“串数”分だけの“算盤勘定”・・・おでん“ふくや”
来そうで来ない“入梅”の代わりに・・・起きて欲しくないのに起きるのが一昨昨日(6日)の夜半に始まった“震度4”の横揺れ“群発地震”・・・“活断層”の活動?・・・昨日、今日と・・・徐々に落ち着いているようですが・・・“備えあれば憂いなし”とは、なかなか上手くいきません・・・。

“串数”分だけの“算盤勘定”・・・おでん“ふくや”_c0001578_1025291.jpgそんな地震の起きることも知らなかった火曜日(5日)・・・知人と申し合わせて“街飲み”へ・・・。

“新規開拓”の店を探そうかぁ?と算段・・・この春の“別府八湯 温泉泊覧会(通称:ハットウ オンパク)”のそぞろ歩きでも評判だったおでん屋“ふくや”へ行ってみようと決めて・・・“現地合流”することに・・・。

待ち合わせ時間より早く“現地到着”したのは・・・やっぱり、こんワ・タ・ス・・・(爆)。

待ちきれず“関取”・・・もとい“席取り”・・・カウンターのみの座席が埋まってしまう前に、先兵であるオヤジはひとりで暖簾を潜って“入幕”・・・(笑)。

「いらっしゃぁ~い」という優しい女将さんの声に迎えられて席に“陣取り”・・・この“酒ら場”を潜った以上、先ずは、先兵の特権たる“発砲”・・・もとい“発泡”で・・・“街飲み”の“待ち飲み”は“(麒)麟”戦態勢・・・“ラガー中瓶”を“手酌”でコップに注ぎ・・・“おでん”で軽く飲み始めます・・・。

すぐさま“くぅ~”っと、喉を潤した後・・・その評判の“おでん”へ・・・まずは、基本の“蒟蒻”、“大根”、“椎茸”で・・・知人が現れるのを待ちましょう・・・。

ここの“おでん”・・・整った味わいの澄んだ“おでんつゆ”の中から、丁寧に見極めながら選んでくれる女将さん・・・頃合い好く滲みた“おでんダネ”を皿に取った分だけ・・・“コップ”に串を入れるという昔ながらの“串勘定”の仕方・・・正に、常連客の贔屓がある店という“風情”・・・。

飲み始めて10分を過ぎた頃に・・・知人発信の携帯電話が鳴って・・・この店を探している様子・・・“やよい天狗”脇の“縦通り”と伝えると・・・場所が分かったようで“あと5分で行くけん”とのこと・・・。

その“5分”が待ちきれないオヤジは・・・“スジ”と“ゴボ天”を“追加注文”・・・女将さん「“スジ”は、“牛スジ”と“アキレス”どちら?」と・・・“アキレス”と伝えると、今度は「“固め”?“柔め”?」と・・・正に、客の好みに合わせた“おでんダネ”を見極めてくれます・・・。

そして・・・やっと現れた知人・・・瓶ビールを“駆けつけ一杯”で呷って・・・落ち着いた味わいの“おでん”に・・・やっぱり感嘆!・・・。このどれをとっても旨い“おでん”とともに・・・飲みながら語る“時事放談”と相成りました・・・(笑)。

“おでん”と“お好み焼き”と“角ずし”が人気のこの店・・・“串勘定”の計算には、使い込んだ“算盤”が登場・・・女将が指で弾く“ソロバン玉”・・・まるで、ピアノを弾いてるような手馴れた動きも・・・必見です・・・。

■おでん:ふくや/別府市北浜(新宮通り)

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“串数”分だけの“算盤勘定”・・・おでん“ふくや”_c0001578_1031144.jpg裏路地を挟んだ“離れ厨房”で大将が焼く“お好み焼き”・・・広島風の“うす焼き”系・・・シンプルな“野菜入り”は、炒めモヤシを包んだ“ウースターソース”味・・・この辛甘いソース味を“懐かしい味わい”に思える方は・・・是非、焼酎のアテにしてほしいですね・・・。

こんオヤジ(私)は・・・もちろん、20°「二階堂」の“ロック”のアテにしました・・・。
by project-beppin | 2007-06-09 10:06 | 美食の街
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