“雨月の会”の夜宴・・・SP盤“蓄音機”の「影を慕いて」
“酒肴”の“趣向”を堪能した“昼餉”後には・・・“満腹”感で“酔心”までも“睡魔”に負けて・・・一時(とき)半ほどのオヤジの“夕寝”・・・。その間に師匠は・・・御ブログの更新や“夜宴”の準備などされていたのだと思います・・・。

“雨月の会”の夜宴・・・SP盤“蓄音機”の「影を慕いて」_c0001578_2463050.jpg“夕寝”から目覚め、むっくと起き上がった後は・・・“雨月の夜宴”・・・簡易コンロを置いて“ホルモン”と“焼鳥”をアテに・・・「なしか!」に「常蔵」などなど・・・。

夜も更け入る頃・・・おもむろにこの“蓄音機”の前に胡坐を組んだ師匠・・・積み上げてあった往年の“SP盤”レコードの紙袋の中を見比べながら・・・そのうちの一枚を取り出し、ターンテーブルに載せると・・・小さな缶から取り出した針をつけ・・・ハンドルをゆっくりと巻いて行きます・・・。

漆黒の“SP盤”レコードが回転数“78rpm”で回りはじめたところに・・・ゆっくりと針を落とすと・・・空音振動の“スクラッチノイズ”から浮かび上がるような“蓄音”・・・揺れる“空気”が“音”であることがわかるようなメロディーが“地霊”と共振するようでした・・・。

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そのうちオヤジも“蓄音機”を体験したくなり・・・“能動的”にSP盤の紙袋を捲っていました・・・(笑)。

自ら“能動的”に行動しなければ“流行歌”を聴くことができなかった“昭和”初期の正に“蓄音”なんですね・・・“アコースティック”な録音の“蓄音”を再現するのですから・・・いかにも“機械的”で“アナログ”な“蓄音機”の操作・・・。

その中から一枚・・・「影を慕いて」とのタイトルを見つけて、かけてみたのが・・・これ↑・・・。

九州は福岡県大川市出身・・・あぁ、昭和の大作曲家“古賀政男”の駆け出し時代の音かと思うと感激いたしました・・・“マンドリン・ギター”演奏家時代があった“古賀正男”のことも・・・。

“雨月の会”の夜宴・・・SP盤“蓄音機”の「影を慕いて」_c0001578_24779.jpgそして・・・昭和初期から“芸者歌手”として人気を博した“市丸”姐さんの“祇園ばやし”という曲なども・・・レーベルタイトルが左から読めるのですから戦後盤でしょう・・・。

“夜宴”を昭和への“慕情”と“哀愁”に引き込んだ“スクラッチノイズ”でした・・・。

“蓄音機”から流れる“メロディー”の数々をしばらく愉しんだ後・・・“昭和”への想いからか?・・・“幻の別府事件”に着想して捉えた“昭和史”について日付けが変わる頃まで師匠とともに語り合った・・・思い出に残る“夜宴”のオヤジでありました・・・。
by project-beppin | 2009-05-14 02:51 | 焼酎文化考
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