“盆焼酎”の旨さを想う・・・正調粕取古酒「平三郎」
帰宅したら・・・やっ~と!戻って来ていました・・・愛機の“観音 力射”デジカメ・・・。一昨日に、職場の“暑気払い”もあったのに・・・撮影できなかったので、ネタ切れでした・・・(笑)。

“盆焼酎”の旨さを想う・・・正調粕取古酒「平三郎」_c0001578_23173839.jpg今日も・・・残暑厳しき“熱帯夜”の様相・・・網戸にしていても、風がない時は・・・晩酌でも“暑気払い”ですなぁ・・・。

“暑気払い”で思い出しました・・・北部九州(福岡、佐賀、大分など)の粕取焼酎風物詩・・・「盆焼酎」という風習のこと・・・お教えいただいたのは、猛牛氏、けんじ氏、goida氏ほかのレポートでした。(つまり、私には・・・原体験がありません・・・。)

それでは・・・「盆焼酎」の体験学習を・・・と言うわけではないのですが・・・今夜の晩酌は・・・あの正調粕取焼酎「」の最期の古酒・・・『平三郎』

“生”で一杯・・・。香りは、優しき“籾の香”・・・そう、あの「」に似た芳香です。口に含んだ感触は・・・カドがとれた辛甘い舌触りと心地よい辛旨み・・・鼻腔に抜ける粕籾風味・・・穏やかな喉越しの後に・・・哀愁の余韻・・・こなれてます。

次に“ロック”で飲んでますが・・・冷たくなると柔らかく甘旨さが先行します・・・こちらも涼しく酔えます・・・。

肴は・・・甘いツユに大根おろしの淡い辛味を合わせた“南瓜の煮浸し”と・・・七味の効いた“焼き茄子”・・・晩酌の“暑気払い”・・・日本の夏の幸せ・・・合掌・・・。

■「平三郎」(亀の井酒造:玖珠郡/常圧:酒粕)25度・・・正調粕取焼酎
優しき“籾の香”。10年古酒と言う名に恥じないカドのとれた辛甘さと心地よい辛旨みの正調らしさ。夏の風物詩「盆焼酎」、その哀愁の味わいを想い起こす喉越しと余韻に酔う逸品。
by project-beppin | 2005-08-11 23:24 | 豊後の粕取焼酎
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