県南・豊肥紀行(その2)・・・水路と田園の二蔵を歩く
番匠川を溯り・・・県道35号線から53号線を旧宇目町へ抜けて・・・R326号線で旧三重町を経由して・・・R502号線を豊後大野市緒方(旧緒方町)へ・・・。

県南・豊肥紀行(その2)・・・水路と田園の二蔵を歩く_c0001578_23392827.jpg原尻の滝”周辺の“チューリップまつり”も終る頃・・・番匠川上流の山間地の風景とは一変して・・・緒方川と水路に囲まれた穀倉地帯が輝いています・・・。

用水路の水の流れは・・緒方川の豊富な水を湛えて・・・“春の清涼感”があります・・・。秋には“原尻の滝”上流の川中にある鳥居を越えて神輿が渡る“緒方三社川越しまつり”も開かれる・・・水との関わりが深い風土です・・・。

こんな水に恵まれた風土の町には・・・清酒「金鷹」や「鷹来屋」と焼酎「さぶろう」の浜嶋酒造さんと・・・清酒「丹誠」と焼酎「荒城の月」の丹誠酒類さんが並び建っています・・・。




県南・豊肥紀行(その2)・・・水路と田園の二蔵を歩く_c0001578_23394197.jpg浜嶋酒造・・・白壁の老舗商家の趣きを今に残す店舗・・・。


県南・豊肥紀行(その2)・・・水路と田園の二蔵を歩く_c0001578_23395339.jpg古くからの代表銘柄と言えば・・・清酒「金鷹」・・・入口に置かれた“こも樽”型の陶磁製一斗瓶と五升瓶・・・。


県南・豊肥紀行(その2)・・・水路と田園の二蔵を歩く_c0001578_23402539.jpgもちろん、店内には・・・清酒や麦焼酎とともに・・・粕取焼酎「富源」も堂々とご鎮座・・・。


県南・豊肥紀行(その2)・・・水路と田園の二蔵を歩く_c0001578_23424529.jpg販売店舗の隣には旧家の佇まいを活かした“喫茶室”・・・二階はギャラリーという・・・雰囲気のある蔵でした・・・。


県南・豊肥紀行(その2)・・・水路と田園の二蔵を歩く_c0001578_23425980.jpg丹誠酒類・・・旧朝地町の牟礼鶴酒造さんが焼酎蒸留・・・ここ旧緒方町の吉良酒造さんで清酒醸造・・・この協業で設立したのが“丹誠酒類”となっています・・・。

こちらも・・・店内には、蔵元自慢の清酒「丹誠」をはじめ・・・焼酎「荒城の月」が並んでいて・・・試飲もできます・・・。

HAKUDOU師匠は・・・“しぼり生酒”を試飲して・・・その感想を“旨い口なやぁ~”と・・・。 


県南・豊肥紀行(その2)・・・水路と田園の二蔵を歩く_c0001578_2343166.jpgこの新緑と青空を背景に・・・堂々と建つ丹誠酒類(旧吉良酒造)の醸造場・・・“造り酒屋”のレンガ色の煙突のある風景・・・いつまでも続いてほしい酒文化の光景です・・・。


県南・豊肥紀行(その2)・・・水路と田園の二蔵を歩く_c0001578_2343347.jpg原尻の滝も、この通り・・・天気に恵まれて、賑わっていました・・・。
by project-beppin | 2006-05-07 23:47 | 大分の風土・行楽
<< どっしりとした“上燗”・・・旨... 県南・豊肥紀行(その1)・・・... >>