“カニ味噌カナッペ”に・・・香ばしい湯気「常徳屋 赤ラベル」
一日中、晴天・・・昼は10℃を越えて・・・暖かい一日でした・・・。夕方も思ったほど寒くなく・・・今日は、運よく・・・早めに帰宅することができました・・・。

“カニ味噌カナッペ”に・・・香ばしい湯気「常徳屋 赤ラベル」_c0001578_1315621.jpg早めに帰りついたのに・・・女房殿と次男坊は、既に食事を終えていて・・・部活から戻ったばかりの長男坊と二人で夕食・・・戴き物の缶詰“カニ味噌”をご飯にのせて・・・“バッチ濃いぃ~”カニ味噌の味わい・・・セイ!セイ!。
おかずは・・・“海老カツ”と“ギョロッケ”・・・汁物は“大根と里芋の味噌汁”・・・でした・・・。

“おかわり”したかったのですが・・・晩酌のために・・・ガ・マ・ン・・・(笑)。

風呂上りに・・・テレビドラマ“白夜行”を見ている長男坊の横で・・・オヤジは、せっせと晩酌準備・・・『常徳屋 赤ラベル』・・・久しぶりのガツン系・・・。

開封して・・・瓶の口に鼻を近づけ嗅いでみます・・・おぉぅ~・・・馨しい麦の“スウィート・ビター・アロマ”・・・。あの「常圧 常蔵」を開封した時のような記憶が蘇ります・・・さすが、評判のいい“赤”ですね・・・。

このまま“アテ無し”で飲むかぁ~?と思っていたら・・・「残ってるカニ味噌は、もう、いらないのぉ~」と女房殿が一言・・・。
ピン!っときて・・・「食パンあるぅ?」と聞けば・・・「冷蔵庫に、朝の残りがあるわよぉ~」というご返事・・・(やったぁ~!)ならば・・・オヤジのアドリブ“カニ味噌カナッペ”・・・。

 ♪ 人み~な 赤(あ~か)にぃ~ 酔うとぉきはぁ~
    残パン 乞ぉいぃし~ 山盛りにぃ~ ♪   (芹 洋子:坊がつる讃歌・・・の替歌)

カニ味噌に・・・岩のりを混ぜ込んで・・・パンにのせ・・・オーブン・トースターでほど好く焼いて・・・マヨネーズをチョボッとつけて・・・屑削り節をパラパラ・・・ハイッ!出来上がりぃ~・・・。

この“カニ味噌カナッペ”の濃い味に負けないように・・・この焼酎も5:5の“お湯割り”で・・・香ばしさを飲みましょう・・・。

お湯で割っても崩れない・・・甘く香ばしい香り・・・。湯気に導かれるように、口をつけて・・・口の中いっぱいに含んで転がすと・・・煎ったようなホロ苦甘さが柔らかく“解れ”ながら・・・鼻腔へと“拡散”していく優しい味わい・・・。あと口に・・・心地よく痺れる爽やかな苦旨味の余韻・・・真っ直ぐな“味わいの芯”に“優しさの奥のダンディズム”を感じます・・・。
参りました・・・“お湯割り”はメッチャ旨いです・・・大正解でした!!!

これを飲んで・・・“カニ味噌カナッペ”を頬張り・・・また、この香ばしい湯気につられて、さらに飲む・・・嬉しくて、涙が出ます・・・。
長男坊が、晩酌オヤジを見て・・・「おとうさん、これ(ドラマ)見て泣いてんのぉ~?」と・・・(決して、テレビ・ドラマの所為ではありませんヨ・・・笑)

 ♪ 涙をぉ~流ぁ~すぅ 優男(やぁ~さおぉとこぉ~)
    湯気(ゆぅ~げ)の味に 恥をぉ知ぃるぅ~ ♪

■「常徳屋 赤ラベル」(常徳屋酒造場:宇佐市/常圧:麦・麦麹)25度・・・ガツン濃厚タイプ
 馨しい麦の芳醇な香り。煎ったようなホロ苦甘さが柔らかくほぐれ、スウィート・ビターなコクが真っ直ぐな濃厚タイプ。鼻腔へと広がる優しい味わいと苦旨味のアルコール感の余韻が堪らない優品。




“カニ味噌カナッペ”に・・・香ばしい湯気「常徳屋 赤ラベル」_c0001578_1321868.jpg何しろ・・・味わいの旨味が濃~い“カニ味噌”だけの缶詰でしたので・・・“岩のり”を絡めて、ちょっとコク強さをのばします・・・。
味わいのまとめ役に・・・マヨネーズを少し絞ったことで・・・カニ味噌っぽさを和らげようとしたのですが・・・これは、正解でしたね・・・!。

欲を言えば・・・カニ味噌とマヨネーズを練ってから・・・岩のりを絡ませ・・・パンとともに焼き・・・アツアツの時に、カボスかレモンを絞れば・・・もっと、好かったかも?・・・。

しかしながら・・・即興の“danchu=男子厨房”にしてみれば・・・上出来なアテでした・・・。
by project-beppin | 2006-01-27 01:46 | 大分麦焼酎
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