“昭和の町”を歩く(その2)・・・素朴な旨塩スープ 大寅屋「ちゃんぽん」
“昭和”のノスタルジア・・・“戦後レジューム”への回帰・・・豊後高田の“昭和の町”には、そんな“世間遺産”が、“そのまんま東”ならぬ“そのまんま国東(くにさき)”として残ってたんですね・・・(笑)。

c0001578_18511764.jpgで・・・この“昭和”がそのまんまの“作為”無き素朴な味といえば・・・今、流行の“蕎麦屋”ではなく・・・この商店街の大衆食堂として続く“大寅屋”・・・。

“昭和55年より値上げをしていません。消費税もサービスしています。昔ながらの味と値段を守っています。”と貼紙に記された家業の“所信表明”に見惚れて・・・“食堂”と赤字で書かれたガラス戸をガラガラと開けて店内へ入ると・・・先客となる観光バスの運転手さんやバスガイドさんほかで混みあっていましたが・・・作為無き大衆食堂の趣はそのまんま・・・。

案内された席に腰かけオヤジが注文したのは・・・「ちゃんぽん」350円・・・。

出てきたのはこれこのとおり・・・素朴なやさしい彩りの野菜盛りたっぷり・・・シャキッとしたキャベツ、モヤシ、人参、豚肉、小エビに刻み蒲鉾・・・しっかり“五目”以上が守られて、うす塩で炒められた具沢山です・・・。

麺は・・・ストレート太麺でスープと具と絡んでこそ調和のとれるおとなしい素朴な味わいと食感です・・・。

このうす塩炒めの具とストレート太麺に絡むスープが好いですね・・・淡いスープですが塩味に負けないしっかりした旨味・・・口中で雑じり合うキャベツやモヤシの食感と甘みが引き立つ旨口スープで・・・老若男女に認められた昔ながらの“味自慢”というのも頷けます・・・。

■ ちゃんぽん:大寅屋/豊後高田市新町

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c0001578_1851353.jpg横から近づいて接写すると・・・その具盛りが、どれほどのものか?・・・よーくお判りいただけると思います・・・。


c0001578_18515043.jpg昭和40年までは“宇佐参宮鉄道”の終着駅があり・・・その当時の“時刻表”が飾られていました・・・。

その後も住民の交通手段の要となっている場所“バスセンター”にほど近い食堂ならでは・・・“誰もが愛着をもつ”味・・・そんな“人情”も沁み込んだ「ちゃんぽん」でしょう・・・。

ちなみに・・・焼酎20°(いいちこ)220円、焼酎25°(白波)250円、清酒(西の関)300円、ビール(350ml缶)300円という銘柄も価格も昭和のまんま・・・。


c0001578_199418.jpg“日常”中にある大衆食堂が健在であるということ・・・“街の味”が観光客向けだけではない“健全な味”を失っていないということではないでしょうかね・・・。
by project-beppin | 2007-09-23 19:09 | 美食の街
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