HAKUDOU師匠と“別府漂流”(その1)・・・尾道屋の「たこ焼」
一昨日(12日)、HAKUDOU師匠が久しぶりに“来別”・・・仕事を定時に終えて帰る途中・・・携帯に連絡が入り「あの“たこ焼屋”で待っとります!」と・・・。

c0001578_22351061.jpg「分っかりましたぁ~!急ぎますヮ~!!」と駆け足でその店を目指します・・・。

“流川通り”から赤幟を目印に裏路地の長屋通路へと入ると・・・アルミサッシの窓ガラス越しに“たこ焼”専用コンロの店構え・・・中には小粋なおばちゃん・・・その奥にあるテーブルに陣取って・・・手を挙げて招く姿は紛れもなく・・・HAKUDOU師匠・・・。

実は、この“たこ焼屋”・・・別府人である私は知らなかったのですが・・・HAKUDOU師匠が昨年、“九丁目の八ちょう目”探索中に発見し・・・その味と人柄に惚れこんだという店・・・。

「スンマセン・・・遅くなりました・・・。」と、戸を引いて店内へ入り・・・再会の挨拶もそこそこにHAKUDOU師匠の隣の席に腰掛けると・・・店じまいの時間を過ぎようとしているにもかかわらず・・・おばちゃんが「こちらの方がお待ちじゃったよ。間に合うて良かった・・・まあ、どうぞ・・・」と・・・早速、温めて出してくれたのがこの「たこ焼」・・・。

「ソースかけよか・・・」と、おばちゃんが勧めてくれたんですが・・・師匠曰く「まず、何もかけんで食うて欲しいんやぁ。こん“たこ焼”は、こんままでイケル!・・・酒のアテになる“たこ焼”や・・・なかなか、大阪にもこんなん無い!」と・・・。

「ほォ~、ではでは、遠慮なく、いただきます。」と箸を取り・・・割って見ると、確かに中までぎっしりと細かく刻まれた“キャベツ”や“紅生姜”に・・・“生地”が“蛸身”を閉じ込めるように詰まっています・・・。
キャベツの甘みや蛸の旨味もさることながら・・・滋味な“生地”もホントしっかりしていて好い味わい・・・“たこ焼”というよりも・・・“お好み(焼)ボール”と表現した方が的確なような気がします・・・(笑)。

師匠が飲んでいたワンカップの「ハイ三楽」を分けてもらって・・・グビッと呷ると・・・甲類のプレーンな甘みのアルコールが・・・この“お好み(焼)ボール”にビッタシ通じます・・・「旨ぁ~」・・・。

“ほうれん草のごま和え”の砂糖醤油の滋味な甘辛さも・・・手馴れた人柄に宿る味わいの素朴さ・・・。

このあと・・・“白菜汁”も出てきて・・・師匠に誘われなければ出会えなかった“人情味”に触れることができました・・・。

■ たこ焼:尾道屋/別府市光町




c0001578_22352292.jpgおばちゃん・・・「昼の“お汁”があるから・・・(残りもんですが)出しましょか」と・・・よそってくれた“白菜汁”・・・煮詰まった甘っ辛い出汁を吸った透けるような白菜も旨い・・・正に、ここのおばちゃんの“人情味”・・・。

HAKUDOU師匠は・・・「この汁に“たこ焼”浮かべりゃ、“明石焼き汁”じゃ・・・は、は、はっ(笑)・・・。これがまた旨いんじゃ・・・どうですか?この冷めても窄まん(縮まないの意)“たこ焼”は・・・エエなぁ、最高じゃぁ~・・・。」

「うめぇ~・・・旨いわぁ~」と連呼するだけの私でしたが・・・おばちゃんの“人情味”と師匠の“人情味”も味わっていました・・・。

この後、おばちゃんの弟さんの焼鳥の話を聞いたり・・・おばちゃんの“かぶき踊”の艶姿(あですがた)を三人で楽しむことしばし・・・これがもうひとつの「三楽」でした・・・。

さすが・・・HAKUDOU師匠の“別府漂流”・・・。
by project-beppin | 2007-01-14 22:40 | 美食の街
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