“未だ木鶏たりえず”・・・里の駅“双葉の里”
別府名物の“地獄”ではないのですが・・・“仕事漬け”から、やっと開放されました・・・(笑)。申し訳ないほど、ご無沙汰して・・・その間も毎日のようにご覧戴いた皆様、ありがとうございます、深謝 m(_ _)"m・・・。
今年も・・・一昨日の“なごり雪”・・・JH大分道は、別府から日田まで“通行止”でしたよ・・・。

“未だ木鶏たりえず”・・・里の駅“双葉の里”_c0001578_0372256.jpg


“未だ木鶏たりえず”・・・里の駅“双葉の里”_c0001578_0375756.jpg思えば・・・“宇佐”紀行も書き残したままになってましたので・・・記憶を辿りながら・・・まずはこちらから・・・(笑)。

“東光寺 五百羅漢”から海岸側の県道23号線に出て・・・中津方面へしばらく向うと・・・里の駅双葉の里”・・・。

そう、宇佐生まれの“双葉山”・・・その“生家”と展示室と休憩販売所・・・。

ドライブの休憩がてらと思ってると・・・ついつい長居してしまいました・・・(笑)。

まずは入場無料の展示室・・・“双葉山定次”の偉業を“相撲ダイジェスト”で楽しむことができます・・・ビデオ放映されている当時の“名勝負”も・・・アナウンサーの実況に臨場感があって・・・見入ってしまうんです・・・。

そして、その奥に復元された“生家”・・・茅葺屋根のこじんまりとした家・・・土間の“おくど”で火を熾している様子が思い浮かびます・・・。

この慎ましやかな暮らしで養った精神力が・・・“双葉の前に双葉無し、双葉の後に双葉無し”の69連勝・・・“未だ木鶏たりえず”・・・その後“時津風部屋”を興し、相撲協会理事長・・・と“相撲道”を極める根源であったのではないでしょうかね・・・。

郷土の偉人に“学ぶべきこと”は・・・その偉大さの礎を培った生い立ちと風土にあるような気がします・・・。

休憩販売所では・・・“漬物”や“いりこ”を試食しながら無料でお茶をいただけて・・・土産に乾物の長浜名物“あみえび”を買い求めました・・・。





“未だ木鶏たりえず”・・・里の駅“双葉の里”_c0001578_0392084.jpg“展示室”の入口左の壁に・・・“しんぼう つらぬく”と・・・二十四代 式守伊之助の達筆・・・。


“未だ木鶏たりえず”・・・里の駅“双葉の里”_c0001578_0393349.jpg当時のポスターや番付なども・・・風格があります・・・。


“未だ木鶏たりえず”・・・里の駅“双葉の里”_c0001578_0394771.jpg放映されている当時の“名勝負”・・・郷土の大力士の活躍は、戦前の“ニュース映画”の時代です・・・。


“未だ木鶏たりえず”・・・里の駅“双葉の里”_c0001578_040764.jpg年月を重ねて尚も威厳のある全勝優勝時の“化粧回し”・・・匠を極めたような天馬の刺繍も素晴しいです・・・。


“未だ木鶏たりえず”・・・里の駅“双葉の里”_c0001578_0402754.jpg威風堂々とした歴年の等身大写真も・・・。


“未だ木鶏たりえず”・・・里の駅“双葉の里”_c0001578_040405.jpg69連勝で敗れた時に打電したと言われる・・・「イマダ モッケイ タリエズ フタバ」


“未だ木鶏たりえず”・・・里の駅“双葉の里”_c0001578_0405952.jpg“休憩販売所”前には・・・常徳屋さんの麦焼酎「双葉の郷」ではなく・・・もちろん、大分銘醸さんの清酒「双葉山」の薦樽・・・。


“未だ木鶏たりえず”・・・里の駅“双葉の里”_c0001578_0411172.jpg“横綱 双葉山生家跡”の石碑の奥に復元された“生家”・・・。


“未だ木鶏たりえず”・・・里の駅“双葉の里”_c0001578_0412938.jpg当時・・・ここは宇佐郡天津村布津部という地名だったとのこと・・・。


“未だ木鶏たりえず”・・・里の駅“双葉の里”_c0001578_0414219.jpg当時の暮らしを偲ぶ大八車・・・これを引いている姿・・・。


“未だ木鶏たりえず”・・・里の駅“双葉の里”_c0001578_041571.jpg土間には・・・“おくど”と石造りの“流し台”・・・。


“未だ木鶏たりえず”・・・里の駅“双葉の里”_c0001578_0421272.jpg土間から見た上り板間と畳部屋・・・


“未だ木鶏たりえず”・・・里の駅“双葉の里”_c0001578_0422547.jpg床の間の・・・掛け軸は“荘子”に出て来る原文でしょう・・・。


“未だ木鶏たりえず”・・・里の駅“双葉の里”_c0001578_0424250.jpg裸電球の電灯と配線と・・・当時の生家の写真額・・・。


“未だ木鶏たりえず”・・・里の駅“双葉の里”_c0001578_0425858.jpg裏庭に回ってみれば・・・真紅の“椿”・・・清楚な気品が漂ってました・・・。
by project-beppin | 2007-03-17 23:53 | 大分の風土・行楽
<< 鰻と山芋とろろの“口中調和”・... 明治の“美笑醜渋”・・・東光寺... >>