ドライなキレと味わうコクの両立・・・「常徳屋 青ラベル」
入梅して・・・湿気も多く暑くなってきました・・・。まだ、まとまった雨にはなってませんが・・・。
早めに帰りついた時は・・・夕食がはじまる前に・・・ちょこっと“生”で飲みはじめます。

ドライなキレと味わうコクの両立・・・「常徳屋 青ラベル」_c0001578_1112229.jpg“海老とアスパラのあんかけ”と“磯辺揚げ”で・・・晩酌です。
薄めの味つけですが・・・少しばかり油っこい料理の時には・・・『常徳屋 青ラベル』。

減圧蒸留のドライなキレと・・・常圧蒸留の味わいのあるコクが・・・両立しているこのブレンドタイプは・・・正に“ドライ旨口タイプ”・・・“生”で飲むと・・・その旨さが一目瞭然。

グラスに注ぐと・・・淡麗な香りもしっかり発っています・・・。含んで舌に触れると・・・ドライでキリッとした辛口のアルコール感が芯になりますが・・・その後に・・・口中に広がり鼻腔に抜ける風味は・・・フルーティーな甘旨さで・・・味わいの広がりがあります。喉越しも・・・アルコール感の主張がキッチリと・・・綺麗な余韻を味わいえます。

このバランスのいい原酒のブレンド・・・減圧の「唐変木」や「白寿」、常圧の「赤嶺」などの銘柄で味わった・・・麦のドライな香りやキレとフルーティーなコクの“いいとこ取り”のようで・・・晩酌定番に・・・うってつけの味わいです・・・ロックで好し、お湯割で好し・・・。

あんかけの淡白な味と混じり・・・グリーン・アスパラは、ほんのり青苦いシャキシャキ感・・・海老は、旨みを噛み締めるプリプリ感・・・。
箸休めに摘む・・・磯辺揚げの磯塩の香の芳ばしさ・・・“つくねダレ”の滲みた鶏ナゲットの甘辛さ・・・どれも・・・おいしゅうございました・・・。

■「常徳屋 青ラベル」(常徳屋酒造場:宇佐市/減・常ブレンド:麦・麦麹)25度・・・ドライ旨口タイプ
淡麗な香り。ドライでキリッとした辛口のキレと、フルーティーな甘旨さのコクが調和した旨口タイプ。アルコール感の芯のある喉越しとキッチリと響く余韻が綺麗な美品。
by project-beppin | 2005-06-18 11:13 | 大分麦焼酎
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