味わい深く旨さ溢れる・・・純米原酒 「倉光」
“空梅雨”から一転した“豪雨”の一週間・・・“七夕”も楽しめぬまま・・・今日も昼から降り続く“小雨”・・・明日も明後日も続くようです・・・。

味わい深く旨さ溢れる・・・純米原酒 「倉光」_c0001578_0462521.jpg休日の昼過ぎに女房殿と出かける買出し・・・慣れたというか、それなりに食材を見て回る“旬”を楽しめるようになりました・・・。

魚屋で“ガザミ(=渡り蟹)”を見つけて“地獄蒸しにしたら旨いだろうなぁ~”とか・・・野菜コーナーで“荏胡麻葉”や“水前寺菜(=金時菜)”なんてのを見ると“天ぷらで食ってみたいなぁ~”とか・・・自分で作るわけではないので・・・必ず“・・・なぁ~”と頭の中でも“他力本願”の“接尾語”が付いています・・・(笑)。

そんな願いとは別次元で、女房殿も“献立”に頭を使っているようで・・・今夜は、子供達にも評判がいい“鰈の煮付け”と“野菜天”・・・。

オヤジは・・・“純米原酒”の「倉光(そうこう)」・・・冷蔵庫に入れて2時間ほど冷やしてあった“ぬる冷し”・・・まぁ、“燗冷まし”の逆で“冷酒もどり”と云った方が近いでしょうかぁ・・・(笑)。

原酒らしい豊満な醸し香とともに口に含んで味わうと・・・旨っ、旨い!・・・と驚愕しました・・・(@o@)!。

俗にいう“コシのある酒”・・・口あたりの甘いコクに奥行きがあって適度な酸度の旨口が重なる味わいが溢れます・・・水のような“白ワインみたぁ~い”という“不健康な繊細さ”の吟醸酒とは“対極”にある味わいの深さ・・・。

“鰈の煮付け”の甘辛醤油仕立ての濃さに負けない・・・適度な酸味のキレを伴うどっしりとしたコク旨さ・・・これは、久々の“声を上げて飲みたくなる清酒”でした・・・。

今回は“ぬる冷し”で味わいましたが・・・本来なら、“燗酒”や“燗冷まし”も・・・相当、旨いはずです・・・。

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味わい深く旨さ溢れる・・・純米原酒 「倉光」_c0001578_0463624.jpg “鰈の煮付け”・・・生姜が鰈の甘味を際立たせた感じ・・・女房殿の甘辛い煮付け汁・・・今夜は濃いめにしたようですが・・・清酒と合わせるには、好く滲みていて正解でした・・・。


味わい深く旨さ溢れる・・・純米原酒 「倉光」_c0001578_046502.jpg“野菜天”は・・・“茄子のベーコンはさみ揚げ”や“南瓜天”でした・・・。

このアテだけなら・・・ドライ系麦焼酎“かぼすロック”が飲みたいですね・・・。



味わい深く旨さ溢れる・・・純米原酒 「倉光」_c0001578_047146.jpg この手軽な“飲みきり”サイズの清酒一合瓶・・・たぶん、どこか酒販卸の企画モノでしょう・・・他にも純米酒では「薫長」、「千羽鶴」、「一乃井手」、「亀の井」、「八鹿」、「西の関」がありました・・・。

で、この「倉光」・・・大分市内にある“造り酒屋”の芯のある酒質・・・地元の蔵が醸すこういう“清酒らしい清酒”こそ、正に“男酒”の風格・・・これを“判る人”が少なくなったからでしょうか?・・・地元の小売酒屋でも、もっともっと再評価されるべきだと思いますよ・・・。
by project-beppin | 2007-07-08 23:47 | 大分地霊の酒 ect.
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