河畔酒宴・・・晩夏の“鮎づくし”
陽が落ちるのも早くなり・・・昼間は“晩夏”ですが・・・夜になると“初秋”といった時候・・・。この日は・・・“屋形船”には乗りませんでしたが・・・“三隈川”の畔で“酒宴”・・・。

c0001578_0232789.jpgあの“美味しんぼ”でも紹介された・・・日田の“天然鮎”を戴けるというので・・・“万障繰り合わせて”参加しました・・・(笑)。

幹事曰く・・・“ご無理”を言って「美味求"安"」・・・安くて美味しい“鮎料理”を特別に誂えていただいたとのこと・・・。

“うるか”から“塩焼き”・・・そして“刺身”などなど・・・“鮎”の身を味わうのは・・・産卵のために卵が大きくなる前のこの“晩夏”が一番とのこと・・・確かに“美味”です・・・。

この“塩焼き”も・・・弾力がある焼き身を箸で押して・・・頭とともに中骨を綺麗に抜いて・・・かぼすを絞って・・・酸味で和らいだ塩加減が口中で香ります・・・。

今年の夏鮎(塩焼き)は・・・佐伯の“地鮎”の旨さが一枚上ですが・・・なんのなんの・・・淡白なようでしっかりした身の旨さがあります・・・。

女将さんが仰るには・・・「地元の食材を地元の醤油とだし調味料で料理してますから、合わせるお酒もやっぱり地元のものが合います・・・。甘口、辛口というご当地の味に馴染んでますからね・・・。」

ですが・・・この宴席の“美酒”は・・・幹事が選りすぐった出張土産“秋田の清酒”と・・・先輩が披露した“古酒 甲類”・・・。

屋形船の灯りが水面に浮かぶ・・・三隈川の夜景色を窓越しに・・・河畔で味わう宴の夜が・・・“美味しく”過ぎて行くのでありました・・・。

■ 天然鮎料理:春光園/日田市隈




c0001578_0234250.jpg日田に九州工場を持つ“ビール”とともに乾杯・・・先ずは“先付け”・・・“そーめん瓜”の酢の物や・・・“うるか”が並びます・・・。

“うるか”は固めで薄塩ながら・・・綺麗な旨味があります・・・やっぱり、この“清流の塩辛”には・・・清酒が欲しくなります・・・。

そう言えば・・・“うるか”は・・・山国川産、番匠川産に次いで・・・この三隈川産で・・・今年、県下の“三川”を味わったことになりますね・・・。

そーめん瓜”・・・久しぶりでしたが、この独特の“食感”と・・・瑞々しくほぐれる淡い酢加減の“食味”・・・こういう食材をいただけると・・・嬉しくなります・・・。


c0001578_024330.jpg人数分“串焼鮎”は・・・こんな感じで宴席に登場します・・・ちょっとした演出ですが・・・これがまた風情があります・・・。
手元の皿にとって、かぼすを絞って・・・そのまま齧り付くのも“好し”・・・です・・・。


c0001578_0241899.jpg“鮎刺し”・・・これは旨かったですねぇ~・・・。

何が旨かったかというと・・・“かぼす”と“練り柚こしょう”と“淡口だし醤油”で味わう“刺身”であること・・・。
鮎身そのものの味を・・・“かぼす”の酸味と・・・“練り柚こしょう”のピンっとした辛味と・・・“鮎魚醤”入り?と思わせるような“淡口だし醤油”の旨味で・・・引き出している感じ・・・。
わかります?・・・涼しく繊細な鮎身の旨さは“究極”ですね・・・。

このあと・・・カラッと揚がった“骨せんべい”も・・・。

c0001578_0243918.jpgそして・・・これが、この夜の“美酒”・・・。

秋田土産の清酒は・・・「刈穂 純米吟醸 六舟」・・・他にも「活性原酒」など数本が・・・銘酒品評会のように・・・味わえました・・・。

またまた甲類の“古焼酎”・・・「千石」25度・・・“甘口”とあるのは“糖添”でしょうか?・・・マッタリとした甲類・・・“お湯割り”で飲みました・・・。

鮎づくし”と“美酒”・・・美味しゅうございました・・・。


c0001578_0245217.jpg宴を終えて河畔で川面を眺めていると・・・外灯の下を泊り客らしき三人の浴衣姿が・・・通り過ぎてゆきます・・・。

日田慕情・・・。
by project-beppin | 2006-09-15 23:58 | 美食の街
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