“唐墨(カラスミ)”に真髄“壱岐焼酎”・・・35°「山乃守」
由布岳が“初冠雪”し、鶴見岳も“霧氷”というニュースが流れた今週・・・豊後の晩秋も本番の冷え込み・・・“紅葉前線”も一気に里山へと下って来たなと・・・。

“唐墨(カラスミ)”に真髄“壱岐焼酎”・・・35°「山乃守」_c0001578_082242.jpgそんな寒さを吹き飛ばすように今、大分県民が熱中するスポーツといえば“サッカー”と“相撲”・・・。

そうです・・・サッカーは、昨日のアジア予選日本代表“ドーハの逆襲”に安堵している場合ではなく・・・この日曜日(23日)の“大分トリニータ v.s. 鹿島アントラーズ”が天下分け目の“大一番”・・・“首位”アントラーズを勝点2点差で追う“4位”トリニータにしてみれば・・・絶対負けられない・・・。“ヤマザキナビスコCup”を制した勢いで・・・“Jリーグ制覇”を成し遂げる絶好の“チャンス”なのですから・・・。

それと・・・今、行われている大相撲“九州場所”・・・大分県佐伯市出身の“嘉風(よしかぜ)”・・・3敗を守って“星一つ”の差で横綱“白鵬”と関脇“安馬”を追う展開・・・大関“千代大海”もなんとか“角番脱出”・・・。

そんなこととは無関係に・・・食後の食卓で何かを作ろうとしている女房殿・・・そんな女房殿とも無関係に風呂上りの晩酌を自分で準備したオヤジ(私)・・・食卓で互いの時間が交錯しています・・・。

一昨日に灯油を買った我が家・・・ストーブにかけた薬缶からお湯をポットに注いで・・・6:4“お湯割り”の一杯・・・“出張土産”の“唐墨”を刻んで“長崎尽くし”・・・。

大麦2/3と米麹1/3という伝統の原材料・・・この“黄金比”と“かめ仕込み”の“醍醐味”を最も香り高く、味わい深く堪能できるのが“壱岐焼酎”の真髄35°「山乃守」・・・。

お湯を注いだ湯気に香る芳ばしさ・・・米麹の甘い抱擁感の麦香とでもいいましょうか・・・匂い発つとはこのことというほど福与かです・・・。

口に含んだ途端・・・ジワァ~っと口中へ染み渡る濃醇な旨味・・・痺れるような“かめ仕込み”独特のホロ苦い辛口の響きと米麹の力強い旨口が・・・喉越しと余韻に甘旨さを共感するあたりまで・・・尖り過ぎず自信に満ちた味わい深さは・・・見事に隙がありません・・・“旨い焼酎”とはこういう焼酎のことだと素直に思います・・・。

アテの“唐墨(からすみ)”・・・“天下三珍”の一つとされたその旨味が・・・“壱岐焼酎”の真髄と・・・これまた“共鳴”するんですなァ・・・これが・・・。

■ 「山乃守」(山乃守酒造場:長崎県壱岐市/常圧:大麦・米麹)35度

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“唐墨(カラスミ)”に真髄“壱岐焼酎”・・・35°「山乃守」_c0001578_085521.jpg“出張土産”の“唐墨(からすみ)”・・・台所で刻みながら端を一切れ食べたんですが・・・熟成した“海胆(うに)”にも似た濃厚な“卵巣チーズ”・・・鯔(ボラ)でなくては出来ないという味わいのキメ細かさ・・・口中でもねっとりと旨味が続くあたり・・・絶品!・・・。

テーブルの向こう側で作業をしていた女房殿も一切れ摘んで・・・「う~ん、美味しぃ~いぃ~・・・私なら、ワインが欲しいわァ~」と・・・。


“唐墨(カラスミ)”に真髄“壱岐焼酎”・・・35°「山乃守」_c0001578_09923.jpg“壱岐焼酎”の真髄が味わえる伝統の“麦焼酎”の中でも・・・この35°「山乃守」は最も古典的な“かめ仕込み”の“ガツン系”・・・その“起源”の“原器”と言っても過言ではないと思います・・・。

“唐墨”や壱岐の特産“海胆”に代表される濃厚な海の幸と合わせるには・・・25°よりもこの35°の6:4“お湯割り”が絶対!お薦めですわ・・・。

“味”ではなく・・・“味わい”のある焼酎の風格が・・・この一瓶(600ml)にあります・・・。
by project-beppin | 2008-11-22 00:11 | 隣人の焼酎・泡盛
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