HAKUDOU師匠と“九重”帰行(その2)・・・“笑門福来”八鹿酒造の“なしか!”
“竜門の滝”から川沿いを“玖珠川”と合流する方向へ・・・その突当りのT字路を県道409号線で“旧九重町役場”のあった恵良方面に・・・旧道沿いの密集した町並のほぼ中ほどに“八鹿酒造”がありました・・・。

c0001578_1690100.jpg到着時刻は、ほぼ17時・・・予約制の蔵見学は、諦めてましたが・・・せめて、蔵元の試飲販売は・・・との微かな望みを繋ぎとめるように・・・“酒蔵案内所”内の灯りと制服姿の女性社員の笑顔に接し・・・「まだ、イイですかぁ?」と問えば・・・明るく「どうぞ、いらっしゃいませぇ・・・」との声で・・・蔵の販売所へ・・・。

昭和・・・つまり、まだ農協、消防団、職場単位の“団体旅行”が盛況だった頃・・・“別府”の街で飲んで、酒と云えば「八鹿」、焼酎と云えば「二階堂」だったと・・・職場の上司から聞かされたことを思い出し・・・此処がその“蔵元”なんだと・・・初めてながら、懐かしく思えたりするのです・・・(笑)。

そして、もうひとつ“八鹿”な“縁”で忘れてならないのが・・・夕方の“天気予報”といえば、誰もが知っている“ヤン坊 マー坊”の時代・・・大分県民は“老若男女”問わず口ずさむ全く別の“天気予報”を告げる“BGM”があって・・・それが、俗に言う“八鹿の天気予報”・・・“県民演歌”とも謂えるメロディーなんです・・・。

 ♪ 水ぅ澄みぃてぇ~ 川はぁ 清ぉくぅ~  山はぁ みぃどぉりぃ~  花の宴のぉ~ 杯にぃ~
    酌みぃ交ぁわぁすぅ~ 酒は八ぅ鹿 ぁ~  くじゅぅうぅ~の やまぁにぃ~
      幸せぇはぁるかぁ こだましてぇ~ 酒ぇはぁ~ 八鹿ぁ~  ♪

さすがに・・・販売所内では、流れていませんでしたが・・・(笑)。

そんな蔵元への私的な“親近感”は・・・もちろん、HAKUDOU師匠にも溢れるほどあって・・・あの“御手洗酒店”の“本直し”カクテルと“角分け”文化の“原風景”に宿る麦焼酎「なしか!」のこと・・・その仲間たちから誘われながらも未参加のままとなっている“なしか祭り”のこと・・・などなど・・・此処の清酒と焼酎を“試飲”しながら・・・女性社員の笑顔に応えるように・・・語っていました・・・。

そして、屋号“舟来屋(ふなこや)”の系譜と蔵元“八鹿”に刻まれた“歴史”・・・“竜門の滝”との因果や“灌漑井路”の“公益”工事に尽力した業績も知ることができました・・・。

短時間の訪問でしたが・・・“地霊”とは何か?を語るに相応しい蔵元だと・・・感慨深く眺めた蔵風景です・・・。

※ ご覧戴いている皆様!・・・皆様から頂戴した“善意”の人気blog ランキング】への応援クリック!・・・これだけ(コンテンツ・エントリーを)怠慢したにもかかわらず・・・現在もなんとか持ち直して100位前後をウロウロですので感謝感激であります・・・。これからも、ご覧いただいて“早く麦焼酎飲んで載せろよ!”とか“それでも、また見たるでぇ~”とか・・・“広い心”をお持ちの方は・・・人気blog ランキング】への応援クリック!を・・・“都合のいいお願い”ですが、よろしくお願いします・・・m(_ _)m。皆様のご支援の賜物でこの拙文ブログもなんとか続いております。ありがとうございます・・・。




c0001578_1693370.jpg製造蔵へと続く手前の通路と・・・“酒蔵案内所”との看板がある“舟来蔵”・・・蔵元の試飲ショップです・・・。


c0001578_1694767.jpg蔵見学には・・・この通路を奥へと向います・・・。


c0001578_1610170.jpgこの“八鹿”の定番銘柄である上撰「笑門」・・・“ひや”(常温)でも“燗づけ”でも・・・大分の定番清酒の中では辛めの口あたりで落ち着いた味わいがあります・・・。

今年の“全国新酒鑑評会”では・・・原料米“山田錦”の“大吟醸酒”が“金賞”を受賞したという報もあり・・・その清酒を醸す卓越した匠の技が継承されている証ですね・・・味わってみたいもんです・・・。

c0001578_16101872.jpg壁に掛けられた屋号“舟来屋”を画いた仕込み蔵の“鏝絵”・・・現存する九州最古の“鏝絵”だそうです・・・。


c0001578_1610354.jpg蔵元試飲ショップ“舟来蔵”の店内に並ぶ清酒銘柄・・・上撰「笑門」・・・吟醸酒「吟麗」・・・特別純米酒「八鹿」・・・普通酒「恵比寿」などなど・・・。

別府で最も一般的な普通酒「福来 八鹿」は?と・・・なしか?・・・との気分でしたが・・・甘めの「福来」、辛めの「恵比寿」ということのようでした・・・。

上撰「笑門」と「福来」が・・・“笑門福来”・・・笑う門には福来る・・・という八鹿の普通酒に籠めた願いなんでしょう・・・。

c0001578_16104793.jpgそして・・・麦焼酎のライン・ナップ・・・“大分第三の麦”として定着した「なしか!」と・・・県外展開ブランド銘柄「銀座のすずめ」のシリーズ銘柄・・・スタンダード、黒麹、琥珀などが席巻してます・・・。

しかし・・・ここで、忘れてならないのがポットスチルの粕取焼酎「鹿の子」と・・・正調粕取「きじ車」なのですが・・・「きじ車」は見かけませんでしたね・・・。

c0001578_16112722.jpg蔵“原風景”をと・・・JR九州“久大線”の酒蔵元巡りを締めくくる“八鹿酒造”の姿を・・・その久大線の“恵良駅”から撮影したのが・・・“大分の酒 やつしか”とJRの線路に向って表示されたこの光景です・・・。


c0001578_16114283.jpg正面を見ると・・・この蒸留した麦焼酎などの“貯蔵タンク”群・・・。


c0001578_1612035.jpg駅前の元?駐在所らしき場所にある町内の掲示板でしょうか?・・・なしか!・・・掲示されているのは・・・「なしか!」祭や“ゴールドなしか!キャンペーン”の広告・宣伝・・・。

それだけ・・・静かな町ということ・・・穏やかな“時間”が流れています・・・。

c0001578_16111122.jpg何しろ・・・“久大線”開通の功労者こそ・・・この“八鹿酒造”さんなのですから・・・毎年、4月に開催される“なしか!”祭には・・・この“恵良駅”まで、臨時専用列車?が運行されます・・・。

師匠も・・・是非、来年はミタラう人々とこの“なしか!”祭に参加したいと・・・蔵風景を眺めながら・・・感慨に耽っているようでありました・・・(笑)。

今回の旅は・・・こうして無事に終えたのであります・・・。
by project-beppin | 2010-05-29 16:14 | 焼酎文化考
<< 第一“甘吟”な水割り・・・「西の風」 HAKUDOU師匠と“九重”帰... >>