HAKUDOU師匠と“日田”巡行(その7)・・・「三久」の“やきそば”
“隈”界隈で酒屋さんに教わった“ひた やきそば”の店というのが・・・此処「三久」でした・・・。

HAKUDOU師匠と“日田”巡行(その7)・・・「三久」の“やきそば”_c0001578_20171043.jpg細い路地を入った角地に“ひた やきそば”の幟が見えて・・・派手な暖簾の“ラーメン店”の風情・・・。

広い軒下に店外テーブルが2つあって・・・その一つでは、家族連れがラーメンや焼そばを美味しそうに食べていました・・・。

暖簾を潜り店内へ入れば・・・「いらしゃい!」と親しみやすい家族経営の雰囲気・・・カウンター越しに店主の親仁さんが「どうぞ、空いてる席に」と声をかけてくれたのですが・・・店外テーブルの魅力もすて難く・・・(笑)。

「外テーブルにするわ、エエかなぁ?」と問うと・・・「あっ、外がイイですかぁ、どうぞ~」と出てきて案内してくれました・・・(何しろ、この5月3日の日田は、暑かったんです・・・後で知ったのですが、今年一番の気温29.4℃の夏日でした・・・)。

家族連れの隣のテーブルに陣取ったこんオヤジとHAKUDOU師匠に・・・親仁さん自ら、水の入ったコップを二つ置いてくれて注文をとる様子・・・メニューを見ながらも、オヤジ(私)は迷わず「やきそばの大盛!」と注文・・・師匠は「じゃ、同じく、やきそば・・・普通(並)で、もらおう」と告げ・・・注文を確認した親仁さんは、店内へ戻りながら暖簾越しに「ハイッ!やきそば大盛りいっちょう、並いっちょう」と・・・大きな声で(注文を)通します・・・。

うろうろとこの“界隈”を探し歩いた後ですから・・・水を飲んで“一息”入れて・・・軒下の壁に貼られた日田の“風光明媚”な観光ポスターを眺めながら・・・(頼まれもしないのに)師匠に解説して(笑)・・・しばし待てば・・・運ばれてきたのが・・・コレ・・・“二人前?”と見紛うような“やきそば 大盛”・・・。しかも・・・「スープが付いてますから・・・」と・・・小さな碗に“とんこつスープ”も標準セットとのこと・・・。

思わず「おぉっ、ホンマに大盛りやなぁ」と笑みがこぼれるオヤジ・・・師匠も「これ(並)でも大盛り並やぁ~」とちょっとした驚き・・・。

互いが“刻み紅生姜”を多めに取り、皿脇に添えると・・・合掌して、まずは一口・・・箸で持ち上げると、短めに切れた“焼き麺”に“葱”と“もやし”も“ソース”と絡んで混じりあって・・・艶やかで食べやすい箸掛りの量も丁度いい感じ・・・旨い脂に香ばしい甘口ソースの香りもあって・・・食欲がそそられます・・・。

さぁっ、喰いますよぉ~・・・。(そのお味は・・・↓Moreのクリックで・・・)

■ やきそば:三久/日田市亀山町

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HAKUDOU師匠と“日田”巡行(その7)・・・「三久」の“やきそば”_c0001578_2002078.jpgこの“流水紋”のような“焼き麺”に“葱”と“もやし”のバランス・・・その彩りと味わいを引き締める“刻み紅生姜”・・・少し甘めで香ばしさもある豚脂の“とろみソース”は・・・味濃いようで・・・絶妙なバランス・・・。


HAKUDOU師匠と“日田”巡行(その7)・・・「三久」の“やきそば”_c0001578_2004417.jpgそして・・・この“やきそば”に合う絶妙なセット“スープ”・・・つまり、この店の“ラーメン・スープ”・・・もちろん、“とんこつ”・・・。

“やきそば”がちょっと甘旨口ソースですから・・・この“ラーメン・スープ”のちょっと塩っ気の旨味が・・・ベスト・マッチ!・・・。

心憎いのが・・・浮かぶ“叉焼”の切れ片・・・“ラーメン”エスプリを“お試しかっ!”的なところが・・・なんとも得した気分で・・・これまた、旨ぁ~い・・・(笑)。

HAKUDOU師匠と“日田”巡行(その7)・・・「三久」の“やきそば”_c0001578_201271.jpg混ぜて喰ってもこんな感じ・・・執拗に解説を加えます・・・(爆)。

“ムチムチ”食感の麺と・・・部分的“焼き麺”の“カリカリ”感に・・・“もやし”の“シャキシャキ”感・・・葱の香味と・・・角切りの豚肉の肉感と脂の旨味に・・・“刻み紅生姜”の酸鮮辛味・・・噛んで味わう“五色”の口中“触感味覚”が・・・“ひた やきそば”の特徴・・・実に旨いです・・・。


HAKUDOU師匠と“日田”巡行(その7)・・・「三久」の“やきそば”_c0001578_2011633.jpg「うん、旨かった!」と満腹感と満足感を満喫して、席を立ち勘定となって店内に入ると・・・親仁さんから「どうでしたかぁ?」と訊ねられ・・・師匠は「初めて食べた(味わいの)旨い焼そばやぁ~、気に入ったぁ!スープも旨かったぁ!」と店主の親仁さんに賛辞・・・。

鉄板で焼いていた若大将や洗い場の若女将、テーブルを拭いていた女将さんも・・・皆、笑顔・・・。若大将が「そりゃぁ、良かった、ありがとうございましたぁ~」と・・・この“人情味”がさらに“あと口”を好くするというもの・・・。

店を出て・・・気になったのが、暖簾脇の“がまだし中(営業中)”の札看板・・・。女将さんに“がまだし”とは?とその意味を聞くと・・・「この辺りの言葉で“頑張ってやってます”ってことです・・・休みの日は“よこい”になります・・・」と・・・。これも・・・また“地霊”の“一期一会”・・・“やきそば”+“あるふぁ”な味わいのある店でした・・・。

HAKUDOU師匠と“日田”巡行(その7)・・・「三久」の“やきそば”_c0001578_2033544.jpgこの“日田 焼きそば”の“発祥=元祖”は・・・なんと言っても自他共に認める“想夫恋”・・・。

初代が小さな店で創意工夫した“焼そば”が・・・多くのお客さんの支持を受け・・・その具材、ソース、焼き方で地元のラーメン店にも広がって定着したものが“ひた やきそば”・・・。

今では、焼そば専門店“想夫恋”ではなく、“想夫恋焼”専門店としてF.C.化しながらも“炒めない”で“焼く”の“王道”の“焼そば”も・・・もちろん、旨いですが・・・こうやって、小さな“ラーメン店のアレンジ”の味が多様化していく“ひた やきそば”も・・・客にとっては、楽しみが増えたというもの・・・。

想夫恋 日田焼きそば”も登録商標化して“元祖=本家=宗家”の確執争いのように“暖簾”と“”を守る“想夫恋焼”の拘りも認めつつ・・・地元のラーメン店や新規創業の参入でさらに“創意工夫”が多面的に“進化”する“ひた やきそば”も・・・多くのお客さんの“支持”を得ることでしょう・・・。

特に、地元のラーメン店だからこそできる“ラーメン・スープ”付は・・・新たな“ひた やきそば”の“スタイル”になるんじゃないでしょうか・・・少なくとも、こんオヤジ(私)とHAKUDOU師匠は“賛同支持”します!・・・。
by project-beppin | 2010-05-20 20:09 | 美食の街
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