臼杵探訪(その3):黄飯と味噌の郷土食・・・「味噌汁御膳」
蔵見学に興奮しているうちに・・・臼杵らしい味わいも準備できたようです・・・。

c0001578_16581130.jpg「小手川商店」・・・その味噌や醤油の味わいを手づくりで伝えてくれる昔ながらの店構え・・・店内では、こだわりの醤油や味噌を使った臼杵伝統の郷土食品を売っています・・・。

それを少しずつ・・・味わいながら郷土料理の“黄飯(おうはん)”とともに、食べさせてもらえるのが・・・この「味噌汁御膳」です。

くちなしの実で炊き上げた“黄飯”・・・スペインの“サフラン・ライス”に似た黄色いご飯で・・・南蛮文化との交流が息づく臼杵らしい慶事の郷土食です・・・。ホッコリと炊き上がったご飯の甘みは素直です・・・。

熟成した麦味噌の味わい深い“味噌汁”・・・コクの濃い麦味噌に“つみれ”が浮いていて・・・こちらの練りモノの上品な味付もいいですよ・・・。

具沢山の“かやく”・・・大根やごぼう、人参などの野菜と豆腐を油で炒め、別に魚を加えた臼杵の“けんちん汁”と言えば・・・おわかりいただけますかね・・・。

郷土食を味わう小鉢は・・・醤油風味の餡がかかった“自家製ごま豆腐”・・・味噌風味を最大限に使った“黄卵の味噌漬け”、“佛手柑(ぶっしゅかん)の味噌漬け”、“鯛味噌”などなど・・・。

他にも・・・“さしみ蒟蒻”やお口直しの“淡雪羹”などもあって・・・贅沢な昼食と言うより・・・“再発見する郷土食”といった感じで・・・あらためて豊後の醸造と食文化の奥深さを・・・味わうことができました・・・。

■味噌汁御膳:小手川商店/臼杵市浜町




c0001578_1659771.jpg“卵黄の味噌漬け”・・・秘伝の“味噌床”に卵の黄身を漬けて返しながら数日すると・・・味噌風味の“黄身玉”が出来上がります・・・。箸で割れる程度の粘りのあるチーズ様の堅さ・・・。珍味ですね・・・卵黄のコクに味噌の仄かな風味が・・・素材のまったりとした濃厚さを・・・引き出しているようです・・・。

c0001578_16592395.jpg中央の角皿に添えられた薄切りの“佛手柑の味噌漬け”・・・臼杵市佐志生(さしゅう)産の香り高い“佛手柑(ぶっしゅかん)”を使った果実の味噌漬けです。
薄切りにしたその味噌漬けを噛めば・・・その独特の清楚な柑橘香といい・・・醤油もろみに近い味噌の味の滲みた風味といい・・・“ありがたい”気持ちになります・・・。酒の肴にも・・・工夫できそうです・・・。

黄飯にのっけて“鯛味噌”の甘みを楽しむもよし・・・醤油炒りの“ちりめん”も噛めば滲み出る旨さを摘むもよし・・・です。

c0001578_16594237.jpg他にも・・・ご覧のとおり・・・こだわりの木樽醤油なども・・・小売していますし・・・自家製“みそソフト”も・・・評判のようです・・・。

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by project-beppin | 2005-12-23 17:01 | 美食の街
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