樽焼酎のひとつの“到達点”・・・「男の港」
“入梅” したものの・・・今日も晴れ・・・比較的湿気の少ない天候が続いています・・・。
“ワールド カップ”も始まり・・・週末の“夜更かしシンドローム”・・・我が家だけではないでしょう?・・・(笑)。

樽焼酎のひとつの“到達点”・・・「男の港」_c0001578_112249.jpg今夜・・・“セルビア・モンテネグロ vs オランダ”テレビ観戦に合わせて・・・肴とアテの2品で長時間の“観戦晩酌”に備えます・・・(笑)。

肴は、蒲江産の“鯖りゅうきゅう”・・・アテは、“ジャイアントコーン”・・・。

先週の“BAR逍遥”では・・・結局、口にしなかった“Cask=樽”の香味を・・・我が家の“焼酎”でとなると・・・そうです・・・あの米焼酎「古樽楽」と麦焼酎「独歩」をブレンドして、小野富酒造さんが世に問う“樽焼酎”・・・『男の港』・・・。

先ずは・・・“ストレート=生”で“豊潤”な香りを嗅ぐと・・・バニラ香を凌ぐような奥行きに甘く響く熟成香が・・・堪りません・・・。
この香りを楽しみ・・・舌に載せて、転がしながら味わう濃厚な液体感は・・・麦麹のキレに、米麹由来のコクが複層して創り上げたウェットな“Blended Flavor”・・・。

麦焼酎の持つ辛口でシャープな口あたりを・・・米焼酎の円く膨らむ甘旨さがディープに包む込むようで・・・香りの“高さ”も、味わいの“幅”も“奥行き”も立体的で・・・“Cubic Rich”とでも言いたくなります・・・。
“ウィスキー モドキ”とは明らかに違う・・・これこそ、樽焼酎のひとつの“到達点”・・・。

“水割り”・・・割っても崩れない樽香の奥に広がる円やかな甘味・・・口に含んだ冷たさから解き放たれるような・・・“Cask Taste”のキレの好さ・・・響きながら沁み入るような味わい・・・。
薄まってはいるものの・・・麹らしさが活きた喉越しは・・・“鯖りゅうきゅう”を肴に飲んでも・・・互いに引立てあっているように感じるほどです・・・実に旨い!

我が家での“観戦晩酌”・・・オヤジに許された“贅沢な時間”です・・・(笑)。

■「男の港」(小野富酒造:佐伯市/不明:米・麦・米麹・麦麹)40度・・・ウィスキータイプ(ブレンド焼酎)
 バニラ香を凌ぐような奥行きに甘く響く熟成香、舌に載せて、麦麹のキレに、米麹由来のコクが複層した立体的なブレンド風味が秀逸なウィスキータイプ。辛口でシャープな口あたりに、三十年古酒の円く包む込むような甘旨さが豊潤に膨らむ絶品。




樽焼酎のひとつの“到達点”・・・「男の港」_c0001578_1124419.jpgこの“豊潤”な香りと・・・ブレンドの妙が奏でる“Body Conscious”なトロ味・・・。

私は・・・この「男の港」という銘柄名に秘めた“イメージ”が・・・“疲れた男”が最後に辿り着く“母港”=即ち“惚れた女”のような味わいに由来するのでは?・・・と思ってしまいました・・・。

それほど・・・“豊潤”で“肉感”的な円やかな味わいが・・・この“ショットグラス”の中味に宿っているんですよ・・・(笑)。

“ジャイアントコーン”の乾いた塩胡椒味を“カリッ”と噛み砕きながら・・・アテにするのが・・・私の好み・・・。


樽焼酎のひとつの“到達点”・・・「男の港」_c0001578_1125979.jpg“鯖りゅうきゅう”・・・鯵よりもネットリと脂ののった鯖の細切れ身・・・葱と白胡麻に醤油と練りワサビを絡めて食べるんですが・・・この鮮度が良い“身”の食感と“脂”の旨味が・・・大好きなんです・・・。

これには・・・5:5の“水割り”で合わせますが・・・丁度、好いです・・・ゆっくり長々と飲むことができます・・・。


肝心の対戦の方はというと・・・結局・・・前半18分のロッベンのゴールを死守したオランダが勝利しましたね・・・。

もう、今日ですが・・・“日本 vs オーストラリア”・・・前半で勝負が決まるような気がしています・・・“頑張れ!ニッポン!”・・・。
by project-beppin | 2006-06-11 23:59 | 地焼酎(米 ect.)
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