“蛮カラ”な焼酎専業蔵・・・小野富酒造
先日、“臼杵紀行”に出かけた後で・・・HAKUDOU師匠にご案内いただきながら佐伯市街地を廻ると・・・R217号線から“駅前町”の路地を入ったところに・・・有名な“小野富酒造”がありました・・・。

“蛮カラ”な焼酎専業蔵・・・小野富酒造_c0001578_042514.jpg今では静かな十字路の角地を埋め尽くすように連なる一面の白い蔵壁・・・四角く覆われた煙突の佇まいは・・・正に、100年以上続く佐伯の“焼酎専業蔵”らしい“老舗の風格”・・・。

HAKUDOU師匠が若かりし頃・・・焼酎を“アメリカに輸出する”という“挑戦”に積極的だったとされるこの蔵には・・・その当時、「Mutekku」という銘柄があり・・・その味わいにも佐伯らしい“蛮カラ”な風土が宿っています・・・。

特有の味わいの“The 豊後の米焼酎”とも言うべき「天下無敵」と・・・旨い麦焼酎「豊後むぎ」を柱に・・・“米・麦混和”の「六富蔵」、「なずな 無敵」などは・・・この蔵の“定番”焼酎として・・・熱烈なファンがいます・・・。

その上・・・この蔵に眠る長期樽貯蔵の“三勇士”・・・米焼酎「古樽楽」、麦焼酎「独歩」・・・そして、これらの“三十年古酒”をブレンドした米麦混和「男の港」・・・どれをとっても樽モノ焼酎の“到達点”ではないかと・・・。

この蔵の“雄姿”を眺めながら・・・その醸し続けた幾年月と刻まれた味わいを思い出せる幸せ・・・“地霊”とは、そういうものではないでしょうか・・・。

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by project-beppin | 2007-07-06 23:44 | 焼酎文化考
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