別府八湯温泉まつり(その３)・・・鉄輪温泉

鎌倉時代の建治二年(1276年)・・・一遍上人によって開かれたとされる｢鉄輪温泉｣・・・。

昔ながらの“貸間旅館”が建ち並ぶ界隈と“湯けむり”がたなびく風情・・・その一角にある“大谷公園”では・・・鉄輪界隈の方々が湯治客や観光客に“餅まき”をして、ふるまう光景がありました・・・。







桜の花も“８分咲き”・・・。


“春一番”が吹く中で・・・“餅まき”に興じる風景・・・。


“いでゆ坂”・・・祭りの最中は・・・逆にちょっと寂しい人通り・・・。


いでゆ坂にある｢渋の湯｣・・・弱酸性の食塩泉・・・古くからの鉄輪らしい外湯の共同浴場・・・４月１日のみ無料(通常100円)


ヤングセンター・・・湯治客の憩いの場として・・・温泉地の風情を今に伝える地方劇団の巡業芝居・・・温泉に入った後の観劇に・・・“感激”・・・お粗末！(笑）。


坂の途中にある寺のような建物・・・一遍上人ゆかりの時宗｢温泉山永福寺｣・・・。


本堂の向拝柱に掲げた「日本第一蒸湯開基」の墨書こそ・・・ここ鉄輪の“蒸し湯”・・・つまり、古式のサウナによる温泉治療のはじまりを示すもの・・・。


この鉄輪温泉郷の開祖となる一遍上人像に“献湯祈願”を行うのも・・・この温泉まつりと秋の“湯浴み祭り”となっています・・・。

私も・・・感謝の意を込めて“献湯祈願”・・・。


暖かくなっても・・・このとおり“湯けむり”をあげる泉源蒸気・・・。

この風景・・・いたる処で見られます・・・。