福与かなコク甘みが膨らむ・・・「櫻福美人」
一日中・・・昨日の九州石油ドーム“ビッグアイ”で行われたジーコJAPANの“日本 vs エクアドル”・・・アレックス-佐藤の“ワンタッチ・ゴール”の話題でもちきり・・・。その瞬間をスタジアム内で実際に見ていた人は・・・最高潮に盛り上がった熱狂と歓声で・・・“ドームが揺れた”と・・・。

福与かなコク甘みが膨らむ・・・「櫻福美人」_c0001578_3294321.jpg帰宅後・・・そんな話を愚息たちに“聞き伝え”しても・・・あんまり興味がないようでした・・・(笑)。

食卓を見ると今夜のアテが並んでいます・・・女房殿に“おねだり”してた甲斐あって・・・スーパーの“半額お惣菜”3品・・・(笑)。

“菜の花の辛子和え”
“炙り穴子”
“蕗と椎茸と高野豆腐の煮物”

季節感もあるし・・・安くて豪華・・・。

んじゃぁ・・・ジーコJAPANにも“桜咲く!”ではないのですが・・・桜の便りが・・・日田からも、臼杵からも、届いてますから・・・“桜を愛でる”銘柄で飲みましょう・・・米焼酎『櫻福美人(さくらふくびじん)』・・・'94年製の常圧蒸留“長期貯蔵”・・・“生”でちょっと、“お湯割り”で一杯・・・。

“生”では・・・仄かに優しい米の香・・・口に含んで、常圧らしい辛口を感じますが・・・その奥に潜む甘旨さが豊かな味わいを奏でます・・・。しっかりしたコク旨味の“ミドルボディー”に包まれ・・・円くなっているところが・・・いかにも“長期貯蔵=古酒”といった趣・・・。

続いて“お湯割り”・・・柔らかな甘旨さが香りとなって、解き放たれたようで・・・“生”に比べて、口あたりも辛口感が隠れ・・・福与かなコク甘みが膨らんでいく感じ・・・お湯と馴染んだ旨みが前面に出てきて・・・円やかなコクと整った甘みも、ジワジワと押し寄せます・・・。

吟香耽美な「耶馬美人」が“細身のすらっとした”美人だとするなら・・・こちらは、“福与かな微笑み”美人といった感じでしょうね・・・。“人肌”の温もりで飲む“お湯割り”が・・・何んとも、美味でした・・・。

■「櫻福美人」(久家本店:臼杵市/常圧:米・米麹)25度・・・米焼酎
 香りは優しい米の香、常圧らしい辛口と福与かなコク甘みが膨らむミドルボディー、円やかなコクと整った甘みが豊かな逸品。




福与かなコク甘みが膨らむ・・・「櫻福美人」_c0001578_3295590.jpg“菜の花”を“おひたし”のように茹でて辛子味噌で和えただけ・・・と言ってしまえばおしまいですが・・・(笑)。

近所のスーパーの“お惣菜”であっても・・・この辛子の効き具合と味噌の和わせ加減がポイント・・・。

これは・・・辛子味噌の量は少なめですが・・・辛子がピリッと鮮明に効いている感じ・・・“菜の花”の風味を損なうほど味噌が主張していないところが・・・好い感じ・・・。

春らしい若苦味を・・・素直に、旨い!と思えるようになったのは・・・いつ頃からかなぁ~?・・・。
何処にでもあるような“旬菜”ではあるんですが・・・なぜか、晩酌のアテに出てくれば・・・嬉しいもんです・・・。
by project-beppin | 2006-04-01 03:50 | 地焼酎(米 ect.)
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