柔らかく飲める“大分割り”・・・「大分んもん」
一日に7杯もの“丼物”・・・“酢香丼”、“野丼”、“手歩丼”・・・こんなに日本海に食らわされると“威嚇超”ですね・・・。いくら“毒菜”が好きでもこれほど偏食が続くと良くありません・・・ちゃんと“青菜”を“一杯”与えないと・・・。

柔らかく飲める“大分割り”・・・「大分んもん」_c0001578_12915.jpgこんな“きな臭い”話は・・・ニュース解説に任せて・・・“七夕”の夜ですから・・・“彦星”と“織姫”の“逢瀬”に想いを寄せましょう・・・。

♪ 笹の葉
 さ~らさら               
 軒端に揺れる                   
 お星さ~ま
 き~らきら                 
 金銀すなご♪
(唱歌:たなばたさま)               

遅く帰った我が家の“彦星”(私)・・・“織姫”(女房殿)の“仰せ”のとおり・・・シャワーを浴びてさっぱりした気分で“晩酌”・・・。

やまと芋と鰤身の“やまかけリュウキュウ”と・・・“野菜の天ぷら”・・・旨そうです・・・。

疲れを癒す“一杯”の至福を・・・すっきりとクイクイ飲みたかったので・・・『大分んもん』20°を7:3の“白湯割り”にして・・・かぼす果汁を数滴垂らして・・・“大分割り”です・・・。

氷を入れないのは・・・清酒の“冷や”の感覚・・・冷やしすぎないことで、かぼす果汁の酸味を穏やかにして・・・ドライな麦焼酎独特の甘味を最大限引き出す飲み方・・・。ゆっくりクイクイ料理と一緒に飲む時に・・・丁度合ってるんです・・・。

穏やかな“果実香”が漂う感じの甘みをもっているこの焼酎・・・もともと20°ですから、ドライ系の中でも“シャープ”というより・・・“ソフト”な口あたりに甘旨みがのっていて・・・おとなしい鼻抜けに安堵できますし・・・舌先で転がしても“すぅ~”と滲みこむような透明感があります・・・。

“かぼす果汁”はほんの数滴・・・入れ“過ぎない”方が美味しいです・・・。

ソフトなドライ系20°「大分んもん」と“白湯(さゆ)”で・・・氷のない“水割り”・・・夏の夜の“ゆっくり晩酌”には・・・焼酎の味わいを楽しむ“ベスト・カップル”だと思います・・・。

■「大分んもん」(藤居醸造:豊後大野市/減圧:麦・麦麹)20度・・・ドライ淡麗タイプ
 穏やかな甘い果実のような香りを漂わせ、円醇な甘みが柔らかい口あたりと味わえる旨さの喉越しに安らぐ淡麗タイプ。味わいを持ちながらも、染み渡るような透明感が印象深い優品。

More “やまかけリュウキュウ”と“野菜の天ぷら”
# by project-beppin | 2006-07-08 12:11 | 大分麦焼酎
香りの美吟“グラッパ”・・・純粕取 「きじ車」
未明のW杯サッカー準決勝“ドイツ vs イタリア”は・・・凄まじかったですねぇ~・・・。“深夜族”化したオヤジは・・・早起きして見ようと思ってましたが・・・朝食時のニュースで知った次第・・・(笑)。

香りの美吟“グラッパ”・・・純粕取 「きじ車」_c0001578_23422049.jpg今日は、朝からの約束・・・夕方の定時に仕事を終えて・・・女房殿に頼まれた夕食の食材も・・・ちゃんと、買って帰ったのですが・・・。

もう一本提げて帰った“箱入り焼酎”・・・どうも・・・これが“オフサイド”でした・・・。

女房殿の指示以上に“(金額が)飛び出した”との判定・・・
 「ちょっと(お金を)多めに持たせたら・・・すぐ、焼酎買っちゃうんだもんっ・・・もぉぅ~、ダメッ!!!」

オヤジ・・・(懺悔のポーズで・・・)
 「久しぶりやけん、大目に見てよぉ~・・・。アンタんも、買ってきたけん・・・。」

・・・と、“甘夏とかぼす”の「カルピス フィーズ」を食卓に置くと・・・“悪意”のなかったことを感じていただいたようで・・・なんとか“レッド・カード”は免れました・・・(笑)。

夕食は・・・買出し食材の豚肉で作った“ポーク・ステーキ”・・・。

これには、堪らず・・・食後まで待ちきれずに“開封”・・・“生”のままグラスに注ぎます・・・。
“20年古酒”と呼んでもおかしくない長期貯蔵の“正調粕取”焼酎・・・『きじ車』・・・。

酒粕“グラッパ”と呼ぶに相応しい・・・華やかに解き放たれる35°の美吟香と・・・濃醇な吟醸粕のアルコール感は・・・このグラスに唇を近づけるだけで・・・豊かに漂っています・・・。

口に含めば・・・鼻腔へ抜けようとする美吟な“酒粕グラッパ”の風味が・・・舌先で重厚な“辛甘さ”を鮮明に響かせながら喉へと向います・・・。

磨いた清酒粕であるからこそ醸せる焼酎とは・・・大分の“清酒兼業蔵”ならでは・・・。
先鋭なキレで吟醸香味の冴える「吟醸 粕取り焼酎」よりも・・・深く、円いコクがあって・・・こなれた奥行きが光ります・・・。

郷土玩具“きじ車”の名を冠するに相応しい・・・正統な美味・・・。

■「きじ車」(八鹿酒造:玖珠郡九重町/常圧:酒粕)35度・・・正調粕取焼酎
 20年の歳月の眠りから覚め、華やかに解き放たれる美吟香と、濃醇に拡散する辛甘さとアルコール感が冴える粕取焼酎。響き渡る鮮明な喉ごしの奥に、深くも円くこなれた風格を漂わせる絶品。

More “ビンテージ”の“瓶提示”・・・
# by project-beppin | 2006-07-05 23:45 | 豊後の粕取焼酎
山間の奇岩秀峰・・・“裏耶馬渓”と“立羽田の景”
中津市山国町からR212号線を耶馬溪町へと向かい・・・玖珠郡玖珠町へ抜ける県道702号線で山間の支流に沿って遡るように車を走らせます・・・。

山間の奇岩秀峰・・・“裏耶馬渓”と“立羽田の景”_c0001578_40103.jpg奥耶馬渓”が山国川の北に位置する源流の“奇峡秀渓”であるならば・・・南側の支流“金吉川”の源流近くにある山間の“奇岩秀峰”こそ・・・“裏耶馬渓”の景・・・。

“裏”の付く“耶馬渓”であることからもわかるように・・・メジャーな“耶馬渓”や“深耶馬渓”に比べればマイナーな景勝ですが・・・(笑)。

緑深き山肌に・・・突き出すようにそびえる岩肌の姿は・・・満月にそのシルエットが浮かび上がる“月夜景”も美しいと・・・。

この周辺は“裏耶馬温泉”でもあり・・・民宿や旅行村で“スッポン”や“川魚”や“山菜”などの季節料理も楽しめます・・・。

ここから・・・山間を上り詰めて玖珠町との“峠”であり、山国川と玖珠川の“分水嶺”となる山肌には“立羽田の景”があり・・・“山間ドライブ”には“もってこい”の景勝道です・・・。

More “奇岩秀峰”・・・
# by project-beppin | 2006-07-02 04:02 | 大分の風土・行楽
旨塩っぱい“うるか”に・・・清い甘さの「吉吾」
南下した“梅雨前線”で・・・大分各地は、今年一番の“暑さ”・・・30℃を越えて“汗ばむ陽気”・・・。“クール・ビズ”でも汗だく・・・今日は・・・飲みたかったぁ~・・・(笑)。

旨塩っぱい“うるか”に・・・清い甘さの「吉吾」_c0001578_2344128.jpg夕食は・・・蒸した“鰻”と、茹でた“枝豆”や“玉蜀黍”・・・夏らしさを感じる食材でした・・・。もちろん・・・この食事でも飲んでましたよ・・・“ロック”で『吉吾』・・・。

香りはおとなしく穏やかですが・・・溶けかけた時に一口飲めば、清らかな甘みが先行して・・・口中で転がして、苦味や辛味とまでは至らない旨さのコクが香る感じ・・・。

ホタルの棲む“山国川源流”の清水のようで・・・氷で引き立つ涼しい“甘露”な感じ・・・喉越しにも活きています・・・。

♪ ホっ、ホっ、ホ~タル来いっ
   あっ酎の水は 苦いぞ~ こっ酎の水は 甘いぞぉ~
    ホっ、ホっ、ホ~タル来いっ ♪  (唱歌:ほたるこい・・・の替歌)

常圧蒸留 吉吾」と減圧の「諭吉の里」の“ブレンド”とのこと・・・地元仕様の20°タイプですが“生”で呷ると・・・常圧のコク旨さが減圧のキレのある甘さと重なって・・・味わいがしっかりしています・・・。

さてさて・・・今、TVドラマ「弁護士のくず」(最終回)を見ながら・・・ゆっくりと二杯目の晩酌・・・。アテは・・・“道の駅 やまくに”で買い求めた“うるか”・・・。そうです・・・清流の多い大分ならではの“鮎の塩辛”・・・。

山国川源流”を訪ねた思い出の晩酌・・・“うるか”と「吉吾」20°の“ロック”・・・忘れられない夏らしい晩酌です・・・。

■「吉吾」(西の誉銘醸:中津市/減圧・常圧ブレンド:麦・麦麹)20度・・・ドライ淡麗タイプ
 穏やかな香りに、常圧のコク旨さが減圧のキレのある甘さと重なって味わえる淡麗タイプ。清水のような甘露な風味がしっかりしているアルコール感が和む優品。

More 絶品!山国川の“身うるか”・・・
# by project-beppin | 2006-06-29 23:48 | 大分麦焼酎
山国川源流・・・梅雨空の“奥耶馬渓”
梅雨の“豪雨”が降り続く25日(日)・・・雨の上がりかけた“雲間”をぬって・・・中津市山国町へ・・・。

山国川源流・・・梅雨空の“奥耶馬渓”_c0001578_0164697.jpg福岡県境の修験道信仰の山“英彦山”方面へと向うR496号線・・・“山国川源流”となる“田良川”の景勝地“奥耶馬渓”の景・・・。

“奥耶馬渓”・・・“耶馬渓”や“深耶馬渓”等の“奇峰”とは違って・・・“奇峡”の景を散策しながら楽しみます・・・。

紅葉の頃は・・・鏡のような水面に鮮やかな景色を映しこみながら・・・河床一帯に白い奇岩のコントラストが映える静寂な「猿飛千壺峡」・・・。

その昔は・・・この奇岩を猿が飛び交っていたことから・・・名付けられたとされる“奇峡”です・・・。

この日ばかりは・・・緑深き山々から流れ下る激流に削られる動的な“天然記念物”・・・。

梅雨の“集中豪雨”は・・・景勝地の風景やイメージも一変させます・・・。

本当は・・・“ホタル”も“”も・・・見たかったのですが・・・。

More 「猿飛千壺峡」~「念仏橋の景」~「魔林峡」・・・
# by project-beppin | 2006-06-28 23:43 | 大分の風土・行楽