鰻と山芋とろろの“口中調和”・・・「うなとろ丼」
宇佐の産業展“養蚕の昔と今”、東光寺“五百羅漢”、里の駅“双葉の里”と見て回って・・・R10号線沿いの四日市繁華街で・・・女房殿と遅めの昼食です・・・。

c0001578_23231323.jpg昔、仕事で宇佐に寄った時に・・・上司に連れられて入ったことのある鰻屋“志おや”へ・・・。

ここは、大分では一軒だけという“うなぎ百撰会”の参加店だそうで・・・老舗らしい“炭火”で焼く吟味した鰻・・・との評判・・・。

“ちょっと贅沢過ぎるかなぁ・・・”と悩む女房殿は、控え目に“ちらしセイロ”・・・。

座敷席に陣取ったオヤジは・・・“こういう時は遠慮なく食べますよ”と宣言して“うなとろ丼”と“串焼き”・・・。

鰻を鰻らしく純粋に味わう“うな重”や“セイロ蒸し”も好いのですが・・・この日は、トロトロがネットリ絡むすりおろしの純白“山芋とろろ”と・・・深黄“黄身玉”を淡緑“練りワサビ”とともに・・・どちらかといえば、アッサリとした風味でいただく“淡雪月見 うな丼”という感じでしょうか・・・(笑)。

これが、なかなか旨いんです・・・鰻のタレをかけ過ぎない方が・・・私の好みでした・・・。

鰻は、日田も有名ですが・・・この宇佐も侮れません・・・。

そして・・・一本ずつ注文できる“串焼き”7種も・・・これをアテに“iichiko”の新銘柄で一杯飲めるというのも魅力的・・・これこそ、一度は経験してみたいですね・・・。

■ うなとろ丼:志おや/宇佐市大字石田




c0001578_1246100.jpg肉厚の蒲焼鰻を覆うように山芋とろろと・・・刻みかけられた小葱と海苔に・・・黄身が映える美味な彩・・・。


c0001578_131131.jpgこれも定番の“肝吸”・・・柚の香るおすましに沈む肝の滋味な風味の旨さは・・・ああ、幸せと思える薄味に潜んでますね・・・。


c0001578_132760.jpg絡めるとこんな感じです・・・今、見ても垂涎しそうな(笑)ほど・・・淡い山芋ととろに練りワサビが鼻腔をツンと刺激して・・・そのあとで、鰻の濃く甘くしっかりした旨味・・・これが、ご飯とともに口中で織成す“絶対調和”・・・。


c0001578_135019.jpgこれがその“串焼き”のラインナップ・・・女房殿に無理強いして、注文した7種・・・。


c0001578_141196.jpgまずは、白焼き系が2種・・・(手前から)あばら身の塩焼“ばらみ”と・・・腹身部分の“くりから”・・・。

これを山葵醤油で喰らうと・・・くぅ~、清酒党には申し訳ないけど・・・焼酎が飲みたいのう~・・・(笑)。

c0001578_143194.jpg続いて、タレ焼き系が5種・・・串刺しサイズの蒲焼“短尺”・・・串焼きの王道“肝焼”・・・(奥右から)細身の鰻身“串巻”・・・頭の蒸しタレ焼き“かしら”・・・背びれ身のニラ巻き“ひれ”・・・。

鰻の身も、こんなに部分によって食感も味わいも幅広いのかと・・・より鮮明に教えてくれる感じ・・・畏れ入りました・・・。


c0001578_145067.jpgこの店で始めて見た“iichiko”の新銘柄“卓上キャプション”・・・「iichikoシルエット」のようなボトルにその名も“深薫(しんくん)”・・・常圧蒸留の深い薫りと豊かなコクだそうで・・・この“串焼き”に合わせる焼酎でしょうかね・・・。

飲みたくて 飲めぬ我が身の 辛さかな  
           酎州

・・・でした・・・(笑)。
by project-beppin | 2007-03-18 23:57 | 美食の街
<< ストレート・ビターが香る旨さ・... “未だ木鶏たりえず”・・・里の... >>