“お疲れさん”会の“伴”・・・壱岐の麦「猿川」と豊後の粕取「富源」
今週はじめの雨の後・・・暖かな日々が続き、三分咲きから八分咲きへと・・・桜も見頃を迎えつつあります・・・。
別府公園では・・・“別府八湯温泉まつり”に併せて開催される恒例となった“千灯明”・・・夜桜と光の競演・・・昨年とはまた違った竹のオブジェ・・・今年は、別府竹細工匠たちが造ったとか・・・明日からですから、別府の“春を愛でる”楽しみがまたひとつ・・・。

“お疲れさん”会の“伴”・・・壱岐の麦「猿川」と豊後の粕取「富源」_c0001578_2159137.jpg今週のオヤジは・・・“慰労会”や“送別会”が続きました・・・。

27日(火)は、仕事仲間と“慰労会”・・・プロジェクトも年度変りを向かえ“中締め”のレポートやプレゼンを終えたことから・・・有志で“一杯”と相成りました・・・。

久しぶりに駅前の“まやかしや”を予約し・・・オヤジ(私)が勝手に名付けた“おまかせ晩酌コース”・・・。

まずは、定石の生ビールで“乾杯”・・・付きだし3品盛の“ちもとぬた”、“切り干し大根の煮物”、“ほうれん草のおひたし”を突っつきながら・・・疲れを癒す感じの甘口仕立ての味付けがなかなか・・・。

仕事仲間で飲むと・・・時事風刺のブラックユーモアや笑い話のような家族との出来事など・・・戯言ですが盛り上がって話が弾みます・・・。

そうこうしているうちに・・・“地モノ刺身の盛り合わせ”が出てきて・・・もちろんオヤジどもは“焼酎”ですわな・・・(笑)。

この店の一升瓶棚には定番の“黒霧”、“二階堂”、“常蔵”ももちろんありますが・・・“お街詣で”ならではの“一合飲み”となれば・・・(自宅では)見かけぬ焼酎をと物色するオヤジども・・・(笑)。

各自の飲み方・・・芋派と麦派に別れはしましたが、“お湯割り”も“ロック”もあって・・・当然ですが皆好みが違います・・・。

野暮な銘柄薀蓄話もこの時ばかりは“ご愛嬌”・・・各自、芋や麦など銘柄名を挙げては“ありゃ~旨かった”と言いながら・・・好き勝手に注文したり、人に勧めたりと・・・“焼酎飲み”を楽しみます・・・。

この後出された料理は・・・“地モノ刺身の盛り合わせ”、“蒸し鶏”、“茄子田楽”、“あんかけ揚げ出し豆腐”と続き・・・最後に“鯛のアラの味噌汁”と“焼おにぎり”で〆るというもの・・・オヤジどもに合わせてくれた丁度好い“おまかせ晩酌コース”でした・・・旨かったすよ・・・。

もちろん、こんオヤジ(笑)も・・・二銘柄を“一合”ずつ・・・壱岐焼酎「猿川」の“お湯割り”と・・・この店の特徴的レギュラー豊後の粕取焼酎「富源」の“生”・・・どちらも旨かったぁ~・・・(笑)。




“お疲れさん”会の“伴”・・・壱岐の麦「猿川」と豊後の粕取「富源」_c0001578_818289.jpg“地モノ刺身の盛り合わせ”は鯵、鯖、烏賊、蛸、鰤・・・やっぱ“青モノ刺身”ですな・・・特にこの脂ののった旨さの“鯖刺”が味わえるとは“予想外”・・・“鯵刺”や“鰤刺”も特有の旨さと身の食感があって・・・納得の盛り合わせでした・・・。

この“刺身”には・・・いつもとちょっと嗜好を変えて壱岐の麦焼酎「猿川」を“お湯割り”で・・・米麹の甘みにゆったりと和むような旨さがあって、喉元にも優しく流れ込みました・・・。

■「猿川」(猿川伊豆酒造場:長崎県壱岐市/常圧:麦・米麹)25度

“お疲れさん”会の“伴”・・・壱岐の麦「猿川」と豊後の粕取「富源」_c0001578_8182163.jpg“蒸し鶏”・・・しつこくないタルタル風?マヨネーズとともにいただきましたが・・・蒸し鶏本来の味が味わえました・・・。あっさりしていますが・・・ボリューム感があります・・・。

「猿川」の“お湯割り”も二杯目を注いだのですが・・・この米麹と麦の味わいの調和こそ壱岐焼酎の旨さ・・・正に永く“晩酌の伴”とされている理由がわかるような気がします・・・。


“お疲れさん”会の“伴”・・・壱岐の麦「猿川」と豊後の粕取「富源」_c0001578_8183854.jpgそして“茄子田楽”・・・これは甘口に絡めた味噌風味の濃さが茄子を引き立てますね・・・。味噌濃くなり過ぎない丁度好い加減・・・。


“お疲れさん”会の“伴”・・・壱岐の麦「猿川」と豊後の粕取「富源」_c0001578_8185518.jpgこの辺りから・・・この店で飲みたくなるのがこの粕取焼酎「富源」・・・籾殻香が強いのですが、飲み慣れれば“涼香”のように思えるこの独特の香味・・・味わいも野太いコクがド強くなく軽快に味わえる旨さがあって・・・“生”でもクイクイ飲めますよ・・・。

同席した仕事仲間も、ちょっと興味が出たようで・・・一口ずつ飲んでましたが・・・中には“こん粕取は旨めえわぁ~”という輩もいて・・・先入観を捨てて粕取焼酎を飲めば、これはこれで充分旨いのに・・・(笑)。

あっと・・・この後出た料理の“あんかけ揚げ出し豆腐”・・・ついつい食べるのに夢中になっちゃう旨さでして・・・撮るの忘れちゃいました・・・(笑)。

仕上げの“鯛のアラの味噌汁”と“焼おにぎり”もこれまた絶妙・・・お見せできないのが辛いのですが・・・また、次回ということでお許し下さい・・・。
by project-beppin | 2007-03-30 22:02 | 美食の街
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