HAKUDOU師匠と“日田”巡行(その2)・・・“クンチョウ”の“薫長”
師匠を誘っての日田“巡行”・・・第一の目的地が日田“三蔵”の“一の蔵”と位置づけた此処・・・“クンチョウ酒造”・・・です・・・。

c0001578_23282729.jpg豆田“上町通り”の重要“酒形文化財”・・・清酒を醸し続けて“300年”を経る建“蔵”物・・・一部が“酒蔵資料館”、“薫長酒館(蔵元ショップ)”、“カフェ&ギャラリー”となっていて・・・もちろん、各種の清酒、焼酎が“試飲”できます・・・。

師匠は初見参・・・この”蔵構え”を“凛たる風格”との評・・・“酒蔵資料館”を見学後、“薫長酒館(蔵元ショップ)”で清酒と焼酎を試飲しながら・・・半世紀近く前の“薫長酒粕”に“静かなる感動”を覚えたという食体験秘話を・・・店の方にも語っていました・・・。

以前・・・日田の秋祭り“千年あかり”で訪ねた折に・・・この蔵の“夜景”はご紹介済みですが・・・蔵が刻んだ“歴史”が醸す“蔵文化”をもう少し・・・再度ご紹介しましょう・・・。


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c0001578_23284725.jpg酒蔵の“しつらえ”・・・玄関先に“杉玉”を飾り、古式伝統を脈々と伝える“清酒”蔵たる“風情”・・・。


c0001578_21444032.jpg今でも“慶事”や“祭祀”には欠かせない“薦樽”・・・。

c0001578_23292440.jpgそして、“混淆”の中で息づく“焼酎”・・・。

この蔵の“ロングセラー”と言えば・・・何といてっも、豊後の三大正調粕取焼酎の一つ「三隈」・・・“スタンダード”は麦焼酎「豊の国」、米焼酎「慈源」だと思うのですが・・・他にも、常圧蒸留米焼酎「千年あかり」や米焼酎「せいら」に芋焼酎「亀山(きざん)」などなど・・・、

棚の中段左手に・・・今回の“雨月の会”に持参した「恋麦」のオレンジ色のパッケージも並んでいて・・・またまた、ライナップが増えていました・・・。


c0001578_23294135.jpg清酒を醸す工程のレプリカを配した清酒のラインナップ・・・。

地元日田地区の“限定銘柄”なのでしょうか?・・・別府や大分ではあまり見かけない清酒銘柄が2つ・・・「久兵衛」と「秋子(ときこ)」・・・。銘柄の由縁となるのは・・・どちらも、この蔵と縁(ゆかり)のある方の名前でした・・・。

「久兵衛」とは・・・宇佐の新田開発・灌漑土木などの公益事業の先駆となる“広瀬久兵衛”のこと・・・。
「秋子(ときこ)」とは・・・幕末に広く学問と人材を育んだ私塾“咸宜園”を開いた先哲“広瀬淡窓”の妹・・・兄への献身が語り継がれる“広瀬秋子”のこと・・・。

調べてみると・・・本醸造甘口が「久兵衛」・・・同じく辛口が「秋子(ときこ)」・・・。師匠は・・・豆田の酒屋で試飲して・・・辛口を手にしてました・・・。


c0001578_23295729.jpgこの蔵の“夜景”では気づかなかった“薫長資料館”に上る階段口に祀られた“松尾さま”・・・。



c0001578_23305956.jpg酒の伝統的仕込み器具・用具・道具を展示しています・・・。

その多くが“木(檜・杉など)”と“竹”でつくられた様々な専用具・・・蔵人に大切に使用されていたんでしょう・・・仕込みに用いる道具にも“松尾様”が宿るが如く・・・ひとつひとつの道具とその巧みな作りが美しい・・・。

c0001578_23311556.jpg清酒仕込みの“歳時記”・・・“もと立”、“初添”、“初揚”、“甑倒し”、“皆造”と・・・仕込みの段取りが順調に進むことを“祝い”として“松尾様”にも感謝する“習俗”があるとは・・・(知りませんでした)・・・。

“神”に恥じぬ酒造りをと・・・蔵人の力を併せて“品質”を越えた“敬虔”の中でこそ醸される“味わい”があるんだと・・・思ってしまうのであります・・・。


c0001578_23315369.jpg元禄時代の建築年を刻む“北蔵”から始まる“酒蔵”群の履歴・・・。


c0001578_21353086.jpgこの原色で色分けされた桶は?と気になる道具?だったんですが・・・聞けば、祭りのイベント道具・・・。

日田の初夏を告げる“川開き観光祭”の“名物行事”・・・「ハンギリ源平合戦」用の“桶”でした・・・。

もちろん、今年も来週末・・・個人戦:5月22日 (土) と団体戦:23 (日)と・・・ 2日間に渡り開催されるとのこと・・・。


c0001578_2332968.jpgもうひとつの気になる道具?飾り?と目を留めたのが・・・この“薫長酒館”脇の玄関口にある“造花”・・・これは、その説明書きで“縁起物”だと理解した次第・・・。

盛夏の風物詩として300年続く“無形民俗文化財”・・・“日田祇園祭り”の“山鉾”飾りの一部“ぱいぱい花”とのこと・・・これを持ち帰り各家庭の“魔除け”とする習わし・・・。


c0001578_23322581.jpg豆田の町並も・・・この“クンチョウ酒造”の“酒蔵”群も・・・失いたくない“世間遺産”のひとつです・・・。

この“甍の波”と“赤レンガの角煙突”・・・“現役”ですから“遺産”との表現は失礼な形容かもしれません・・・。

“松尾さま”に祈る毎日があるからこそ・・・“伝統を守りながら新風を醸す”・・・真面目に“美しい”です・・・。
by project-beppin | 2010-05-12 23:38 | 焼酎文化考
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