奥行きのある“ウェット”な口あたり・・・長期貯蔵「花の宴」
“春雨じゃ 濡れてまいろう”・・・なんていう気分にはなれないような冷たい雨の一日でした・・・。春らしい陽気も長続きしないので・・・八重桜も見頃を過ぎようとしています・・・。

奥行きのある“ウェット”な口あたり・・・長期貯蔵「花の宴」_c0001578_22381736.jpg今年は、都合が合わなかったり、雨で流れたりで・・・結局、“花見の宴”が出来ずじまいでした・・・“チェッ!”ってな感じ・・・。

夕方までに仕事を片付けて・・・雨の中の買い物に付き合って・・・女房殿の「夕食に何がいい?」に・・・無愛想に「何でもいいよ・・・」なんて答えていたら・・・“怪訝な顔”をされました・・・。

で・・・“鰤の刺身”と“野菜の天ぷら”・・・文句は言えません・・・(笑)。

久しぶりに“味わいのある”麦焼酎でゆったり飲みたい気分・・・花見に持って行こうと思っていた『花の宴(えん)』を開封・・・5:5の“お湯割り”で・・・飲みながら“食中晩酌”・・・。

“滝廉太郎”の名曲“荒城の月”の舞台となった“岡城”・・・その歌詞からとった“花の宴”という銘柄名・・・「岡城」の長期熟成モノ・・・秋の“竹楽”で買った限定「竹楽」と同じ中味ですが・・・この“垢抜けない”素朴さが如何にも“地焼酎”というラベルで好いじゃないですかぁ~・・・。

5:5でも・・・コクのある甘芳ばしさにカドがない甘旨味が味わえて・・・やっぱり“米麹”由来の奥行きのある“ウェット”な口あたりが・・・この焼酎の特徴でしょう・・・しみじみと旨~い・・・。

■「花の宴」(熊谷酒造:竹田市/常圧:麦・米麹)25度・・・ウェット旨口タイプ
 香ばしくも甘い香りに、麦芳ばしさの苦旨さと米麹醸しの甘旨さが醸すしっかりした風味豊かな旨口タイプ。舌先の痺れるような心地よい刺激と辛口に感じる喉越しの響き合う余韻に浸れる優品。




奥行きのある“ウェット”な口あたり・・・長期貯蔵「花の宴」_c0001578_22282429.jpg蒲江産の“鰤の刺身”・・・養殖モノでしょう・・・それなりに旨い・・・です。


奥行きのある“ウェット”な口あたり・・・長期貯蔵「花の宴」_c0001578_22281312.jpg“野菜の天ぷら”・・・“怪訝な顔”をしながら、“コロモ”にくぐらせて揚げてました・・・“サツマイモ”と“蓮根”と“ピーマン”・・・。

刺身醤油の皿に付けながら食べていたら・・・またまた“怪訝な顔”をされました・・・ゴメンチャイ・・・(笑)。
by project-beppin | 2006-04-22 22:32 | 大分麦焼酎
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