“雨月の会”の昼宴(上)・・・命漲る“泡盛”きき酒
5月2日(土)午後・・・HAKUDOU師匠にお招きいただいた“雨月の会”へ・・・久しぶりの面会挨拶も早々に“昼宴”へと・・・この昼の日中から遠慮なく飲める“無礼講”での“酒宴”の“解放感”こそ“雨月の会”の“醍醐味”であります・・・。

“雨月の会”の昼宴(上)・・・命漲る“泡盛”きき酒_c0001578_0562456.jpgHAKUDOU師匠の“御手洗礼讃”からはじまり・・・“昼宴”の“趣向”に・・・この時ぞとばかり待ち構えているのが師匠渾身の“泡盛”の“きき酒”談義でありました・・・。

今回、“琉球”に造詣の深い師匠ならではの趣向・・・“地霊”の“泡盛”2合瓶を3種加わえて・・・地元の“ハイサイおじさん”的感覚で“味わい”を“きく”ことを主題とするものであります・・・。

“うちなーんちゅ”ならではの銘柄として・・・
 「ウートートー」
 「瑞穂」
 「ユニオンですから」

“やまとんちゅ”でも欲する拘り銘柄として・・・
 「久米島の久米仙ホワイト」12年古酒
 「久米島の久米仙ブラック」3年古酒
 古酒「島酒」
 「粗濾過 松藤」
などなど・・・呑む“味わい”の奥深さを盃一杯で“きく”のでありました・・・。

その“地霊”に宿る“味わい”とは何か?・・・命漲る“泡盛”をお教えいただきました・・・。

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“雨月の会”の昼宴(上)・・・命漲る“泡盛”きき酒_c0001578_0493826.jpg師匠が今回持ち込んだ“うちなーんちゅ”ならではの銘柄3種には・・・沖縄土着の“おいさん達”と呑み交したフィールドワークの経験が滲んでおりました・・・。

 「ウートートー」(今帰仁酒造:20°)・・・“清明(シーミー)祭”で先祖に供える“墓前”の供養酒であり、“神前”の御神酒であるという“泡盛”・・・これこそ“地霊”の酒たる“泡盛”の確固たる風土であると・・・その“味わい”も清明な口あたり・・・。

 「瑞穂」(瑞穂酒造:30°)・・・“大手泡盛”と称される久米島の久米仙、残波、、菊之露に負けずとも劣らない地元での“寡黙な常飲おいさん”達に愛飲される御用達銘柄であると・・・その滋味清冽な旨き飲み応えに頷ける“味わい”を感じました・・・。

 「ユニオンですから」(新里酒造:12°)・・・これは(聞くところによると)地元スーパー“ユニオン”のPB銘柄だそうで・・・冷しておいて取り出すと・・・そのまま“ラッパ飲み”できる淡麗な“泡盛”の常飲アルコール濃度系・・・水っぽく感じるけれどすっきりと淡い旨味がありました・・・。

“雨月の会”の昼宴(上)・・・命漲る“泡盛”きき酒_c0001578_050145.jpgそれから・・・古酒(クース)を飲み比べる趣向も・・・お教えいただきましたよ・・・。

 「久米島の久米仙ホワイト」12年古酒(久米島の久米仙:35°)2瓶・・・金属キャップが購入後5年以上経過した古酒の開封後長期貯蔵酒で・・・白いプラスチックキャップが、この日開封の古酒の新品酒・・・。
この2瓶を飲み比べると・・・やはり、違うんですなぁ・・・長期貯蔵の方が幾分アルコールが抜けたのか?香気成分が抜けたのか?度数の旨味のキレはあるのですが・・・口あたりが円くおとなしくなったようです・・・。開封新品酒には・・・やっぱ、旨味の輪郭がビシッと迫り来る口あたりの強さがありました・・・。

 「久米島の久米仙ブラック」3年古酒(久米島の久米仙:30°)・・・古酒と生りたてという泡盛で、上記のホワイト12年古酒に比べ・・・度数が低い分、甘旨口に感じる優しいキレの旨味という印象でした・・・。

で・・・3年前にもいただいた・・・あの「島酒」古酒(崎山酒造厰:25°)と・・・鮮烈なインパクトの「粗濾過 松藤」(崎山酒造廠:44°)・・・あの時の記憶を甦らせてくれる旨さでした・・・。

この後も・・・師匠の惚れ込んだ中国土産“白酒(パイチュウ)”の3種飲み比べもあり・・・陽の高いうちに、酔狂な開放感に浸るのでありました・・・(笑)。
by project-beppin | 2009-05-10 00:50 | 焼酎文化考
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