“ニンニク醤油”の“魔力”・・・八ちょう目の“とり皮”
“慰労会”を終えて・・・(次の日も仕事のため)二次会には流れず早めに“解散”・・・。

“ニンニク醤油”の“魔力”・・・八ちょう目の“とり皮”_c0001578_17573292.jpgですが・・・こんオヤジは、真っ直ぐ帰れません・・・(笑)。

やっぱり寄りたくなる“九丁目の八ちょう目”へ・・・暖簾を潜れば・・・いつものように常連客や若い女ん子の“連れ飲み”風景・・・。

“いらっしゃ~い”と声かけてくれた大将・・・座るなり“こん前も(HAKUDOU師匠が)来てくれたぁ、待ちょったみたい、あとからAPUんしが来て飲んじょったよ”と・・・HAKUDOU師匠の来別時・・・師匠にお誘いいただきながら、合流できなかった日のことを語ってくれました・・・。

“あん日は悪いことしたぁ~、帰ってこれんやった”と返して・・・「二階堂」20°の直燗と“とり皮”を注文・・・。

ホイルをかけて“とり皮”を焼きながら・・・アルミタンポで燗付けされたコップが出てきて・・・クイッと飲むこの一杯の“安堵感”・・・。

“とり皮”が焼きあがって出てくると・・・何の躊躇いも無く“ニンニク醤油”を掬ってかけます・・・。

ドロッと流れる生ニンニク香の濃い醤油・・・真っ黒く醤油を吸った生ニンニク・・・どちらもとり皮の脂となじんで・・・コク辛い風味を宿します・・・。

この串焼き一本で、20°の直燗コップを一杯・・・これもまた、この店の“魔力”です・・・。




“ニンニク醤油”の“魔力”・・・八ちょう目の“とり皮”_c0001578_1758619.jpg串モノを焼く時は・・・網にかけてホイルを被せる一工夫・・・火通りが早く、串が焦げ過ぎないということでしょう・・・。

その奥には・・・この店の原風景を象徴する“橙色”の一升瓶・・・。


“ニンニク醤油”の“魔力”・・・八ちょう目の“とり皮”_c0001578_175832100.jpg串を返して、焼き上がりまでもう少し・・・表面の皮は香ばしくパリッと・・・串に近い部分は鶏脂が滲むような皮の弾力・・・。

何げないこの串焼き一本にも・・・旨さの極意でしょう・・・。
by project-beppin | 2007-03-31 18:00 | 美食の街
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