苦香ばしさのコクに焙煎甘み・・・「KUROBOZE」
暦の上では“立冬”を過ぎました・・・“小春日和”の日中ですが・・・“紅葉”も山から里へと下り始め・・・別府の鶴見岳では“初雪”観測とのこと・・・深まりゆく“晩秋”の気配・・・。

苦香ばしさのコクに焙煎甘み・・・「KUROBOZE」_c0001578_1943914.jpg“竹宵”の思い出で“一杯”という今日この頃・・・寒くなってきたとはいえ、まだまだ、風呂上りには“短パン”と“Tシャツ”姿で晩酌しています・・・(笑)。

今夜のアテは・・・“竹宵”に“満寿屋”で大田さんの呼び声についつい釣られて買った“おばあちゃんの奈良漬け”の“うり”と“苦瓜”・・・。

すでに・・・半分近くをご飯と一緒に食べちゃってましたから・・・少しだけになっちゃってましたが・・・これが、旨いんじゃぁ~て・・・(笑)。

“下漬け”の酒粕は・・・もちろん、清酒“一の井手”のもの・・・“かす床”には、たぶん久家本店自慢の焼酎も使われているんでしょう・・・。

この味なら・・・清酒“一の井手 上撰”の“ぬる燗”も・・・抜群に合うでしょう・・・。

しかしながら・・・その折に同時に買ったこの焼酎に嵌まってます・・・『KUROBOZE』(くろぼーず)・・・。

久しぶりの“常圧”ガツン系麦焼酎ですし・・・“県産はだか麦”、“黒麹仕込み”、“粗濾過”とくれば・・・“ブラック・ビター”な味わいが濃く深く染み渡ります・・・。

今夜は6:4の“お湯割り”で飲んでますが・・・馨しい香りの抱擁感に包まれるような湯気・・・深呼吸して嗅ぎたくなるような“焙煎香”です・・・。

含んだ口あたりは柔らかく・・・ホロ苦さが円やかに響くように先行して・・・黒麹らしいコクのある辛口の味わいに甘みが残響・・・鼻腔へと放たれた苦甘さの残り香は、深い味わいを記憶へと導くようです・・・。

“生”で飲めば・・・「ほげほっぽ」よりもさらに、先鋭でガツンとした香ばしい辛苦甘さが冴えていますよ・・・。

■「KUROBOZE」(久家本店:臼杵市/常圧:麦・麦麹)25度・・・ガツン濃厚タイプ
 馨しい焙煎香に包まれる抱擁感と、ホロ苦さが円やかに響きコクのある辛口が甘みに重なる濃厚タイプ。先鋭な香ばしい辛苦甘さを記憶へと導く逸品。




苦香ばしさのコクに焙煎甘み・・・「KUROBOZE」_c0001578_10163330.jpg“おばあちゃんの奈良漬け”・・・清酒“一の井手”の酒粕で漬けた“うり”と“苦瓜”・・・酒粕の仄かな甘みとシャッキリした瓜の味・・・苦い酸味に旨さが光る苦瓜の漬け具合・・・。

女房殿がご飯とともについつい食べちゃったというのも・・・しかたありません・・・(笑)。


苦香ばしさのコクに焙煎甘み・・・「KUROBOZE」_c0001578_10164563.jpg「KUROBOZE」の“お湯割り”・・・これからは湯気の香と温かさとで楽しめますね・・・。

香ばしいこの焼酎には・・・“お湯割り”もおススメです・・・。

嵐影」と「KUROBOZE」は・・・“兄弟銘柄”ですね・・・たぶん・・・。
by project-beppin | 2006-11-10 23:59 | 大分麦焼酎
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