北陸の“海宝三珍”と・・・「福正宗 黒麹仕込 純米完熟辛口」
今年もとうとう“師走”・・・残すところ一月となりました・・・。仕事のスケージュールよりも“忘年会”の日取りが優先の“年の瀬”なんていったら怒られますが・・・いろいろと“今年もお疲れさん”と杯を交わしたい事と人々がいます・・・。

c0001578_11322356.jpg来週からは“外飲み”が続くなぁ~と思っていた昨日(1日)の昼過ぎ・・・突然の宅配に女房殿が出て、受け取った“クール便”・・・“日本海はうまい”と書かれたシールの貼られた青い発泡スチロール箱を開封して吃驚!・・・“ズワイガニ”、“甘エビ”、“ウニ”など・・・。

金沢の知人から届いたこの“サプライズお歳暮”に・・・もちろん、女房殿は夕食の献立を変更・・・それを聞いて“小踊り”したのは、このオヤジでした・・・(笑)。

オヤジは“小踊り”する気持ちで、直ぐさま“玄関”を出て酒屋へ直行・・・金沢の酒を買い求めました・・・福正宗 「黒麹仕込 純米完熟辛口」 ・・・これが合うか?は、夕食のお楽しみと・・・。

そして夕食・・・食卓の彩りも“朱”と“橙”が鮮やかで・・・食欲をそそります・・・。“ズワイガニ”は、コンベクション・オーブンで蒸し直していただきますが・・・“甘エビ”と“ウニ”は、そのまんまを盛り付けて・・・好きなだけ好きなものを食べて好し!と“食卓バイキング”・・・。

蟹“脚”から取り出したり、海老“殻”を剥いたりして・・・無口に黙々と身を食する寡黙な食中風景なのですが・・・口にすると、ホント瑞々しいこの“甘い”身味が堪りません・・・。

酒も“旨っ!”でした・・・清酒で“黒麹仕込”という斬新さが、吉と出るか?凶と出るか?心配でしたが・・・重量感のある“酸コク”と冴えたキレが実直な“辛口”・・・“冷や”でも、キリリと際立ちますが・・・“ぬる燗”が味わいに“余裕”を生み出し“上出来”です・・・。

いただきモノの贅沢な旨さと、地酒の旨さに酔った“夢のような晩酌”・・・北陸の“蟹”と“海老”と“海胆”・・・我が家にとっては“三珍”・・・この季節の“日本海”で獲れる“宝”モノだと思います・・・。




c0001578_1301688.jpgこの“朱白”のストライプに滲むジューシーな“ズワイガニ”の脚身・・・繊細な筋繊維が口中に含んで蕩けるように滲む甘みは・・・もう、言葉になりません・・・思い出すだけで“垂涎”・・・。

実は、醤油に浸け過ぎない方がその旨味が実感できて旨いです・・・。


c0001578_1302910.jpg“甲羅”を取って“カニ味噌”の濃厚な旨さ・・・。箸先に取り嘗めるように食しながら・・・清酒の“冷や”をクイッと呷る・・・恍惚感に浸りながらひたすら絶句です・・・。

c0001578_1304522.jpg脚身にカニ味噌を塗りつけて食するという贅沢・・・。

c0001578_131741.jpg“能登”の“ムラサキウニ”だと思いますが・・・こちらも磯香を纏った濃厚な甘苦みの口解け・・・躊躇わずペロッと一枚を平らげる“口福”・・・。

c0001578_1312593.jpgそれから・・・丁寧に殻剥きして吸い付くように食する“甘エビ”・・・絶妙な身の歯ざわり・・・滑らかな甘みの“触感”と“食感”を味わいます・・・。

c0001578_1313996.jpgそして・・・家族で食べたあとに残ったウニ一枚と・・・脚身から丁寧に集めたカニ身と・・・海老殻から取り集めた甘エビの卵・・・“橙”、“朱白”、“深碧”・・・“海宝三珍”の“トリコロール”・・・酒の肴としては、嬉しい味わいです・・・。

c0001578_1315420.jpg北陸の清酒・・・昔は“加賀の甘口”、“越中の辛口”と言われたとのことですが・・・金沢の地蔵としては大手の福光屋・・・ここのところ、いろんな酒質を揃えているようで、これも“黒麹仕込”という清酒・・・。

アルミタンポで一合ずつ注ぐ“ぬる燗”・・・“完熟醸造”とある実直な辛口にキレのある酸味が冴えるだけでなく・・・幅のあるコク旨味を覚醒させることができます・・・。

晩酌を終える頃には・・・とうとう4合瓶が空いてしまいました・・・。
by project-beppin | 2007-12-02 11:35 | 異郷酒晩酌伝
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