟成味・・・これほどボディーがしっかりしていながら・・・喉越しに柔らかく豊かな余韻を持つのは・・・優れモノです・・・。

香りの膨らみ方と、原料(こちらは二条大麦)や度数の違いによる口あたりは・・・あの「原酒 兼八」とは異なりますが・・・“スモーキー・ビター”な風味を味わうには・・・こちらも、好いですね・・・。

肴は・・・女房殿が北海道から頂いた“キンキの一夜干”・・・ホッケよりも一回り以上大きくて・・・その上、干物とは思えぬ肉厚さ・・・オーブンで焼くのに、その姿のままでは焼けないほど・・・。

ホッコリした白身の旨味と・・・皮裏にのっかっている蕩けるような甘みの脂に“舌鼓”・・・。

その後に・・・もう一杯・・・この濃厚な“生”の旨さに“喉鼓”を打って・・・今年一年の“開封の儀”を締めくくりましょうかねぇ・・・合掌・・・。

■「甕貯蔵 泰明」(藤居醸造:豊後大野市/常圧:麦・麦麹)36度・・・ガツン濃厚タイプ
豊かなビター・チョコ・フレーバーに、スモーキーなホロ苦さと、その奥に重なる甘く円やかなコクをもつ濃厚タイプ。その福与かな口当たりとアルコール感の円熟した喉越しに柔らかく豊かな余韻を楽しむ秀逸な絶品。
by project-beppin | 2005-12-29 23:21 | 大分麦焼酎 | Comments(2)
臼杵探訪(その6):初冬の街角・・・スナップ散策
散策中に見つけた臼杵の風景・・・冬景色の中、街角で拾ったスナップ・・・。

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c0001578_142463.jpg城下町の商家、旧家、社寺、路地、河川・・・はじめてみる風景であっても・・・どこか懐かしく・・・路地の裏側まで知っているような臼杵・・・。

More 臼杵の心象風景
by project-beppin | 2005-12-29 14:06 | 大分の風土・行楽 | Comments(2)
堪能~臼杵ふぐ会席・・・後編:“白子”は“熱燗”、“ふぐ鍋”は“お湯割り”
ゆっくり会話しながら・・・“ヒレ酒”で“刺し肝和え”を堪能したら・・・中座して庭を眺めながら一服です・・・この“一服”も至福です・・・。

c0001578_046217.jpg大広間では・・・大人数の忘年会も賑やかに盛り上がっています・・・。
廊下や洗面所のさりげない衝立や花入れに“老舗”らしい“もてなしのしつらえ”が見え隠れ・・・。慣れないオイさんは・・・床の間の絵画や鴨居の欄間額などを見上げながら・・・この“場の雰囲気”も味わっています・・・。

c0001578_0462477.jpgそれでは・・・
 “焼き物”は“白子”、“揚げ物”は“唐揚げ”・・・
ここまでは、御銚子の清酒“熱燗”で・・・。
 この辺から焼酎“お湯割り”に替えて・・・
 “寿司”、“鍋”・・・そして・・・“雑炊”で仕上げる・・・もう、悶絶~・・・。

■ふぐ会席:喜楽庵/臼杵市城南


料理は“ふぐ 尽くし”・・・酒は“一の井手 尽くし”・・・堪能した“絶品の臼杵”であります・・・。(詳しくは・・・↓をクリック)

More 臼杵のふぐ会席(後編)・・・
by project-beppin | 2005-12-29 00:58 | 美食の街 | Comments(17)
堪能~臼杵ふぐ会席・・・前編:“刺し肝和え”を“ヒレ酒”で
街並み散歩後、お茶を飲んで・・・いったん宿へチェックイン・・・。陽も落ち、臼杵城址(臼杵公園)の“二本一の樅の木クリスマスツリー”の点灯が始まれば・・・待ちに待った“忘年会”の“ふぐ会席”をいただきに・・・「喜楽庵」へ向かいます・・・。

c0001578_21393283.jpg風格ある佇まいの“老舗料亭”の敷居を跨ぐのが・・・場違いなオイさんには・・・緊張の一瞬であります・・・(笑)。

お座敷に通されて・・・庭を眺めながら・・・和やかにひととき歓談の後、早速“忘年会”らしく挨拶と慰労の言葉があって・・・会席が始まります・・・。

c0001578_2581372.jpg普通なら・・・ここで“ビールで乾杯!”でしょ!・・・ところが・・・とある御仁・・・「ビールじゃ、腹がふとる(いっぱいになるの意)なぁ~・・・もう、最初っから“ヒレ酒”で行こぉう!」と・・・。

これから始まる“ふぐのフルコース”を・・・“ビール腹”で味わうは失礼と言うことのようで・・・“ふぐ”は、“清酒の燗”で入るのが・・・よろし・・・だそうです。
その気持ちは・・・何となく、よ~くわかります・・・。

さて・・・本場“臼杵のふぐ会席”・・・堪能させていただきましょうかぁ~・・・。

 “先付”に“きらすまめし”・・・
 “前菜”に“海老のパセリソース”、“茄子田楽”、“数の子”、“牡蠣の煮付け”、“慈姑(くわい)チップス”・・・

そして・・・
 言わずと知れた“ふぐのうす造り=ふぐ刺し”へと・・・くぅ~・・・。
(詳しくは・・・↓をクリック)

More 臼杵のふぐ会席(前編)・・・
by project-beppin | 2005-12-27 03:08 | 美食の街 | Comments(7)
臼杵探訪(その5):“切通し”の石畳・・・二王座歴史の道
“浜町界隈”の「満寿屋」から・・・“じゃりんこチエ”が飛び出してきそうな下町情緒の“田町界隈”を抜けて・・・高い石垣に囲まれた“石畳の坂”を上りはじめると・・・そこが「二王座歴史の道」です・・・。

c0001578_1292528.jpg二王座は・・・火山灰が固まった岩(凝灰岩)でできた台地であり・・・その高台へと上る坂道は、岩を削ってつくられたことから「切り通し」とも称されて・・・その昔、島津氏が攻め入った時、この狭く細い坂で迎え討ったという“戦国古戦場”でもあります・・・。

その削った岩は、“石畳”や“石垣”として使用され「臼杵石」と呼ばれています・・・。
乾いた時には淡灰色なのですが・・・雨に濡れると黒っぽくなり・・・落ち着いた“モノトーン”の情景が色濃くしっとりと深まった景観に変化します・・・。

藩政時代の武家旧家や寺院とともに、明治期以降の洋館風の建物などが並ぶ佇まい・・・この“モノトーン”な町並みは・・・“ご城下”らしい情緒と歴史を感じます・・・。

More 二王座を歩く・・・
by project-beppin | 2005-12-26 01:34 | 大分の風土・行楽 | Comments(2)
濃醇ビター・フルボディー・・・「竹宵 原酒」
♪ ク~リスマスが ことしも やぁってくるぅ~
  悲しかった できごっとぉを 消し去るぅよぉに~ ♪ (竹内まりあ:すてきなホリデイ)

c0001578_2405743.jpg家族揃って・・・今年もテーブルを囲むことができました・・・。

女房殿が準備した“家族のクリスマス晩餐”・・・次男坊リクエストの“ステーキ”、“スモーク・サーモンのサラダ”と“コーン・ポタージュ”・・・。

この日ばかりは・・・私が“ステーキ”を担当するんですが・・・“ステーキソース”と“ブラック・ペッパー”で好みが分かれるんで・・・大変です・・・。上等な肉ではないですから・・・誰が焼いても変わらないんですが・・・ニンニク油の強火で豪快に焼くのが“俺流”です・・・。

先に出した“ステーキソース”は次男坊と女房殿・・・“ブラック・ペッパー”は長男坊と私・・・。次男坊は「うん、美味しい・・・」と言ってくれました・・・。

さて、私も座っていただきます・・・ショットグラスでチビチビひっかけながら・・・『竹宵 原酒』。

甘~い香り・・・芳ばしい苦さの効いたビターな味わいに重なる濃醇な甘み・・・喉越しとともに、舌先や喉にしっかりと心地よい刺激を残して・・・鼻腔に響く“ビター・アロマ”の残像が余韻となって深まってゆく感じ・・・。

麦ビターな味わいは・・・「常圧 常蔵 原酒」が“スムース・ビター”な甘さが特徴だとすれば・・・この「竹宵 原酒」は“ロースト・ビター”ですね・・・。濃厚な苦旨さがあって、より“フルボディー感”が鮮明に出ています・・・これも、旨すぎますよ・・・。
原酒らしく・・・ガツンとした“直球勝負!”という味わいは・・・この蔵の中でも際立っているかもしれません・・・。

晩餐を終えれば・・・しばらくすると“ケーキ”を食べて・・・あっという間に“聖夜”が深まってゆきます・・・。
そろそろ・・・“サンタ”が来る時間ですねぇ・・・邪魔にならないように・・・私も布団に入って灯りを消しましょう・・・。

■「竹宵 原酒」(久家本店:臼杵市/常圧:麦・麦麹)40度・・・ガツン濃厚タイプ
 甘い香りのロースト感に誘われる芳ばしい苦さと濃醇に重なる甘みの濃厚タイプ。心地よく主張するビターな刺激と鮮明に余韻を深めるフルボディー感の旨さが光る秀逸な優品。

More X'masイブの“ケーキ”と“ツリー”
by project-beppin | 2005-12-25 02:42 | 大分麦焼酎 | Comments(12)
花火で過ごすX'mas・・・べっぷ クリスマス HANABI ファンタジア
昨日の小雨の中・・・音楽が聞こえるあたりまで出て・・・次男坊とともにしばらく眺めました・・・“クリスマス HANABI ファンタジア”。

c0001578_1826329.jpg別府の冬の一大イベント・・・老若男女がクリスマス・ソングとシンクロする5,000発の花火に・・・各々の想いを重ねながら・・・真冬の夜空を見上げます・・・。

次男坊は・・・「寒むぃ~冷たい~ぃ」と・・・しばらく見ると小雨に負けたようで・・・。

寒波も一段落・・・今夜は風が少しありますが晴れてますから・・・多くの人が会場へ向かっています・・・。
“ホワイト・クリスマス”にはなりませんでしたが・・・まあ、あれほどの“師走寒波”が襲ったあとですから・・・平年並みの寒さの中で・・・“カッポ酒”のふるまいサービースや・・・カボスを浮かべた焼酎“お湯割り”で・・・屋台を楽しむのもイイでしょうね。

今夜の我が家は・・・長男坊が部活でまだ帰ってきていません・・・“X'mas”を家族全員で楽しむ時も・・・少なくなり始めました・・・。次男坊は・・・今夜だけ、オヤジの焼く“ステーキ”が気がかりなようです・・・(笑)。
by project-beppin | 2005-12-24 18:26 | 大分の風土・行楽 | Comments(0)
時が醸した“酒粕グラッパ”・・・粕取古酒「王妃 イザベル」
昨夜は・・・せっかくの“クリスマス HANABI ファンタジア”だったのですが・・・小雨混じりでした・・・。雨になるってことは・・・それほど寒くなかったんですが・・・気温よりも風がきつかったですね・・・。

c0001578_15532168.jpg臼杵を堪能して一週間になろうとしていますが・・・未だに“臼杵探訪”をエントリーし終えないままです・・・。そう言いながら・・・昨晩も・・・飲んでたんですがね・・・(笑)。

土産にかった“黄卵の味噌漬け”とコンソメ風味の“肉じゃが”をアテに・・・蔵元限定販売の22年貯蔵大古酒の正調粕取焼酎を飲んでました・・・限定ナンバー入り『王妃 イザベル』。

“豊後の覇王”であった南蛮大名“大友宗麟”の洗礼名が“ドン・フランシスコ”なんですが・・・その妻“奈多夫人”は逆に棄教を迫ることから、宣教師達が付けた渾名が“イザベル”だったと・・・。
清酒「宗麟」と供にある焼酎として・・・敢えて、その名を冠したのか?は不明ですが・・・清酒粕から蒸留した“グラッパ”の味わいを楽しみます・・・。

香りは・・・籾殻に香草も含むような甘い柔らかさがあって、福与かです・・・。
口に含めば・・・鼻腔へと広がる古慣れた籾の優しい香りと複雑な甘さ・・・苦さや辛さのような雑味がありますが円やかに包まれてカドがありません・・・アルコール感の喉越しも上品です・・・。余韻に・・・気抜けしていないコクもあって・・・落ち着いた味わいの深さがあります・・・。

これに合わせて摘むアテは、コンソメ風味の“肉じゃが”・・・醤油っぽさがなくて“和洋折衷”な味・・・。
“黄卵の味噌漬け”・・・ちょっと水分が味噌床に出すぎて・・・固くなりすぎた感がありましたが・・・濃厚な黄身の“まったり”感と淡い味噌風味・・・口の中でも“和風チーズ”のようです・・・個性的な味わいは、この粕取焼酎にもよく合います・・・。

■「王妃 イザベル」(小手川酒造:臼杵市/常圧:酒粕)25度・・・正調粕取焼酎
籾殻に香草も含むような甘く柔らかな香り。22年古酒の古慣れた複雑な甘さに、苦さや辛さのような雑味を円やかに包んだアルコール感の喉越しが落ち着いた味わいを深める限定品。
by project-beppin | 2005-12-24 16:01 | 豊後の粕取焼酎 | Comments(0)