“猪(しし)”の味噌焼きと・・・「栄花」
今年も、あっという間に一ヶ月たっちゃいました・・・。仕事に追われながら過ごした感があるのですが・・・なんか全然、その“労働の成果”が見えないので・・・“労働の正価”として評価していただけるかどうか・・・(笑)。

“猪(しし)”の味噌焼きと・・・「栄花」_c0001578_0513266.jpg女房殿から携帯に“伝言ボイス”・・・“今日は、四国から好い物が届いたよォ~早く帰っておいでぇ~”と・・・。

心の中で“なんじゃらホイ?”と思いながら・・・疲れたことだし、帰るとするかぁ~・・・と真っ直ぐ帰宅・・・。

「ただいまぁ~」と居間に入って見ると・・・いつものように寝転がって携帯ゲームをしている次男坊・・・その横を通り、台所に向うと夕食の準備をする女房殿・・・「お帰りぃ~(ニマッ)、ほらっ、これ・・・今から焼きます・・・」と見せてくれたのが・・・味噌を絡めた“猪(しし)肉”・・・。
「ほォ~、旨そうじゃ」・・・ついつい、仕事の疲れも忘れてオヤジも“ニマッ”と・・・頭の中では焼酎を“物色”しています・・・(笑)。

食卓を囲んだ頃に出てきた皿には・・・“猪の味噌焼き”と付け合せの“野菜炒め”・・・。

まずは・・・香ばしくも濃い味噌味の奥の“猪肉”を味わいます・・・。豚肉より噛み応えは感じますが・・・決して臭いのではなく“野趣滋味”の肉旨さ・・・これが“地鶏”ならぬ“地豚=猪”の魅力です・・・。

で・・・先日の「双葉の郷」とともに戴いていた“宇佐モノ”のもう一本を出してきました『栄花』20°・・・もちろん、7:3で“お湯割り”ですわな・・・。

穏やかに発ち上がる吟香に・・・秘めるような円い温かな甘みを味わい・・・優しくスムースな喉越しのキレと・・・鼻腔に香る余韻も緩やか・・・。

“猪”の滋味を味わいながら・・・グビッと呷っても優しい旨さ・・・さすが「宇佐むぎ」と変わらぬ味わい・・・“から騒ぎ”することもなく“日常”の“晩酌”でこそ本領を発揮する焼酎です・・・。

■「栄花」(四ッ谷酒造:宇佐市/常圧:麦・麦麹)20度・・・スムース旨口タイプ
フラットな吟醸香に誘われる円く柔らかなアルコール感の優しい旨口タイプ。優しく穏やかなキレで肴を選ばないこれぞ秀逸な晩酌焼酎の優品。(「宇佐むぎ」の兄弟銘柄)




“猪(しし)”の味噌焼きと・・・「栄花」_c0001578_0515292.jpg“猪肉”のロース部分が一口サイズの角切り・・・女房殿が刻葱とともに絡めた味噌は臼杵のフンドーキンのだそうで・・・大分らしい甘口仕立てで・・・噛んで味わう猪肉の“野趣滋味”の旨さを引き出してます・・・。

次男坊は・・・付け合せのキャベツとモヤシの炒めものと一緒に“丼”風にご飯に盛って、食べながら・・・「豚肉より味があるなぁ~、旨めぇワ(・・・モグモグ)」と・・・“いっちょまえ”なこと言います・・・(笑)。


“猪(しし)”の味噌焼きと・・・「栄花」_c0001578_052527.jpg「栄花」20°・・・何処でも見かける馴染み深い銘柄ですから・・・大分県下では「宇佐むぎ」銘柄よりも、この「栄花」銘柄で晩酌を楽しんでる人が多いんじゃないでしょうか・・・。

20度らしさを味わうなら・・・“生”も旨いんですよ・・・。
by project-beppin | 2007-01-30 23:55 | 大分麦焼酎
<< “鰤大根”と“キムチ”に・・・... 無垢な焼酎・・・6銘柄(その15) >>