炙った“きすご味醂”に・・・苦柔らかな甘みの「ほげほっぽ」
“春”なんて書いたら・・・さっそく“寒もどり”・・・明日は“雪マーク”の天気予報・・・。

炙った“きすご味醂”に・・・苦柔らかな甘みの「ほげほっぽ」_c0001578_22291343.jpg我が家の灯油ストーブの上のヤカンが・・・湯気を上げています・・・。

次男坊のリクエストの“カレーライス”で・・・夕食・・・女房殿は、大きくなった次男坊のために・・・ちょっと辛い“ルゥ”に変えたそうです・・・。

さて・・・次男坊が風呂に入り・・・長男坊の宿題を女房殿が手伝っている間に・・・オヤジは今夜のアテを炙っています・・・(笑)。
今日、焼酎とともに買ってきた“きすご味醂”・・・甘濃い味のキスの味醂干し。

もちろん焼酎も・・・“お湯割り”で飲んでますよ・・・『ほげほっぽ』

蒸した“煎り麦”のような香りのアルコール感が匂いたつ“ガツン系”・・・口に含んだ時の・・・ホロ苦い芳ばしさの奥にある・・・柔らかな甘芳ばしさ・・・。

柔らかい苦辛旨さの味わいが崩れないまま・・・喉ごしの柔らかい“程よい香ばしさ”こそ・・・この焼酎の風味芳醇な旨さなんでしょう・・・。

“きすご”・・・大分では、魚の“キス”をこう呼びます・・・キスの味醂干しの甘辛さが滲み込んでいて・・・炙り終わって温かいうちは、柔らかく“胡麻”もアクセントとしてバッチリ!
冷める前の柔らかな肉質の味わいも好いのですが・・・冷めてしまって固くなったものも・・・これまた、滋味をおびた噛み締める旨さ・・・。

長男坊が・・・今ほど、宿題を終えて・・・横にあった小皿に残る“サラミ”のスライスを頬ばっています・・・。

あぁ~ぁ・・・オヤジはその間に・・・2合ほど飲んじゃいました・・・“お湯割り”換算で4杯・・・くぅ~、うまいの~やぁ~・・・“地”のはだか麦が醸す焼酎とは・・・かくあるべし・・・。

■「ほげほっぽ」(久家本店:臼杵市/常圧:麦・麦麹)25度・・・ガツン濃厚タイプ
蒸した煎り麦のような芳香。ホロ芳ばしい苦味の奥にある柔らかな甘芳ばしさを味わうソフトな濃厚タイプ。崩れない味わいの程よい芳ばしさが、風味芳醇な地焼酎の逸品。
by project-beppin | 2006-03-12 22:34 | 大分麦焼酎
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