“送別会席”の“春告魚”・・・“シロウオ”
“春分の日”も今日も連日の快晴・・・陽射しも暖かくストーブも片付けようかな?と思いながら車の窓も開けて走りました・・・。昨日、横綱を破って角番脱出の“千代大海”とパシフィック開幕戦“ホークス”の激的な勝利もニュースになって・・・“春”は、確かにやって来た!と・・・。

“送別会席”の“春告魚”・・・“シロウオ”_c0001578_22545878.jpgその前日の19日(水)・・・上司の退職送別の宴が日田の“枇杷の樹”で開かれ、参加したその宴の膳で・・・大分の“春告魚”を初めていただきました・・・。

そう、あの笹簗で誘導して三角網で掬い上げる番匠川の伝統漁有名な“シロウオ”・・・俗に言う“踊り食い”・・・。

頭の丸い“シロウオ”・・・口先が尖った“シラウオ”と混同されやすいのですが・・・全く違った魚種だそうで・・・九州では“シロウオ”こそ“春告魚”・・・。

退職する上司の長年に亘るこれまでの経歴を披露いただいている間にも・・・“もずく酢”の中でチャプチャプと活きの良い跳ね音が聞こえて・・・気になってしまいます・・・(笑)。

乾杯!の発声があって・・・先ずは、この“春告魚”の旬の味を・・・踊り食いですから、“口中”から“喉越し”に到る“触”食感を“ツルッチュル”っと・・・というのが正しいですね・・・。

嗚呼・・・ありがたいことです・・・この春の“生命力”を食せる“清流”の“風土とFood”・・・。

このあとも・・・“風土”の料理に“旬菜”の彩りが添えられ、焼酎と地酒が加わって・・・話も弾んで舌鼓も打つという送別の宴・・・それは即ち、新たな“旅立ち”を祝う宴・・・という“送辞”もあって・・・人生の“武陵桃源”へと向うに相応しい“春”の酒宴となりました・・・。

■ シロウオ:枇杷の樹/日田市隈

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“送別会席”の“春告魚”・・・“シロウオ”_c0001578_22551674.jpg刺身は・・・青モノの“鯵”と、赤身の“トロ”、白身の“鯛”・・・旨みが馴染んだ口あたり・・・実に丁寧な味わいです・・・。

椀物は・・・“蕪”と“シロウオ”と“蛤”・・・春らしい菜魚介の“三白”・・・。

“送別会席”の“春告魚”・・・“シロウオ”_c0001578_22555436.jpgそして・・・日田の“鯨喰い”という風土の食材・・・酢味噌で頂く“尾羽毛(オバイケ)”と“畝須(ウネス)”の薄切り湯引き・・・コレも旨かったス・・・。

“送別会席”の“春告魚”・・・“シロウオ”_c0001578_22561772.jpg蒸し物・・・薄味の出汁が上品な“鱶鰭”入り茶碗蒸し・・・。

“送別会席”の“春告魚”・・・“シロウオ”_c0001578_22562947.jpg揚げ物は・・・手前の“蕗の薹”が春菜・・・。

“送別会席”の“春告魚”・・・“シロウオ”_c0001578_22565412.jpg他にも多彩な料理が出ましたが・・・芋焼酎が好きな上司のリクエストで・・・焼酎は、“最大公約数”を満たす「黒霧島」です・・・もちろん、“お湯割り”で・・・。

“送別会席”の“春告魚”・・・“シロウオ”_c0001578_22571018.jpg日田の地酒・・・熱燗の御銚子は、老松酒造の「山水 上撰」でしょう・・・。

どちらかというとキリリとした辛口の口あたりが・・・盃をついつい重ねます・・・。

宴の中締め・・・日田流“二本締め”・・・
 ♪ ヨォ~ (ちょん・ちょん) 
     ヨー (ちょん・ちょん) ♪
by project-beppin | 2008-03-21 22:57 | 美食の街
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