下町の“あんぱん”・・・「友永パン」
今朝、5時2分ごろ・・・地震でした・・・。強く揺れるというよりも・・・ユッサユッサと横揺れがあり・・・揺れが早くなった後・・・10秒以上?しばらく揺れましたが・・・モノも落ちず・・・収まりました・・・。周辺も大丈夫のようです・・・今はもう、落ち着いています・・・。
大分の地下140km付近に“フィリピン海プレート”が沈み込んで起こる“大分らしい地震”だそうで・・・(はじめて知りました)・・・。

c0001578_2104086.jpg10日(土)・・・女房殿が知人らの作品展に“差し入れ”するとのことで・・・別府の下町“千代町”へ・・・大正5年創業の老舗のパン屋・・・「友永パン」・・・。

建物は昔のまま・・・(塗り直しましたけどね)・・・戦災を受けなかった別府らしい“昭和の風景”・・・。

午前11時前だというのに・・・長蛇の列・・・店内の陳列ケースに納める前に・・・次から次に売れてます・・・ひょぇ~・・・(笑)。

“つぶあんぱん”、“こしあんぱん”、“クリームぱん”などなど“昔ながら”の“パン”・・・。

見た目はどれもあまり変わらない飾りっ気のない“パン”なのですが・・・それが、堪らなく“原味覚”をくすぐるんです・・・。

“行列”が似つかわしくない店構えに“行列”・・・“さぬきうどん”と同じように・・・“変わらない製法”の“変えれない味”・・・流行に流されないことへの共感が作り出す“日常”風景・・・こんな時代かもしれません・・・。

この“千代町”界隈・・・実は“昭和の別府”の味わいが残っています・・・。




c0001578_2105636.jpg「友永パン」の“ショウウィンドウ”に飾られた・・・昔の写真・・・店の仕事着“半纏(はんてん)”を着ていた当時を知るお客さんも・・・まだまだ“ご贔屓”だとか・・・。


c0001578_211873.jpg本来なら・・・この“陳列ケース”に並んでいるはずの“つぶあんぱん”、“こしあんぱん”、“クリームぱん”は・・・並べる暇もなく飛ぶように売れています・・・。


c0001578_2112262.jpg店内では・・・“予約”で焼かれた甘く芳しい“焼きたてパン”が・・・。


c0001578_2142542.jpg陳列ケース越しに・・・袋詰めする大忙しの店員さん・・・頭を覆うお揃いの茶色い“三角巾”と・・・額装された往年の“半纏”・・・“昭和”の記憶が蘇ります・・・。



c0001578_2144374.jpgこれが・・・女房殿ご用達の“こしあんぱん”・・・。

出来立てらしい・・・“ふんわか”した甘いパン生地の香り・・・甘さが控え目で、舌触りがきめ細かい“濾し餡”の重量感もあって・・・“安く懐かしい味わいパン”です・・・。


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このパン屋から・・・山手側を覘いた縦筋は・・・正面に高速道路の“乙原架橋”が見えて・・・無造作に過ごしてきた“昭和”を見つけることができます・・・。


c0001578_2155595.jpg今はもうやってませんが・・・あの駅前の「大陸ラーメン」の前身でしょうか?・・・「大陸そば 2号店」という看板が残っています・・・。


c0001578_2161119.jpgその並びの山手側・・・昔は「別府蒲鉾」という屋号だった「あじわい工房 杏(あんず)」・・・素材の味を生かした“練り物天ぷら”は・・・別府の主婦には“大人気”・・・。


c0001578_2162950.jpgそして・・・“じゃりんこチエ”の世界が“現役”の「ホルモン焼 さわ政」・・・。

HAKUDOU師匠とともに、今度・・・昼間に訪ねてみたくなる名店の“哀愁”があります・・・。


c0001578_2164769.jpgその路地の交差点から「友永パン」前の道路を“秋葉通り”へと向うと・・・。


c0001578_2171538.jpg“秋葉通り”沿いに・・・大判焼の老舗「とらや」・・・。約10年前の道幅拡張で改築しましたが・・・この下町の庶民は誰もが“原味覚”としてきた“甘味原器”・・・“つぶ餡”の大判焼も・・・昔ながらの“昭和の別府”・・・。

皆さんも、機会があれば・・・どうぞ、この界隈で・・・“昭和の別府”を味わってください・・・。
by project-beppin | 2006-06-12 05:30 | 大分の風土・行楽
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