“大権現宮”の祈りの形・・・岩戸寺(上)
“文殊仙寺”から・・・町道の案内看板に随って山林を越え・・・“ため池”のある集落を抜けて・・・もうひとつの“古刹”に向います・・・。

c0001578_0484757.jpg石立山「岩戸寺」・・・国東六郷満山霊場 第26番札所 末山本寺・・・本尊は“薬師如来”・・・。

719年に“仁聞菩薩”の開基と伝えられ・・・神を祀る“鳥居”と仏を祭る“仁王”が一体化した“大権現宮”の参道風景・・・“神仏習合”の満山寺院の山寺形式がそのまま残っています・・・。

この“仁王像”・・・在銘(1478年造)の丸彫り石像として現存する“最古”とされています・・・。

参道を上りながら・・・国宝“国東搭”・・・ご本尊“木造薬師如来像”など・・・岩窟の修験道信仰の面影も残る聖なる地・・・。

心静かに・・・“古刹”巡礼・・・。




c0001578_049397.jpg“阿吽”の仁王像が迎えてくれる参道は・・・はじめは平坦で広く感じます・・・。


c0001578_0491836.jpg鳥居には・・・神と仏が習合した社寺であることを示す“大権現宮”と・・・。


c0001578_0493463.jpg樹間の石段にさしかかると・・・。


c0001578_050610.jpg向って右側に・・・この国宝“岩戸寺 国東搭”が浮かび上がるように・・・視界に入ってきます・・・。


c0001578_0503938.jpg弘安6年(1283)の銘のある高さ3.4mの国東塔・・・国東半島に約150基ばかりある中で最古・最優の塔であるとされています・・・。

宝塔としても特徴のあるこの国東搭は・・・シルエットで見ても均整のとれた“祈りの形”が見て取れます・・・。


c0001578_0505558.jpgさらに樹間に覆われ日陰となった参道の石段を上れば・・・


c0001578_0511317.jpg正面に・・・“薬師堂”があります・・・。


c0001578_0512461.jpg参拝して・・・御本尊“木造薬師如来像”を拝見・・・平安後期の榧(かや)一木造りの凛々しい御影・・・。


c0001578_0513983.jpg“薬師堂”の背後の岩肌には・・・修験道の信仰の祠でもあった遺窟・・・。


c0001578_0515314.jpg御仏のご加護・・・祈りの造形・・・。
by project-beppin | 2006-05-29 00:54 | 大分の風土・行楽
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