北陸・金沢を歩く(その1)・・・“東の廓”東山界隈
実は・・・先月末(26~28日)、瀬戸内海航路のフェリーと高速道路を乗り継ぎ・・・家族とともに遠距離ドライブ・・・北陸の“金沢”へと向かい・・・女房殿の親族に会ってきました・・・。

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北陸・金沢を歩く(その1)・・・“東の廓”東山界隈_c0001578_2311661.jpg一般的な(観光客の)イメージは・・・“加賀百万石”の城下町・・・“兼六園”と“伝統工芸”で知られるところですかね・・・。

城下町らしさの“町並み”として知られているのは、“長町武家屋敷”ですが・・・今回は、“町屋”の風情と佇まいを伝える文字通りの“町並み”を散策しようと・・・旧くは“東の廓(くるわ)”として親しまれた“東山界隈”へ・・・。

金沢を流れる二つの川・・・“犀川”と“浅野川”・・・その“浅野川”沿いのかつて“茶屋”が軒を並べた町衆の遊興街で・・・戦災を受けなかった古都らしく、入り組んだ細い路地が今でも残っていて・・・その静かな“町並み”は、最近になって再整備されていました・・・。

明治、大正、昭和、平成と時代を重ねながら、時代の趣を積み重ねてきたその佇まいには・・・“金沢の三文豪”と称される“徳田秋聲”、“泉鏡花”、“室生犀星”などを育み・・・“五木寛之”が過ごした縁の地であることもあって・・・金沢の“文学的空間”を垣間見るようでした・・・。

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北陸・金沢を歩く(その1)・・・“東の廓”東山界隈_c0001578_2535489.jpg“浅野川”に架かる木造“梅ノ橋”・・・“城下”から“茶屋”へと向かう“通い橋”の面影・・・。

今でも、庶民のれっきとした暮らしの“歩道橋”で・・・日傘が似合いそうな雰囲気・・・。

北陸・金沢を歩く(その1)・・・“東の廓”東山界隈_c0001578_2554628.jpgいかにも路地に面した“町屋”という感じ・・・。

引き戸格子の玄関の軒先に・・・何やら?変わった“吊り下げ飾り”・・・。

北陸・金沢を歩く(その1)・・・“東の廓”東山界隈_c0001578_2564838.jpg軒先の“吊り下げ飾り”を近づいて、よくよく見ると・・・皮をかけたままの“唐黍(とうきび)”に“縁起札”・・・。

あとで調べてみると・・・東山界隈の背後の山手“卯辰山”の中腹にある真言宗“長谷山 観音院”で行なわれる行事“四万六千日”の参拝縁起モノだそうです・・・。

その謂われはというと・・・この皮を剥いだら、“もう、毛=儲け”があるとか?・・トウモロコシの粒を見立て“豆=マメ”に仕事が出来る?・・・ってな具合で・・・駄洒落系の“商売繁盛”縁起モノとして・・・昔から、この辺りの“夏の風物詩”になっているとか・・・。

北陸・金沢を歩く(その1)・・・“東の廓”東山界隈_c0001578_257250.jpgあとは、その“雰囲気”を・・・どうぞ・・・。

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by project-beppin | 2007-08-06 02:33 | 旅先の風土・行楽
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